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不登校が不幸じゃなくなるために必要なこと

おはようございます。
朝のコーヒーと、一欠片のチョコレートに幸せを感じるにっしーです。
あぁ。今朝も幸せだ。

娘が完全不登校になって半年が過ぎました。
最初の頃こそ、母娘のバトルで家庭がバラバラになりかけましたが、
今では全く悲壮感のない不登校です。

「不登校であることが恥ずかしいとは思わないんだよね。」

そうやって胸を張っていえる娘が心強いなぁ。と感じています。
もちろん私がそういうマインドだから、影響されているのだとは思います。

昨日の夜、寝る前の娘との会話です。
眠る前、まどろみながら娘が質問してきました。


「もしパパと一緒に日本一周実現できたらさぁ、社会に出ることになるかなぁ。YouTubeとかblogとかでお金ももらえるよね?」

「簡単に収入は得られないだろうけど・・・社会と繋がることにはなるかもね。」

「それってさ、他の子よりも先に進んでるってことにならない?」

「そういう面もあるかな。」

「早く日本一周したいなぁ。」

「そうだねぇ。ただ、1つわかっておいて欲しいこともあってね。」

「何?」

「例えばさ、パパが病気で倒れることだってあるでしょ?」

「あー。うん。」

「その時に、君は夢を諦めるしかなくなる?それとも、自分だけでも前に進めるだろうか。」

「そっか。」

「自分の足で社会に出るってそういうことでもあるんだ。パパは全力で応援するし、今はパパも日本一周を君としたいと思っているけれど、その先に自分の足で前に進むのが大切だよ。」

「そうかぁ。私も頑張らないとだなぁ。」

「ははは。まぁ焦らなくてもいいけどさ、君が夢を持って前に進んでいるのは、見ていてすっごく嬉しいんだよ。応援しているよ。」


ちょっと説教くさかったかなぁ。と考えながら、眠りにつきました。
私が親として彼女に伝えたいことはなんだろうなぁ。

不登校であることに、全く心配はしていないんです。でもね、学校がレールを敷いてくれないからこそ、自分でレールを作ることが必要になると考えています。

誰もやっていないことを始める「1歩」を踏み出す勇気が必要になるんです。
周りと違う選択をした彼女にはぜひ身につけてほしい「勇気」。

その勇気って叱られても身につかないんですよね。

何度も何度も1歩を踏み出して初めて身につくんだよね。

子どもたちは、毎日1歩を踏み出そうとしています。
大人にとっては小さなことかもしれないけれど。

それを大人が止めてしまうと、踏み出せなくなる。
失敗を予想して注意してしまうと、失敗が怖くなる。

せっかくたくさんの時間を持っている彼女だから、
いくらでも挑戦させてあげたいなぁと考えています。


不登校が不幸になる最大の原因は・・・

「子どもの思いと大人の思いのずれが大きいこと」


が一番です。
他人だからどうしてもズレるんだけれども
思いを理解してくれる大人が一人いるだけで
子どもは「勇気」を持てるんです。

両親が理解してくれれば一番いいけれど

片親だけでも大丈夫。

もし親がダメなら他の大人でもいいの。

自分の気持ちを理解してくれて、応援してくれる人が一人でもいれば、ちゃんと前に進めるものです。子どもは大人が思っているより弱くないし、ダメじゃないんですよね。


これが複数の大人に背中を押してもらえたら、どんどん前に進めます。


だから我が家では、できるだけ子どもを「話が聞ける」大人に繋げています。

これは親にしかできないサポートだと思っています。

その大人と何をしゃべるかは彼女の自由だし、誰としゃべるかは選んでいいんだけれど。できるだけたくさんの人と繋いでおきたいんです。親だっていつまで元気かわからないしね。

ゲームをやっても、YouTubeを見てもいい。
勉強だって、自分のペースで構わない。

でも、人と繋がることは辞めないでいて欲しい。
世の中は人が回しているからさ。


父は今日も、君を全力で、応援しています。


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不登校の子どもが主催のおしゃべり会
「さくらルーム」第3回


1月19日(火)
10:00〜10:40
※申し込みしてくれた人に後日ZoomのIDとパスワードを送ります。
※事前にZoomアプリをダウンロードしておいてください。

申し込みはこちらから
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さくらルーム!


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