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【040】あれからもうすぐ10年!「震災」を取り扱った映画7選(邦画)

こんにちは。


連日「震災」をテーマに記事をいくつか作成してきましたが


今日はその「震災」を題材にした邦画を7つ紹介したいと思います。


それではいきましょう。


※作品中に津波や震災に関わる映像が流れます。気分が悪くなる場合は視聴を速やかにお辞めください。




1風の電話



岩手県大槌町に設置された、会えなくなった人に思いを伝えるための「風の電話」を題材に描くロードムービー。東日本大震災で家族を失った主人公が、さまざまな人と接した後に風の電話を訪れる。この作品を観賞した後、私は劇場の席をなかなか立ち上がることができませんでした。主人公のハルを演じたモトーラ世理奈さんのラストの電話のシーンは、セリフを決めず、全てアドリブ。西田敏行さん・西島秀俊さん・三浦友和さんと豪華俳優陣が認める…。とにかくモトーラさんの存在感が光る、代表作と言える1本です。





2#ハンド全力



ハンドボールを題材にした青春コメディ。熊本地震をきっかけに遠ざかっていたハンドボールに再び向き合う高校生たちの物語です。SNSは廃部寸前の男子ハンドボール部を助ける救世主になれるのか?主演に加藤清史郎を迎え、醍醐虎汰朗、佐藤緋美、坂東龍汰、鈴木福、岩本晟夢などの若手俳優陣が登場し、ハンドボール選手の宮崎大輔も出演しています。この作品はある意味若者へのSNSの恐ろしさを伝えると共に、頑張ることの大切さを教えてくれる作品です。 部長の島田役を演じた佐藤緋美(さとうひみ)さんは、浅野忠信さんとCHARAさんのお子さんになります。この作品で彼の存在を初めて知りましたが、すでに独特なオーラがあり、存在感抜群です。普段のモデル業とは別人のようです。今後さらに注目していきたい俳優さんです。






3マリと子犬の物語


2004年に起きた新潟県中越地震の実話の物語です。ある日、主人公の少女、彩が原っぱで捨て犬を拾い、子犬はマリと名付けられ、家族の愛情を受けながらすくすくと成長します。しかし、喜びもつかの間。想像を絶する悲劇が襲い、家族とマリは離れ離れになってしまいます。果たして犬のマリと家族は、再び一つになれるのか…。とにかく、マリ(犬)を演じたイチの喜怒哀楽の表情がとてつもなくすごいです。動物を扱う作品はいくつかありますがこの演技?は個人的に神がかっているように思います。そして、子役の佐々木麻緒さん・広田亮平さんの演技も光っています。佐々木さんは、実写版の火垂るの墓での節子の演技が今も忘れられず、、引退されたのが残念でなりません。また広田さんは、現在24歳となりドラマや映画に出演しています。実写版「魔女の宅急便」を見た時、トンボ役を演じてましたが、大きくなったな〜とちょっと感情深かったです。youtubeもされてるみたいで、歌もうまかったの知りませんでした!






4浅田家!


この作品は予告を見ずに劇場で鑑賞しましたが、観始めた時、最初はコメディ?なのかなと思いました。前半は笑えるシーンが多く面白い印象でした。しかし、物語が進むにつれて、主人公・浅田政志(二宮和也)が写真家として活動を始め、たくさんの人と出会う中で「一生にあと一枚しか、写真を撮れないとしたら?」という場面に出くわします。そこで“一風変わったコスプレ家族写真”を軸に、思い出の写真を撮り始め、そこで東日本大震災が起こります。もう後半は、涙涙で言葉になりませんでした。二宮さんの演技はもちろんなんですが、菅田将暉は完全に俳優オーラを決して一般青年に染まっているし、「風の電話」にも出演している渡辺真起子さんの味のある演技も好きです。ぜひハンカチをご用意してご覧ください。きっと、写真っていいな!と思えると思います。





5Fukushima50


2011年3月11日に起きた東日本大震災。誰もが連日のニュースで目撃した「福島第一原発」あの日から連日沢山の混乱があった中で、報道だけではしれなかった危機的状況を豪華キャスト・スタッフ、日本映画最大級のスケールで贈る超大作となっています。原発内に残り、事故の収拾にあたった地元福島出身の作業員たちは海外メディアからFukushima 50(フクシマフィフティ)と呼ばれ、あの中で本当は何が起きていたのか?少し知ることができます。映画は所詮作り物。と言われてしまえば、それまでかもしれませんが、たくさんの意見がある中で形として後世に残る作品が出来て私は良かったと思っています。






6弥生、三月-君を愛した30年-




運命で結ばれた弥生(波瑠)と太郎(成田凌)の二人の30年を3月だけで紡ぐ、激動のラブストーリーとなっています。こういう脚本って斬新ですよね。洋画だと「ワン・デイ 23年のラブストーリー」に近いのかな?ギリ昭和に生まれた自分でもどこか懐かしく、2人が昭和、平成、令和と時代を跨ぎ、運命に翻弄されながら、悩み歩き続ける姿にグッときます。主題歌は波瑠さんと成田凌さんが歌う坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」となっていますが、震災の時テレビCMでも流れていた曲ってこともあり、あの頃。を思い出します。コロナウイルスによる緊急事態宣言がなければ劇場で聞きたかったです。






7糸


もう曲が珠玉の名曲「糸」というだけで名作の予感がしますが、「弥生、三月-君を愛した30年-」同様2人の歩みを平成史とともに丁寧に描かれています。菅田将暉×小松菜奈がW主演にそして榮倉奈々・斎藤工ほか豪華共演陣集結しています。もう「糸」「ファイト」など曲がベストなタイミングに流れてくるので、それだけで映画館でグッときて、余韻に浸りながら帰宅したことを覚えています。この中で、病気と闘う榮倉奈々さんの役作りのための7〜8キロ減量したのも驚きですが、あまりカット数が多いわけではありませんが震災から7年が過ぎても津波のトラウマに悩まされている利子(二階堂ふみ)の演技が今も忘れられません。ぜひ物語全体に合わせて、そこにも注目してほしいです。




以上7作品。

いかがだったでしょうか?

少しでもこの記事を見て、興味を持ってくれたら嬉しいです。

それでは今日もありがとうございました!











こんにちは。今日は記事を読んでくれてありがとうございます!20代少し仕事を頑張りすぎたみたいで、抑うつ状態になりました。現在人生の雨宿り期間中。日々の何気ない出来事。感じたこと。好きな映画のこと。発信していきます。また読みに来てくれたら嬉しいです!