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不祥事・危機管理対応

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2021年9月の記事一覧

不正・不祥事発生後における株主への対応のポイント(株主代表訴訟・株主総会等)

不正・不祥事発生後における株主への対応のポイント(株主代表訴訟・株主総会等)

BUSINESS LAWYERS
『不正・不祥事発生後における株主への対応のポイント(株主代表訴訟・株主総会等)』
https://www.businesslawyers.jp/practices/1064

 不祥事が発覚した場合、その内容の報道により株価が大きく下落することが考えられます。
 会社としては、株主総会その他の場で、不祥事の概要、会社に与える影響、その原因、再発防止策、責任者に対す

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不正・不祥事に責任のある役職員に対する責任追及と処分のポイント

不正・不祥事に責任のある役職員に対する責任追及と処分のポイント

BUSINESS LAWYERS
『不正・不祥事に責任のある役職員に対する責任追及と処分のポイント』
https://www.businesslawyers.jp/practices/1063

 不正・不祥事の発生について役員に責任が認められる場合としては、①役員が不正に直接関与しているケースのほか、②役員が不正に直接関与していないケースであっても、(a) 不正行為に関し、監視・監督を怠っていた

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海外子会社での不正発見のためのグローバル内部通報の制度設計

海外子会社での不正発見のためのグローバル内部通報の制度設計

まずグループ全体をカバーするように窓口を一本化するのか、海外子会社が所在する国・地域ごとに窓口を設置するのか、あるいはその双方を設置するのかを決める必要があります。

また、グローバルな内部通報制度を構築するにあたっては、内部規程・マニュアル等を整備する必要がありますが、海外子会社が所在する現地法令の調査が不可欠です。

そのためには、現地の法律事務所やグローバルネットワークに加入している法律事務

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海外子会社で不祥事が発生した場合の初動調査の留意点

海外子会社で不祥事が発生した場合の初動調査の留意点

子会社や現地の弁護士と連携して、すみやかに調査チームを編成し、事実関係を確認するとともに、関連資料の保全等に着手する必要があります。
特に、現地法令に精通した弁護士等の専門家の助言を得て、社内資料等が秘匿特権の保護対象となるかどうかや、関連資料の保全手順などについて確認したうえで、すみやかかつ慎重に対応することが重要です。

https://www.businesslawyers.jp/pract

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海外子会社で不祥事が発生した場合の海外当局・訴訟対応

海外子会社で不祥事が発生した場合の海外当局・訴訟対応

海外当局対応においては、秘匿特権の放棄や刑事手続における減刑制度など、後に想定される民事・刑事裁判への影響も考慮して方針を検討する必要があります。また、海外当局や訴訟にどのように対応すべきかについて国内および現地の弁護士と相談のうえで十分に検討する必要があります。

https://www.businesslawyers.jp/practices/1387

1. 海外子会社の不祥事に伴う海外当局

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