変化=進化【チーズはどこへ消えた?①】
世の中に安定的な場所はあるのだろうか?
答えはきっと「ノー」
確実に安定な場所はこの世界になく、
わたしたちが日々、変化しないと生きていけない時代だ。
この本を読めば、そのことに気づくだろう。
*
今回から紹介する本は
スペンサー・ジョンソンさんが書かれた
「チーズはどこへ消えた?」です。
#なんて惹きつけられるタイトルなんだ
#しかもベストセラーだと
#読むしかないでしょ!
結論からいうと、
この本の伝えたメッセージは
「変化にどのように対応していくか」
です。
この物語は
ネズミのスニッフとスカリー
小人のヘムとホー
が「迷路」のなかに住み、「チーズ」を探すものです。
「チーズ」‥‥私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定などの象徴。
「迷路」‥‥チーズを追い求める場所、つまり、会社、地域社会、家庭などの象徴。
この単純な設定の物語の中に、
「変化」することの大切さが書かれています。
早速ではありますが、
ぼくが印象的だった箇所を紹介していきたいと思います。
① 変化できなければ、破滅する
自分のチーズが大事であればあるほどそれにしがみつきたくなる。
しかし、それにしがみついていると、破滅することになる。
「ずっと同じチーズは食べることができない」
これはすごく当たり前ですよね。
形あるものを食べる。
そしたら、早かれ遅かれなくなる。
何回聞いても当たり前です。
しかし、
これを先ほど定義した「チーズ」に置き換えて考えてみましょう。
チーズ=私たちが人生で追い求めるもの
「なくならないかも」
って思った人もいるのではないでしょうか。
仕事、家族、財産など
今のままいれば、なくならないだろうって思いますよね。
「いいえ、なくなります。」
なぜなら、
それらは「チーズ」だからです。
食べ続ければ、なくなりますし、
その場にいたとしても、腐ってしまいます。
このままの調子で仕事を続けていたら、解雇されるかもしれない。
このままの関係がずっと続くのなら、家族がバラバラなるかもしれない。
それらを回避するために大切なのが、
「変化」していくことです。
「チーズ」がなくなることを疑い、次の「チーズ」のことを考えて行動することがなによりも大切です。
しかし、
ここで考えなくてはいけないことは
「恐怖」
ですよね。
「恐怖」があるから、行動することができない方も多いのではないかと思います。
ぼくもその一人なので。
次回、
「変化することの恐怖」
について書いていきます。
2021年7月28日 けんぼーい
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?