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当社の会議は2時間30分

以前にも書きましたが、私の会社の会議は
クッッッソ長いのです。(写真は関係ないです、
娘と東京旅行のときのもの(笑))

ですが、今回はその話ではなく「トヨタの会議は30分」
山本大平 著 を読んで思ったことを書きます。


さて、タイトルからは会議の時短方法にフォーカス
した内容なのかな?と思われるかもしれません。

確かにその部分もありますが、大きく見ると
会社内でのコミュニケーションに視点を置いた
生産性向上のための指南という感じです。

感想としては割とやさしい言葉で書かれているため
理解がしやすく、テンポよく読み進められるので
全体として伝えたいことがよくわかりました。


目次としては、

1.時短に役立つ仕事術
 (会議、打合せなど)
2.確実に相手を射抜く・仕留めるコミュニケーション術
 (資料作成、プレゼン、メール等)
3.本質思考
 (効率的な仕事の大前提となる心構え、スピリット)
4.後進に伝える力・教育力
 (OJT,学ぶ心構えなど)
5.良好な人間関係の構築能力
 (コンフリクト・マネジメントなど)
6.人としてのあり方
 (人間力、生き方、ポリシーなど)

中でも刺激を受けたのは、3章 本質思考より

「空気を読む力はあるけれど、あえて読まない判断をするやつこそが、本当に『空気の読めるやつ』なんだ」

というところ…つまり、議論の際は余計な忖度をせずに、
ストレートに意見をぶつけあえ! という事です。

とかく、最近の風潮ですが何かあればパワハラだモラハラだと
小うるさい世の中です。

これに対し、本書では目的を見据えて真っ向勝負する
ための最短ルートを見つけるためには、多少の摩擦は
厭わない。というストロングスタイルな仕事方法を
再認識させてくれると思います。

私も会社員として思うのですが、あらゆることに
気を使いすぎて意思決定が遅くなったり、
遠回りをする事が多いのではないかと。

バランスは大事ですが、明日からは私も
世界のトヨタに見習おう。


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