必要なのは・・・3つの柱(ビジネス編)

自分でビジネスを行う上で最低3つの収入源を確保してからスタートすることをお勧めしています。
これは私の経験をもとにしていますがあながち間違えではないと考えています。

3つの収入源と言っても・・・
全く別の分野ということではない。私の本業を例にする。
①木造住宅新築工事
②バリアフリーリフォーム
③リノベーション
他にもあったが今回はこの3つの説明をしていく。

①木造住宅新築工事(注文住宅)
〇金額が大きい
〇安定的に仕事がある(数カ月)
〇流れがある為、工事・段取りが楽
〇信用を得やすい(会社として)
×資金繰りの検討が必要
×年間棟数が少ない
×工事(仕事)に入るまでが長い

②バリアフリーリフォーム
〇信用を得やすい(個人として)
〇工事までの期間が短い
×金額が小さい
×緊急を要する場合がある
×立ち合い・打合せなどが多い

③リノベーション
〇ある程度まとまった金額となることが多い
〇打合せから工事までの期間が比較的短い
〇工事から金額になるまでが比較的早い
×立ち合い・現地調査・確認が増える
×解体してみないとわからないことが出てくる

など・・・3つのビジネスをあげて、各々のデメリットを他のメリットでカバーできるように考える。
(当時はそこまで考えていたわけではないが結果としてよかったので後付けで。)
これは個人でも企業でも同じで何かを始める時には3本の収入源や3本の柱があると経営が安定する。

更に今回のようなことが(コロナ)起こっても全てが止まることは、
ほぼほぼありえないので売り上げが減ったとしてもなんとか繋いでいけます。
また取引先も偏ってはいけないと感じています。

①エンドユーザー
②同業種の法人
③他業種の法人

①エンドユーザーは今回のような事態になると腰が重くなる。
②同業種の法人の賃貸不動産なんかはどちらに転んでも動きがある。
例えば・・・事業縮小に伴う貸テナントの撤退。→原状回復工事
      この時期だからこそ動く →リノベーション
③他業種の法人 どこかの業種が停滞すると、違う業種が活性化する。

経済が動かないことはまずありえない。どう経済が動くかを予測するよりもどう動いても対応できるような環境を整えることが必要になります。偏ったビジネスは安定すれば、とても楽になりますが、なにか起きたときに対応がしづらくなる。
今回の状況でよくわかったのではないだろうか。何も起きない時代が終わってしまい常に何かが起こるような時代に突入したと考えられる。

そしてさらに少し冷たいというかフラットな視線の話をすると偏ったビジネスをおこなっていた業者が今回のような変化に対応できずに倒産などをしたときには、その会社の顧客が残っている会社に流れることが世の中の常識としてある。ビジネス用語で残存者利益というらしい。
要はどんな状況になっても生き残ってさえすれば必ず良い方向に向かうはず。やまない雨はない。これは経済が止まらないことを前提としている。

そしてもう一つ思ったことが事業をしていく上での横のつながりは広くしていくことも同時に必要になる。
これは取引先を広げる動きに少し似ているのかもしれない。

もちろん様々な事業を行うことは容易なことではない。
しかしこれを期に考え方を広く持つことで今後も繁栄していけると思う。そして私は建築という分野でも様々なことをやっていくつもりだが建築という分野を超えて色々なことに挑戦したいと考えている。

その動きこそが、これからの時代必要なるし、
違う視点から物事を考えられるようになる。もっともっと自由な発想と行動が必要ななってきていると考えている。
そして自然とブランディングされていくのではないか。
このような考えができる経営者はどれくらいいるだろうか。

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