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個人飲食店の始め方〜⑥さあオープン目前

すっかり秋ですね。
何度でも言いますが、この季節が大好きすぎて紅葉し始めたら、
1人で夜の清水寺行こうと思っています。

芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、、
皆さんの好きなものは何でしょうか?

前職の影響もあるのですが、僕は「読書」が大好きで、
時間が無い今も2日に1冊のペースで本を読み続けています。

これは自慢でもなんでもなく、皆さんがゴルフや麻雀、お酒や映画を
「趣味」とするように読書が趣味です。

好きでも無い女の子と飲みに行ったりするくらいなら、本を読みたいです。
(絶対彼女できない)

新卒の時は語彙力が無さすぎて、色んな先輩方から「お前はなんでもいいから本を読め」と言われてから、
すっかり読書の魅力にハマってしまいました。

僕がいかに彼女ができなそうな根暗か少しでも皆さんに伝わったところで、
本題に移ります。。。

オープンが近づいてきて始めること

さあここまでの記事の内容を実践してきたら、オープンを迎えるだけ!
と思いきや、ここからが本番です。
細かい内容を抜粋してここからはお伝えします。

お皿買った?

いきなり細かい内容ですが、お皿買いましたか?
ニトリとかでも最近はオシャレで可愛いお皿は売っていますが、
やはり専門のお店をまずは見に行って、なるべくここで購入しましょう。

お皿は本当にバカにできなくて、料理がどんなに美味しくても、
お皿と盛り付けでいくらでも不味くなります。

小さいお皿から、大皿、取り皿まで、
自分のお店が何席で、どんなシュチュエーション(宴会多めとか)で使われる想定で、
どんなメニューを出す予定なのかを考えて、少し余裕を持って購入しましょう。

お皿が割れたり、洗い物をしたり、満席になった時にお皿がなくなることは、
絶対に避けないといけません。

専門店のお皿
試作とともに盛り付けの練習
練習②(色んなお店に行ってお皿と盛り付けを見る)

周辺の居酒屋さん、お店に挨拶した?

周辺のお店の方々は最強の味方です。
近隣の方と仲良くできると、特に田舎の飲食店では、
周辺のお店が勝手に良い口コミ、宣伝をしてくれます。

ネットやチラシなどの広告も良いのですが、
やはり地方や近隣の方が来てくれるような居酒屋では、
地域の方の口コミが最強の広告になります。

僕らもオープン前から口コミが広がり、
周辺の居酒屋さんが業者を紹介してくれたり、
色んなものをくれたり、貸したりしてくれました。

何より最終章で細かく記載しますが、
売上を上げるためには自分達の店舗だけが頑張っても難しく、
その地域、商店街、近隣店舗の協力のもと、みんなで周辺を盛り上げる必要があります。

また自分達の店舗が1階で2階以上が住宅の場合、もしくは道路を挟んで向かい側、隣の建物が住宅の場合も、
挨拶に行きましょう。内装工事は意外とうるさいです、、

とにかく事前の挨拶はメリットしかありません。
というより、個人的には日本人、社会人として当然のマナーです。

オープン前営業してる?

周辺の企業、施設などは言い方が悪いですが、太客になってくれる可能性が高いです。

「営業」というと気が引けますが、こんなお店を新しく出しました!
という挨拶だけでも行くようにしましょう。

その際、飲み会係、決裁者の方が不在のケース、対応してくれないケースの方が多いです。
A4サイズくらいのお店のチラシを作って持っていくと、対応してくれた人も共有しやすいので持参しましょう。

バイト募集してる?

もし自分達だけでお店を回せないのであれば、バイトを早くから募集しましょう。
その際、バイトの子が働きたくなる雰囲気作りやユニフォーム、お願いしたいことは、
お店側でまとめるようにしてください。

「言った事やってくれない」
「思った通りに行動してくれない」
、、こういう意見はあなたの勉強不足でしか無いです。
黙ってマネジメント、優しく分かりやすい伝え方、人をやる気にさせる方法等の本を今すぐ読んでください。

SNS開設した?

特に東京都内では、今の若い人たちはInstagramなどのSNSでお店を検索して探しています。

お店の写真や料理の写真などを定期的にあげられるようにしましょう。
最初は使うのが難しくても、やってみれば少しずつ慣れてきます。

参考URL
https://kobot.jp/kobotcolumn/2021/04/09/instagram-for-restaurants

プレオープン

プレオープンというお披露目会みたいなものが、飲食店には存在します。
開店前にお試しで料理やお酒を振る舞うものなのですが、通常は1日、2日間ほど行うケースが多いみたいです。

その際にお祝いを持ってきてくれる方々もいるので、
お名前は控えておき、お礼ができるような準備もしておきましょう。

余談(居抜き店舗)

内装の内容で触れ漏れていたのですが、前テナントの内装が残っている、
「居抜き物件」というものが存在します。

■メリット
・内装工事費用を削減できる
・工事期間が多少短くなる

■デメリット
・前テナントの印象が強く残るため、イメージを変えにくい
・レイアウトなどを変更しようと思うと、費用がめちゃくちゃかかる

個人的にはキッチン周りや、トイレなどの設備を残した半居抜きのような物件を見つけることがおすすめです。

最後に

ずらずらと箇条書きしてしまったのですが、細かく補足すると、
この倍は工夫するべき点は余裕で出てきます。

今後開設するTwitterやInstagramなどの個人アカウントでも質問は受け付けられるので、
気軽に連絡ください。

飲食店は地味な仕事が多く、華やかな職業とは言えないかもしれません。
それでも、お客さんが喜んでくれる姿を見たり、たくさんの方が足を運んでくれると、
疲れも吹き飛ぶくらい嬉しいです。

これから飲食店を挑戦する方や、将来料理人、飲食店経営が子供たちにとってキラキラするものになるように、
そして今現在苦しい思いをしている飲食店の方々に光を灯せるように、
これからたくさんの事に挑戦していきます。

次回は僕が力を入れている接客について書いていきます。
冬の足音がそこまで聞こえてきていますが、皆さんでやり切って悔いのない、最高の年末を迎えられるよう頑張りましょう!

光の中を一人で歩くより、闇の中を友と歩きたい。
byロマンチストこじらせおじさん。

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