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38歳からの転職活動⑥自分のスキルを活かした会社が見つかる

前回からのつづきです。

これまで、転職を繰り返しきて
いくつもの会社の面接をしてきました。

ただ、先方の質問に答えるだけといった
受け身の状態でしたので、
相手の視点に立って考えることが
全くできていませんでした。

実際に自分が面接をする立場になって
考えてみると自ずとわかることがあります。

まず、一番知りたいことといえば、
前職を辞めた退職理由です。

採用をしても、ちょっとしたことで
直ぐに辞めて貰っては困るので
性格を知る意味でも確認したい部分。

次に募集した職種に対応できる
能力があるのか。

雇用のミスマッチは
お互いに時間の無駄になるので
避けたいもの。

面接で知りたいのは
突き詰めれば、この2点のみ。

要は直ぐに会社を辞めないで、
与えた仕事ができるのか。

面接は減点方式でこの部分を
色々な角度から質問していき
評価をしていくもの。

書類選考で、一定の評価を貰っているので
書類で伝わり切れていない部分を
アピールすることが私には欠けていました。

余り作り込んでも、不自然ですし
自然の流れに持っていくために
試行錯誤しました。

また、声が小さいという指摘を模擬面接で
言われましたので、鏡を見て喋ってみます。

やはり、声が小さいと、
表情も曇りがちになってしまい
発する言葉にも覇気が感じません。

表情も暗いので
「これじゃぁ、ダメだわ」と痛感。

そのため、意識的に口角を上げる
練習を何度も繰り返します。

口を大きく開けることによって
表情も明るくなるのを感じました。

しかし、自分でいくら練習を繰り返し
続けても、実際に活かせなければ
意味がありません。

そこで
練習を兼ねて即面接ができる
会社を中心に応募していきます。

例えば、
募集資格が学歴不問、
未経験者OKといったように
応募条件が緩い会社です。

あえて、間口を広げているのは、
人の出入りが激しく、
代わりの人間が直ぐに欲しいので
書類選考なんて手間の掛かる
面倒なことはしたくないからです。

元々、入社する気がないので
面接もリラックスしてすることができ
練習には最適でした。

面接の場数を踏んできますと、
実際に採用されるケースもあり、
手応えを感じます。

自信が付いたので、面接の練習は辞めて
就職活動に取り組みます。

ハローワークで、私のスキルを活かせる
求人に目が留まります。

仕事の内容が『弥生販売』を使った
売上・仕入管理とありました。

まさに、前職で携わっていた
仕事であることから
早速応募をします。

後日、先方から連絡があり
面接をすることになります。

             (つづく)

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