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「前にも言わなかったっけ?」は本当に言ったのか、、?バージョンアップは相手にとって本当にレベルアップにつながっているのか、、、?

クラスは違うけど、同じ科目を複数クラスでやっている。
チームは違えど、同じ競技の高校生何校かにトレーニング指導をしている。
そして、それが何年か続いている。

そうなってきたら、こちらは同じことを何度も言っている。
チームが違っても、クラスが違っても同じような場面や疑問は出てくる。
そんな時に

「何回も同じことを言われないように」「前にも言わなかったっけ?」

なんて出てしまうけど、果たして同じ相手にどれだけ同じことを言っているんだろうなぁ。

結構こっちの独りよがりというか、1人1人、1つのチームではそんなに言われてないのかもしれない。

主役置き去りの、自己満足だけかもしれない発展形

同じチームで一回りするとチームに根付いていくものがある。
トレーニングのコンセプトや方法、こちらの位置づけ。
そうなってくると、色々やりやすいし発展させたくなる。
だけど、生徒・学生も入れ替わる。
少し時間差があってその影響が出てくる。
それを見逃すと、ある時に異変に気付く。

講義資料も一緒。翌年受けるのは同じ学生ではないから、手を加えることがマイナスに働くこともある。
もっとわかりやすく、とか、こういう疑問が出たから、、、に振り回されると相手から疑問を奪うことにもなる。
でも、相手もすんなり聞けて満足で、こちらもうまく説明できた気になるから、そこに気付かないで過ぎてしまうこともある。

どんどん変えていったら、比較もできなくなることにもなりますからね。

緊張しながら、色々不安ありながらやっていた講義の方が、相手に届いていたものもあるんだろうなぁ

と時々思うこともあります。誰も比較できないけど。
だけど、そんなこと言ってたら経験値が活きないことになってしまうので、、、

難しくも面白い課題。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。