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文化庁の支援に成功した一例

とにかく面倒くさい!!

難しそう!

これが最大のハードルです。

そうです。私はそれと向き合いました。

がんばりました。

でも、プロデューサーとして舞台を主催するからにはそれは必要不可欠でした。

なんとか頑張ったから、同じような志を持った方のためにここに一例を記します。

※実際に自分が申請した時の情報なので、古かったらごめんなさい。

次の締め切りは2020/12/11(金)17:00だそうです。急げ!


まず前提としてどんな規模感の舞台だったか↓

最大120名入る劇場

客席はコロナの影響で最大50%にしなければならず、

最大60名×9公演。つまり最大キャパ540名。

小劇場ですね。まさに。

私の活動形態は個人です。共同主催ではなく、個人主催です。

これに当てはまる人は参考になるかと。


そして、文化庁の資料が周りくどくて、読むの大変だし、内容理解に時間をかけないといけないので、簡潔にやることをまとめました。


【やること】

①事前確認番号を取得する(これあるとかなり楽)→返事がすぐ来るとも限らないので、今すぐやって!

②文化庁のHPから申請をする→12/11(金)17:00までね!

https://keizokushien.ntj.jac.go.jp

③各種資料をダウンロードして、作成、アップロードする


【やること詳細】

①事前確認番号を取得する

これは役者である私はこちらより取得しました!

→日本俳優連合

HPのトップページに申請方法があります!簡単ですので、今すぐ実行!!


②文化庁のHPから申請をする

https://keizokushien.ntj.jac.go.jp

申請区分はAー② これだと最大150万円まで補助が出ます


③各種資料をダウンロードして、作成、アップロードする

ちなみにこの資料とは内容を諸々理解するための資料と、提出用資料があって、

最悪、提出用資料(事業計画書(所定様式Excel))だけあればいけます!

ただ、これが面倒臭い!ここで挫折する人が多い!

一応説明の文章もあるんだけど、わかりづらい!!説明不足だし、説明してない単語とかも出てくるから、それが本当に不親切!!

何をどこに申請すればええん!?この単語なんなん!?

ってなるからここを細かく説明していきます。


まずこれね。

【ICT】ってなんやねん!!!

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急に出してくるなや!なんか新しい単語を!!あたかも皆さん知ってますよね?みたいなテンションで出してくるなや!!!


私ググりました。

ICTとは

ふむふむ。舞台で言うと、配信とかを利用した場合の経費ってことね。それはこれに当てはまるのね。

よし、次いこ。理解したわ。


次に経費をどこで申請すればいいのか?これが困るはずです。

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舞台だと、多分申請が簡単で、且つ経費として大きいところは

1小屋代 2稽古場代 3スタッフギャランティ

だと思うので、主にここを経費として申請していきたい!はず


私が申請した例はこちら

①稽古場代 ②消耗品費 ③スタッフギャランティ

では、何をどこに記入すればいいか

①稽古場代→借損料

借損料

稽古場にはICT(※上記参照)はないので、無しの方に記入しました。

そして、ここでまた注意点が!

選べる

ここね!ドロップダウンで選べるようになってるんですけど

スクリーンショット 2020-12-06 20.40.04

これ何の数字なん!?って普通になります。

これはここ(募集案内Iより)に記載されている番号とリンクしています。(ちなみにExcelにはこの説明も書いてない)

番号対応票

なるほど〜

まあ基本⑴②を選んでおけばよくて、コロナ対策のところは⑵を選べばいいのね。

(これを理解するのに色々資料を読み返して相当時間を要した)

ということで、話は戻って、各記入例はこちら

①稽古場代→借損料

稽古場

②消耗品費→消耗品費

消耗品費

※⑵コロナ対策でかかった経費は最大50万円まで申請できます。これにはかかった経費の2/3などの制約はなく、100%返ってきます。

③スタッフギャランティ→雑役務費

雑役務費

※ギャランティは、賃金や謝礼金で申請したくなるんだけど、上限が決まっていたり、時間によって経費が変わってくるので、外部委託として雑役務費で申請することをお勧めします。

ちなみに、Excelの行が足りなくなるはずです(ここもマジ不親切)。

ご自身で行を追加してください。PC苦手な人はこれも苦痛だよね。

やり方↓


そして!!ここが最後の注意点!!

消耗品費注意

①の部分は自動計算で入っていくんだけど(何も手を加えることはない)

②の部分は何故か手入力!!

なんで!!!!!!!

片方が自動計算だと、もう片方も自動計算だと思うし、そこに入力しなきゃダメみたいなことは書いてない!!

(ちなみにこれで再提出になりました・・・。)

支出総合計

支出総合計も何故か手入力だから気をつけろ!!

それを記入して再提出してくださいって言われるぞ!!


これで一番面倒くさいところの解説は終わりです。

↑⑴支出額合計が150万円前後、⑵支出額合計が50万円までになっていれば、申請が通るはずです。(⑴に関してはかかった経費の2/3なので、最大100万円返ってきます。申請額が150万円前後でなくても大丈夫)


この制度の最大の問題点は、給付金ではないため、主催が一度経費を払った上で後からお金が返ってくる。つまり、初期費用がなければどちらにせよ厳しいということです。

さらに、申請が通っても、事業を行った後にまた報告書を提出して、それをまた審査して審査が通り次第お金が振り込まれます。

なので実際に手元に入金されるまでに相当な時間を要します。

参考までに

申請完了:2020/8/26

審査通過:2020/10/02

活動報告:2020/10/30

振込:2020/12/06時点 未だ振込なし


あとはとにかく!!

申請書類とか、説明書類とか、なんかもう全部が不親切!!!

予算めっちゃ余ってるそうで、申請した方が絶対いいとは思うけど、いくつものハードルがありすぎ!!そりゃみんな挫折するよ!!

正直そう思いました。


この文章でもわかりづらい部分とか多いと思いますし、説明がベラボーに上手いわけでもないので、是非申請したい人は相談してきてください。

みんなで頑張っていこう!

また報告手順については後日載せようと思います!

とにかく時間がないから

申請を急げ!!!!

締め切り:12/11(金)17:00


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