見出し画像

地球温暖化の原因が明らかに "人間" or ”自然"

私達の責任かどうか、ようやくはっきりと根拠が示されました。今回はそのことについての記事になります。


地球温暖化が進めば進むほど、世界各地で熱波豪雨といった「極端現象」の頻度や強さが増す事が判明しています。

先日の日本各地の記録的な豪雨も温暖化の影響かもしれません。

画像1


 ”地球温暖化” の原因には次の二つの説がありましたが、どちらが正しいのかずっと不明でした。


1   単なる「自然現象」という説

2   私達「人間の活動」が原因だという説。

それぞれを言い換えれば、

前者は人間の責任ではない
後者は人間に責任がある

と言えると思います。

もし私達人間に責任があるなら、即原因となる活動を改めなければならないという事になるのですが、専門家の間で長年議論がかわされる中で、温暖化は加速して来ました。


〜原因は本当に私たち人間なの?〜

画像2

(Photo by Marek Piwnicki on Unsplash)

世界各国の科学者でつくる国連IPPCが2021年8月9日に初めて原因を断定。この議論に終止符を打ちました。

「人間の影響が大気、海洋および陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」と。

【原因が明確になり改善が加速】

原因が不明確なままではいつまでも、”地球温暖化” という課題を的確に解決することができませんでした。もしこのまま解決できなければ、私達は地球に住み続けることができなくなってしまいます。

〜地球温暖化対策ってつまり何?〜

地球温暖化の原因は、主に空気中の二酸化炭素とメタンガス等(温室効果ガス)が増えすぎたのが主な原因です。

これらを増やしてしまったのは私たち人間の責任。これまでの私達の活動を改め、今から何ができるかを考え、即実践していく事が求められています。

これは世界の問題なので、現在世界中でこの二酸化炭素を昔の状態にもどす取り組みが急ピッチで進んでいます。

そこで現在、日本を含む120か国以上の国が、2050年までのカーボンニュートラル実現を表明しています。

〜カーボンニュートラルとは〜

カーボン=炭素
ニュートラル=中立、多くも少なくも無い状態

「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」

これは2020年10月におこなわれた、菅総理の所信表明演説の内容です。

日本が目指す「カーボンニュートラル」は、宣言の通り二酸化炭素だけでなく、メタン、N2O(一酸化二窒素)、フロンガスを含む「温室効果ガス」を対象にするという意味になります。

また「全体としてゼロに」とは、「排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする」ことを意味します。

つまり、排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいということ。

そのため、排出せざるを得ない分については、それと同じ量を「吸収」または「除去」することで、差し引きゼロ、を目指すという事です。


〜私達はどうすればいい?〜

まずは正しい情報を収集し知ることからはじめましょう。そしてそれを周りの大切な人へ発信し知らせていきましょう。

そして、再生可能エネルギー(太陽光や風力)の電力を活用し、石油由来のエネルギー(発電所の電力)を無駄にしないように暮らしましょう。その他にも日々の暮らしの中でできることはたくさんあります。

すでにたくさんの企業が持続可能な社会の為に、SDGsカーボンニュートラルに取り組んでいます。そのような企業の商品やサービスを選択することも大切な取り組みになります。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?