見出し画像

小劇場界隈プロデューサー→カメラマンへの依頼方法(トラブル事前回避) 第一話 考え方のギャップ編

どうも。

本日は、
小劇場界隈プロデューサー→カメラマンへの依頼の諸々の依頼方法がわからず、トラブルになっていたり、トラブルにならなくてもどちらかがイラッとしていることがあるなーと思ったので、事前にお互いの許せないところ、もしくは気になるポイントがどこなのか?っていうのがわかっていれば、トラブル回避もできるかなーと思って、筆を取りました。

ちなみに、私はどちらも経験がございまして(そんなに大きくはないです、本当に小劇場です)、一応双方の気持ちがわかるので、どちらの言い分もわかるなーというところでございます。

弊社HP↓
https://dostres.themedia.jp

さて、まず大前提。
近年は小劇場界隈でもビジュアル撮影をすることがほぼ当たり前になってきていますよね?(ないところももちろんありますが、、)

ビジュアル撮影をするメリットは、
チラシなどによる宣伝効果、グッズ制作によっての収益アップが見込める。
などが挙げられますかね。

デメリットはお金の面でしょうか。デメリットというか、リスクか。
撮影にかけたスタジオ代、カメラマン代、ヘアメイク費、時間。こういったものが、回収できなかった時に、予算を圧迫します。
なので、回収が見込めない時や時間がないときは撮影するかしないかの判断をきちんとしなければなりません。

そして、2.5次元の台頭、カメラアプリの進化などによって、低コストでも高クオリティの写真が世に出るようになりました。
逆にいうと、皆様(キャスト、スタッフ、お客様)の目が肥えてきているのでそれ相応のクオリティを小劇場でも求められます。

当然と言えば当然ですが、プロデューサーからしたら大変ですよね。
予算はないけど、高クオリティのものを提供しないといけない。
そうしないとお客様が足を運んでくれない。そして、グッズも買ってくれない。赤字になる。
そうなんですよね、、、わかります。

じゃあその予算がない中でも高クオリティを叩き出さなければいけない。
絶対的にカメラマンorレタッチャーとのコミュニケーションが大事になります。

そこで、どう依頼したら滞りなく行くのか、相手方が嫌がらないのか?
ヒントをお渡ししようと思います。

ちなみに、このお話は、予算と時間があれば全て解決します。
予算がない中、ギリギリの戦いをする際に、どう依頼をすれば問題が起きにくいのか?というお話です。

まず、ここからは私の主観ですが、小劇場界隈カメラマンは大きく分けて3つあると思います。(偏見も含まれます)
①写真を撮ることが大好き、いつも写真を撮っている→職業にしている
②ガジェット大好き、カメラを触ったり集めるのが大好き
③職業として割り切っている、普段は写真撮らない

かなり偏見も含まれ、もっと細かいグラデーションがあることはわかってますが、
写真に対してのこだわりが①に近いほど強い傾向にあると感じています。
(こだわりが強いことはクリエイーターとして悪いことではない、むしろ良いこと)

こだわりが強いほどやはり許せないことが多く、依頼も慎重にせねばなりません。
具体的に、どこにこだわりが発揮されるのか?ということなのですが、
撮った写真が【作品】であるか【商品】であるかの認識の違いみたいなところが大きいかと思います。

やはり【作品】であれば、それが自分の撮った写真だし、世の中に出るには自分の名前を出したいし、自分の名前で検索された時に下手だと思われたくない、変な加工がかかった写真だと思われたくない。当たり前ですが、そんな思いになります。

対照的に、③のタイプのカメラマンは、割り切っていることが多く、写真を撮る際には100%やります。納品したら自由にしてください。ただ、何か変更加えるときは一言くださいね。くらいの人が多い気がします。

ここの考え方のギャップが不和を生み、問題になることがあるなと感じます。

プロデューサーの皆さんは、
どちらかというと【商品】だと思っていませんか?

その写真はカメラマンにとっては【作品】なのです。

まずはそこを踏まえて依頼せねばなりません。

それがまずは第一歩です。

長くなりそうなので、まずは第一話としてここまでにしようかと。

続きは第二話で。
第二話はもっと具体的な話になります。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?