メンタルの大切さ

　今回のテーマは「メンタルの大切さ」です。ボラスフットボールクラブの選手だけではなく、サッカーをしている多くの人たちから、「守備で大切なことって何ですか？」と聞かれることがあります。

　僕は、守備でも「テクニック」「スピード」「フィジカル」「ブレーン」すべてが大切だと考えています。具体的には、例えば「足を揃えない」「自分が守るべきスペース内の、どこにボールと相手が来ても対応できる位置」「どの方向にも動ける準備」などがあります。

　ただし、忘れてはいけないのが「集中力」や「冷静さ」といったメンタル面です。メンタルってめちゃくちゃ大切だと思います。

　例えば、手すりが無い普通の橋があって、「そこを渡ってください」と言われて、渡ることができる人は多いと思います。ですが、同じ橋でも下に巨大なサメが泳いでいると言われると、渡れなくなる人がいます。全く同じ橋でも、プレッシャーがかかると同じパフォーマンスができないというのは、スポーツでも同じです。

　僕は、守備は「足を止めないこと」がとても大切です。常にポジションを修正して、身体の向きを整えて、準備し続けることが大切です。動き続けなければなりません。

　ですが、「１つのミス」「チームメイトからの声」によって、プレッシャーがかかると、足が止まってしまうのです。動きが急に鈍くなるのです。ミスをした後の動きは、悪化することが多いです。

　「身体を動かし続ける」「頭で考え続ける」という２つができれば、守備はレベルアップします。身体も頭も大切で、どちらかが欠けてはいけません。この２つが動いていれば、「認知」して「思考」して、一番良い「判断」をして動くことができるのです。

　メンタルをコントロールして、身体を動かす、頭で考えることができれば、良いプレーはできるようになります。メンタルをあまく見ないことが大切です。

　ミスは、過去に戻って解消することはできません。できることと言えば、プレーし続けることだけです。プレーし続けていれば、良いプレーができるかもしれません。やめてしまったら、それ以上はありません。だから、身体を動かし続けて、頭で考え続けることが大切なのです。

　これで、自分のできることは一気に広がります。メンタルは、スポーツにおいてとても大切です。メンタルをあまく見ると、プレーは良くなりません。ミスは過去に戻って消すことはできないので、やり続けて少しでも良いプレーをするべきです。その先に、きっと素晴らしいプレーがあります。

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VORAZ FUTBOL CLUB(ボラスフットボールクラブ)は、スペイン産ポゼッションフットボールを体現する、滋賀県大津市のサッカークラブです。現在は、日本サッカー協会にチーム登録し、滋賀県・社会人サッカー連盟に加盟しています。活動の場は、主に日本サッカー協会主催の関西社会人サッカー・滋賀県社会人サッカーリーグ戦です。

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