子育ては心理学でラクになる
子育てはほんとうに大変です。
大して何もしていませんが、考えれば考えるほどどうしたらよいのか悩むことが沢山あります。
こういう場合はどうすれば正解なのか、ある程度正解はあっても必ずしも100点は絶対ないし、個人の考え方によっても沢山の違いがあります。
さて、最近子育ての本を意識して割と読んでいるので今回読んだ本を紹介します。
▼子育ては心理学でラクになる
ご存知のDAIGOさんの本です。
様々な心理学、研究結果から最適解を導きだしており、子育て世代には難しい言葉も一切なくわかり易く書かれています。
私自身が気になった、またはすぐに実践できる考え方をまとめていきたいと思います。
1、2週間あればいらいらしなくなる!?
子育てにイライラはつきものです。
そんな時でも寝顔や、笑っている姿がかわいいからイライラもなんとか我慢できます笑
・子供が聞いてくれないなら、子供が聞いてくれるような導き方をすればよい
・イライラしてしまうという問題については、イライラしなければよい
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どういうことかというと、親の考え方習慣などはすべて身近なひと、つまり子供に伝染します。
「やらない力」「やる力」「望む力」の3つの要素を意識付けすることで子育てにも自分自身の能力を引き出す力にもなるとのことです。
「やらない力」=忍耐と我慢
「やる力」=願望実現のための行動
になります。
例えばダイエットの場合、やらない力は甘いものを手に取らない、やる力はノンカロリーのものを選ぶなどです。
この2つの力が重なって望む力を発揮し、目標実現のために人は動きます。
少し話がそれましたが、これらがうまくバランスよく機能することで心の乱れがなくなりイライラがなくなります。
つまり自己コントロールが手に入ります。
2、環境を変えてやる
いつ勉強するの?、早くやりなさいと言われて気持ちのよいひとは大人でもいません。
逆にそれらが命令口調になればなるほど、やらなくなるのは大人でも当たり前です。
それを多くの大人が言っているのも弱いものいじめ以外何者でもありません。
ここにあげた例だけでなく、それ以外にも子供の悪い週間を直すにはどうしたらよいか?
それは環境を変えることです。
環境が変わると動き方も変わります。それが変わると習慣が変わります。そうすると考え方が変わります。
この本では部屋の環境や食事、また使える簡単なツールなどが紹介されています。
子供が変わるきっかけを生み出す環境は作ってあげることはできます。
ぜひ参考にしてみては??
3、親と子供のコミュニケーション
ここでは反抗期にはいるくらいの年齢が例に出せれています。
そのコツは「話さないこと」
どういうことかというと、とにかく黙って子供の話しを聞くことが大切だといっています。
どんな話しでも耳を傾けることだからこそ、子供は信頼感を持てるのです。
親の経験から伝えたいメッセージは多々あります。
しかしそれは話を十分に聞き、子供が全て話せたと満足してからです。
後にしてくれる?当たり前など、子供が言い返せなくなる言葉を使うことで子どもは思考停止になり無気力な人間になります。
子供へのやる気を出させる言葉も多数掲載されています。
4、将来の可能性を広げる
子供の可能性を広げられるのはあなたしかいない
非常に刺さる言葉ですね。
一流のアスリートも幼少の頃のスポーツを始めたきっかけは親のことがほとんどです。
親が種まきをしないとその才能も種のまま終わってしまいます。
様々なスポーツを見せることから始めて目を輝かせるものを見つけたらすかさずやらせる、やってみたいと言ったら迷わずやらせることが可能性を広げる唯一の方法です。
面白そうだからやりたいというシンプルさが、行動の原動力になります。
また、期待にも上手、下手があります。
プレッシャーをかける期待ではなく、「あなたならできる」と期待することで自信をつける源になるはずです。
子育てには様々な選択が生じます。
しかし、親ができることは最低限教えることと、なるべく子供の選択肢を与えることではないでしょうか。
親は人が思うほど偉くはありません。
と私は思います。
だって、たった少しの時間早く生まれてきただけですから。
しかも人生すべてを経験しているわけではありません。
ある程度正解はわかるかもしれませんが、親が経験していないことを子供にあーだこーだ言っても正直全く説得力ありません。
それを多くの親は偉そうに叱ったり、言いくるめたりしているわけです。
対等ではありませんが、親は神ではないので、極力力になってあげるようにサポートすることが親の最大の務めです。
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