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いつかはあなたも。介護保険を利用するときに迷わない基礎知識

当ブログへ訪問していただきありがとうございます。

福岡県で理学療法士をしてますkenkenです*

日々のちょっとした疑問や曖昧なことに、"しっかりと向き合い"皆さんにとって有益な情報発信ができるようにお役にたてればと思います。

はじめに

介護保険は、2000年から開始した、高齢者や障害者が必要な介護サービスを受けられるようにするための制度です。 

以下に、押さえておきたいポイントをまとめました。必要なときに迷わないよう、確認していきましょう!!

🔲 被保険者の区分

介護保険には、第1号被保険者第2号被保険者の2つの区分があります。

※第2号被保険者として介護保険を利用するためには、特定疾病に該当する必要があります。

※特定疾病
加齢(老化)との関係がある疾病、要介護状態になる可能性が高い疾病とされてます。

🔲 介護保険を取得するまでの流れ


1. 申請:
市区町村の窓口で介護保険の申請を行います。必要な書類を提出します。

2. 認定調査:
申請後、調査員が自宅を訪問し、介護の必要度を評価します。

3. 認定結果:
調査結果をもとに、介護の必要度が「要支援」または「要介護」として認定されます。

4. ケアプラン作成:
認定後、ケアマネージャーと相談し、必要な介護サービスをまとめたケアプランを作成します。

5. サービス利用:
ケアプランに基づいて、介護サービスを利用開始します。

山ノ内町HP介護認定の手順について より引用


🔲 介護認定結果のみかた

「要介護」とは現在介護が必要とされる状態を指し、5段階に区分されています。介護保険を利用する場合「要介護」の他に「要支援」という区分も設定されています。

ニチイの介護サイト よくわかる介護保険と利用料金 より引用



🔲 介護保険で受けられるサービス

LIFULL介護【はじめての方へ】介護保険制度とは?しくみをわかりやすく解説 より引用
学研ココファン 在宅介護サービスの種類・特徴とは?在宅介護の注意点やメリット・デメリットも紹介


🔲 介護保険が必要な方とは


介護保険が必要な方は、主に以下のような状況にある方々です。

1. 高齢者:
65歳以上の方は、加齢に伴い身体機能が低下し、日常生活に支援が必要になることがあります。

例えば、食事や入浴、移動などの基本的な生活動作が困難になる場合です。


2. 特定疾病を持つ方:
40歳以上65歳未満の方で、特定疾病(がん、脳卒中、心疾患、認知症など)にかかっている場合、介護が必要になることがあります。

これらの病気は、身体的・精神的な機能に影響を与え、日常生活に支障をきたすことがあります。


3. 介護が必要な状態にある方:
日常生活での自立が難しく、他者の助けが必要な方。

例えば、認知症の進行により、判断力や記憶力が低下している方などです。


🔲 介護保険を取得することのメリット


介護保険を取得することには、いくつかの大きなメリットがあります。特に費用に関する点について詳しく見ていきましょう。

1. サービス利用の費用負担が軽減される
介護保険を利用することで、介護サービスの費用が大幅に軽減されます。

例えば、訪問介護やデイサービスなどの利用料金は、介護保険が適用されるため、自己負担は通常1割から3割程度です(所得に応じて異なる)。


2. 多様なサービスが利用可能
介護保険を利用することで、さまざまな介護サービス(訪問介護、施設入所、リハビリテーションなど)を受けることができ、自分に合った支援を選ぶことができます。


3. 経済的な安心感
介護が必要になった場合、自己負担が軽減されるため、経済的な負担が少なくなります。

特に長期的な介護が必要な場合、介護保険があることで、家計への影響を抑えることができます。


4. 家族の負担軽減
介護保険を利用することで、家族の介護負担が軽減され、より良いサポートを受けることができます。これにより、家族も自分の生活を大切にしやすくなります。


おわりに

以上、本日は、自分もしくは家族が介護保険を利用したくなったときに、『迷わない』ように市町村窓口への申請や認定結果、簡単なサービス内容まで紹介しました。

実際、情報量はまだまだあります。
迷うことも大いにあると思いますので、担当のケアマネージャーまたは相談員の方を頼りながらうまく生活を見直してみましょう!

皆さんの日常生活に少しでもお役にたてたら光栄です🦥🍃

最後までご覧になっていただきありがとうございます^ ^

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