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【最近読んだ小説紹介】小川糸の沼にハマりました。


こんばんは。けんぼーいです。

本日から毎週月曜日は、一週間で読んだ小説をまとめて紹介していこうかなと思います。

就職する前だったら、一週間で五冊くらい読んでいたのですが、仕事が始まり、忙しくなってきたため、二〜三冊くらいしか読めなくなりました。

#電車の移動時間と
#寝る前に読みます

余談はさておき、早速、先週の一週間で読んだ本を紹介していきます。

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① 「ボーダレス」 誉田哲也

〈教室の片隅で密かに小説を書く女子高生と、彼女に興味を惹かれる同級生〉〈事故で失明した妹と、彼女を気遣い支える姉〉〈音大入試に挫折して実家の喫茶店を手伝う姉と、彼女に反発する妹〉〈年上の女性に熱い思慕を抱く令嬢〉
交わらないはずの彼女たちの人生が一つに繋がるとき、そこに待ち受ける運命とは!?


一見、この四つストーリーは全く関係なく、個々の物語として独立しているかのように見えます。

しかし、最終的に”思わぬ形”で交わります。

読んでいるぼくも

「うわ〜ついに全員集合したわ〜」

ってなり、ワクワクしたのを覚えています。

青春小説でもあり、ミステリー小説でもある作品となっています。

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② 「サーカスの夜に」 小川糸

両親の離婚でひとりぼっちになった少年は、13歳の誕生日を迎え、憧れのサーカス団・レインボーサ ーカスに飛び込んだ。ハイヒールで綱の上を歩く元男性の美人綱渡り師、残り物をとびきり美味しい料理に変える名コック、空中ブランコで空を飛ぶ古参ペンギンと、個性豊かな団員達に囲まれて、体の小さな少年は自分の居場所を見つけていく。不自由な世界で自由に生きるための、道標となる物語。


サーカス団に飛び込んだ少年は、”いまの身長から伸びない”という病気にかかってしまいました。

そんな少年がサーカス団に入り、色んなことを経験して、人間として成長していく作品です。

このサーカス団に出てくる”登場人物は多種多様”で、読んでいて飽きないですし、考えさせられることもあります。

何か新しいことに挑戦したい人、生きる希望がほしい人にオススメの本です。

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③ 「食堂かたつむり」 小川糸

おいしくて、いとおしい。 同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。 山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。 それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。 


この本の見所は、倫子が食堂で”料理をしているシーン”です。

一日に一組しかお客様には様々な思いを抱えた方が来店してきます。

・先に亡くなってしまった夫を忘れられない人
・おじいちゃんを介護施設に入れる前の家族

など本当にいろんな人が来ます。

来店してくださる方に合わせた料理を倫子が作るのですが、文章を読んだだけで”よだれが出てきそう”です。

現実にあったら、行っているだろうなと想像するのもおもしろいです。

日々の生活で忙しい人、なにか悩みがある人にオススメです。

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ぼくは休日に必ず本屋さんに行きます。

なので、今週買った本を読んで、来週紹介する形でこれからやっていきます。

是非、小説を買うときの参考にしてほしいなと思います。

そして、小説を読んでくれる人が一人でも増えますように。

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2021年7月5日



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