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noteピックアップ2021.5.3-5.9

ゴールデンウィーク、ひと段落です。といってもほぼ試合サポートにあけくれていましたので、今日・明日でリカバリー。

朝の時間にはジムにも多くの方がいました。休みの日に体を動かせるというのはいいですね、もちろん普段もっとやれたらいいんでしょうけれど。

私の方は普段時間を取れる生活スタイルなので、今日は1種目だけやってさっと退散。空いているときにノビノビやろうと思います。

ということで、今週の6本です。

誇りを持ちプライドを捨てる(西田創)

僕が伝えたい結論は、『新たなチャレンジをする時には、アスリートとして積み重ねてきた経験は自分の信念として胸に秘め、ちっぽけなプライドは捨てて謙虚に学ぶ姿勢が求められる』ということです。

ラグビー選手としてのキャリアから現在はBリーグ福島ファイヤーボンズの運営会社の社長を務められている西田創さんの記事です。アスリートのセカンドキャリア、という視点からの記事でしたが他のことにも共通することが多いと感じます。
「プライド」と「誇り」の位置づけは以下の通りです。

「プライド」は、ここでは自尊心という意味でとらえています。

「誇り」は自分の経験からくる矜持であり「信念」ととらえます。

「プライド」は傷つきますが、「信念」は容易には傷つきません。

色々なキャリアを得ていく中で、どこかで積み上げた経験はプライドにも誇りにも寄与していきます。でも、自尊心だけが前に出てしまったりその経験だけを振りかざしてしまうのは残念な方向にも向かってしまう。それがいつまでも肩書を引きずってしまうことにもなってしまいかねない、、、

ある芸人さんが「人間は常に新しい環境の新人」と漫才の中で言っていたのがとても印象的で、書き留めておいています。そこに通じる言葉でもあると感じました。

記事の中ではセカンドキャリアのステージについても書かれています。選手の方だけでなく、選手に関わる方も知っておくと視野が広がります。

試合に出たら頑張る!この言葉がずっと引っ掛かる #288(西原 拓夢/サッカー選手)

「出ても出なくてもやることあるだろ」

タイトルと、この言葉に色々なことが凝縮されています。西原さんのおっしゃっている意味と自分の立場から捉えるものは少し違いがあるかもしれませんが、それでも試合はチームとして総力を発揮する場であると思うので、試合に至るまでのプロセスにおいて、また当日出ていなかったとしても。ゴールに向けてチームが取り組んでいける状態に貢献すること。出る、だけでなく支える立場もスポーツを通してもっと広まっていってほしいものであると思います。スタッフという意味だけじゃなくて。

スポーツで得た3つのこと(加納由理)

2つ目、「まずは話を聞いてみる」

受け入れるか受け入れないかは別として、興味がないこと、自分にはすぐには必要ないことだろうということほど、得るものがあることがあります。

スポーツで得た3つのこととして加納さんは

・振り返りをする
・まずは話を聞いてみる(受け入れるか受け入れないかは別)
・広がる人脈

この3つのことをあげてらっしゃいます。この2番目の「まず聞いてみる」ということができる人、そして聞いて咀嚼をした後に選べる人は強いなと感じます。場合によっては話を聞くだけではなくやってみる、も入るかもしれません。中には過剰というか「良かれと思って」というようなこともあると思いますが、そこに壁をつくらずに聞けるというのはアスリートのみならず新しい可能性を広げてくれるものだとも思います。

何かの提案などに対して、キーワードや断片的な情報だけで壁をつくってしまうのはとてももったいないです。選手に限らず、ですね。

【コーチング】 ”恩師”はなぜ”恩師”たりうるのか?(Shota Nakazawa)

なぜ、指導者の指導を受容するのか?という身近なところでの問いに対する分類も紹介していただいています。

”指導者として”というより”人として”の振る舞いが、選手への本質的な影響を与えられるか否かに関わってくると僕は考えています。

人としての振る舞い、うまくいかない場面などでも問われてくることですし「コーチ」という直接的な看板を背負っていない時間も見られています。
そこを「先生だから」「コーチだから」で取り繕っているのは見透かされていると思います。

選手はよく見ています。
逆の立場だと実際によく見えますしね。

ユーフォリアのメンバーのこと(橋口寛)

「ONE TAP SPORTS」を展開する、株式会社ユーフォリア代表取締役CEOである橋口寛さんの記事です。

インタビューは対話である
そして、当たり前だけれど、インタビューは同時に僕たち側が評価される場でもある。

「そういうあんたはどれほどの覚悟があるのか」
「当事者として、どれだけワクワクするビジョンを描いているのか」
と問われている。

僕らにとってインタビューは、決定的に重要な時間だし、
最高に楽しくてエキサイティングな時間だ。

対話、という言葉がとにかく印象的です。
どのようなビジョンを描かれているのか、そこは是非伺ってみたいなとも思いました。コンディショニングにおいてONE TAP SPORTSが果たしてくれる役割は非常に大きいです。今はあまり活用できる環境にはなかなかないのが残念ですが、大きな力になってくれるツールですね。

外国人ラグビー選手の権利はどうなっているのか?(HLA0048)

外国人ラグビー選手の雇用に関連する記事を翻訳してサマリーをあげていただいています。翻訳、ありがとうございます。私も翻訳ツールを駆使して?原文を読みました。

現在もラグビーは企業チームが主体であり、選手の雇用や契約もその企業によるものが殆どですが、チーム形態の多様さによっては記事で紹介されているような形式も今後もっと出てくるかもしれません。

その中で実際に色々な問題に直面してしまった選手の状況が、元記事では掲載されています。本当だったらとても残念、では済まないような内容でもあるかなと思います。

あとがき

昨日、今日とラグビートップリーグの準々決勝を観戦。
2試合とも熱戦、応援していたチームの勝敗は2日間で割れてしまいましたが、それでもとてもタフな見てるだけで力が入ってしまう試合でしたね。

普段とは違うレベル、違う距離感での観戦はとても楽しかったです。準決勝、ファイナルも楽しみです。

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