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環境法

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2022年1月の記事一覧

改正民法施行後の不動産実務(賃貸借・保証・売買)における大きな誤解・悩ましいポイントと他社事例

改正民法施行後の不動産実務(賃貸借・保証・売買)における大きな誤解・悩ましいポイントと他社事例

1.賃貸借実務の誤解・悩ましいポイント
  と他社事例
   ① 敷金・保証金の設定方法・承継方法の誤解

   ② 使用収益不能による賃料減額の減額期間・減額幅の実際

   ③ 貸主による借主(テナント)修繕権のコントロール手法

   ④ 原状回復時の毀損原因紛争とその予防策

   ⑤ 原状回復時に発覚する環境汚染と残置廃棄物

   ⑥ 契約解除に借主帰責性を求めるかどうかの

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M&A・不動産取引における環境デュー・ディリジェンスの重要性

M&A・不動産取引における環境デュー・ディリジェンスの重要性

BUSINESS LAWYERS
『M&A・不動産取引における環境デュー・ディリジェンスの重要性』
牛島総合法律事務所 パートナー弁護士 猿倉健司

 発見された汚染・廃棄物の除去費用が10億円を超えるような事例も多数みられるほか、取得した不動産から汚染が流出・拡散するリスクもあります。その一方で、取引の相手方に対する法的手続には時間とコストを要するうえ、請求額のすべてが回収できるとは限りません。

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(解説)建設現場におけるアスベスト被害の補償と法規制

(解説)建設現場におけるアスベスト被害の補償と法規制

猿倉健司弁護士が、建設現場におけるアスベスト被害の補償と法規制に関して、AIG損害保険株式会社のホワイトペーパー(「建設現場におけるアスベスト被害の補償と法規制」」)に寄稿しました。

「建設現場におけるアスベスト被害の補償と法規制」(2022年1月4日)

国土交通省の発表 によると、アスベスト含有建材が使用されている建物の解体工事は急激に増加してきており(2018年は約6万棟)、そのピー

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専門分野がニッチから旬になった猿倉弁護士が提言 「環境リスクは他人ごとではない」 

~熱海盛土問題・豊洲土壌汚染問題ほか~

専門分野がニッチから旬になった猿倉弁護士が提言 「環境リスクは他人ごとではない」  ~熱海盛土問題・豊洲土壌汚染問題ほか~

環境リスクに関する猿倉健司弁護士のインタビュー記事が「MIRU -Metal・Information・Resources・Universe- 」に掲載されました。

専門分野がニッチから旬になった猿倉弁護士が提言 「環境リスクは他人ごとではない」 
~熱海盛土問題・豊洲土壌汚染問題ほか~

               (略)

「違法な盛土によって周辺の人間に被害が及ぶことが予見可能であったと言

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弁護士が見た〝中国人スクラップ業者〟問題の法的見解

~千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例、スクラップヤード条例と別府マンション事件ほか~

弁護士が見た〝中国人スクラップ業者〟問題の法的見解 ~千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例、スクラップヤード条例と別府マンション事件ほか~

再生資源物の屋外保管に関する猿倉健司弁護士のインタビュー記事が「MIRU -Metal・Information・Resources・Universe- 」に掲載されました。

全国初の千葉市条例のポイントは? 弁護士が見た〝中国人スクラップ業者〟問題の法的見解
~千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例、スクラップヤード条例と別府マンション事件ほか~

               (略)

 スク

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