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アはアーケードのア

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あいうえお順に1タイトル選んでレトロアーケードゲームの思い出を語ります。気長に継続中。途中からあいうえお順に合わせるのを諦めました。
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#セガ

アはアーケードのア 第40回『テトリス』(1988年/セガ)

セガ版『テトリス』の上級者のプレイを見たときの衝撃

『テトリス』はパソコンのBPS社版と、その少し後に出たアーケードのセガ社版の内容がホントに違っていて、「仕上げかたでこんな別物になるんだ」と衝撃を受けたゲームです。

当時、セガ版『テトリス』のブロック落下速度MAXの段階を初めて見たときに「いやいや、こんな無茶な難易度ないでしょ。対処できるわけない!」と正直思いました。

実際、発売後しばらく

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アはアーケードのア 第37回『三輪サンちゃん』(1984年/セガ)

ターゲット収集型のスピーディなアクションゲーム

 メガドライブミニ2で『三輪サンちゃん』をしばらく遊んでみました。

 当時、とても気に入っていたのに行きつけのお店になく、あまり遊べなかったゲームの一つだったので感激しています。

 プレイしてみて改めて感じたのが、とんでもなくテンポがいいこと。動きがクイックでフィールドの広さもコンパクトなので、短期決戦型であっという間に1ステージが終わる。

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『アはアーケードのア』 第12回『シンドバッドミステリー』(1983年セガ)

『アはアーケードのア』 第12回『シンドバッドミステリー』(1983年セガ)

地中に埋まった宝箱を掘りあてるアクションゲーム 『シンドバッドミステリー』は、俯瞰の固定画面による宝探しアクションゲームです。敵をうまくかわして、穴を掘って迷路のどこか一か所に埋まっている財宝を見つけ出すという遊びです。

 プレイヤーのシンドバッドは、穴を掘ることで、財宝を見つけ出すほかにも、道を封鎖して敵を足止めすることもできます。ただし、穴のあるところは自分も同じように移動できなくなります。

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『アはアーケードのア』 第9回『ゲイングランド』(1988年セガ)

傑作『ゲイングランド』3つの特徴『ゲイングランド』は俯瞰視点の固定画面ゲームです。さまざまな性能を持つ20人のキャラクター(3人からスタートし、捕虜を奪還することで増えていく)を使いわけて、画面に配置された敵、もしくは途中から出現する敵をせん滅していきます。

 『ゲイングランド』第一の特徴として、当時にして20人ものキャラクターが登場することが挙げられます。なかには一見すると性能の差異がかなり小

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