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『本のマイルール』

現在はとても便利な時代

同じ趣味を持った人たちと

離れた場所でも繋がることができてしまう

読んだ小説やその本の感想などを

SNSでアップしている人も多く

読書が好きな人たちとも繋がることができて

とても楽しい時間を送れています

誰かが読んだ本の感想を読むのは好きですが

本を読む人のもっと細かい読書への

こだわりみたいな事も知りたいなと思ってしまう

その人がその本を選ぶ過程だったり

その人ならではの読書のルールなどまで

知りたいと思ってしまいます



今回は自分が読書をするときの

10のマイルールを

綴っていこうと思います


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本にお金は惜しまない


いつ決めたかは忘れましたが

本にお金を惜しまない

という自分ルールを決意した日がある

そして、いまだにそうしている

その理由はたくさんありますが

書籍はあらゆるジャンルの才能溢れる人の

経験や思想や表現を一冊にまとめ上げた

超有益で有意義なモノであると思う

なので読書からは学べることが

とてつもなく多い

もちろん学ぶために本を読んでいるわけではなく

面白いから読んでいるのだけど

本は多くの学びや価値観や楽しさを与えてくれ

そんなところも本が好きな理由でもあります

それだけ読書は素晴らしい事だと思っています



本屋さんへ行く


自分は本屋さんが大好きです

紙とインクのあの匂いが大好きです

また本屋さんの神聖な清い空気感のする

あの空間も堪らなく好きです

もしかしたら《本》よりも《本屋》の方が

好きかもしれないと思うほど好きです

なので本を買うときは

Amazonなどのオンラインショッピングは利用しないと決めている

Amazonならどんな本でも簡単に購入できるが

たとえお目当ての本が置いてなくても

本屋さんへ足を運んで探してしまう

そんな非合理な行為を繰り返してしまうほど

本屋さんが好きです

微々たる力ですが本屋さんで本を買うことで

本屋さんの利益にもなればとも思っています



読書する場所


自分は外で本を読むことができない

自分は自意識過剰で集中力が欠如した人間なので

外だと、どうしても他人の会話や他人の目が気になってしまう

なので電車やカフェや公園などで

本を読んでいる人を見かけると羨ましいなと思ってしまう

何度か試してみた事もありますが

『あいつカフェで読書なんて、なに格好つけてんの?』

と周りのお客さんに思われているのではないかという

自意識が邪魔をしてやっぱり無理でした…笑

なので必然的に読書は自宅ということになります

今まで読んだほぼ全ての本は自宅で読んでいる

リラックスできる家での読書が最高に好きです



紙と電子書籍


数年前までは絶対に紙の本しか考えられなかった自分ですが

数年前、たまたま電子書籍を読む機会があって

読んでみたら、その読み易さに驚いてしまった

文字の読み易さ、ページを指でめくる読み易さ

利便性の高いスマホの大きさや重みのなども含めて

電子書籍の性能の高さに驚いてしまった

それ以来、電子書籍も多用するようになった

それでも紙の本の方が好きなのは変わらないですが

現在は紙8、電子書籍2の割合で読書をしています



部屋を無音に保つ


先程にも書いたとおり自分には集中力が圧倒的にないので

周囲の色々なことが気になってしまう性格です

なるべく小説の物語の中に没頭できるように

読書中はテレビはもちろん音楽なども聴かない

アロマ的な香りも試しましたが

物語とアロマの香りがマッチしていないと

集中力が削がれてしまうので

なるべく部屋に《無》を作って読書に没頭しています



表紙を外して読む


本の表紙があると読みにくいので

読むときは表紙は外して読みます

それは本の表紙を綺麗に保ちたいという理由もあります

あと本の帯は捨ててしまいます

理由は本棚に並べた時に帯がグニャってなる

あの感じや見た目が嫌いだからです

でも帯を捨てるときは少し罪悪感があったりします

皆さんは本の帯はどうしてるんだろう?



併読

【二種以上のものをあわせ読むこと。】


自分は併読ができない

ときどき数冊同時に併読しているという呟きを見かけますが

そういう人はいくつもの物語を

脳内でどうやって整理しているのだろうと感心してしまう

脳の構造なのか併読は自分には無理難題な行為です

自分の中の《併読》をわかりやすく

食べ物でイメージすると

ご飯の上にカツをのせて、刺身ものせて、天ぷらものせて

その上にカレーをかけて食べている感じがしてしまう

それだけ併読は超スペシャルな行為だと

自分の脳の低機能では感じてしまう

なので自分は一冊読み切るまでは

他の本は絶対に読むことはないです



積読

【積読、積ん読(つんどく)は、入手した書籍を読むことなく自宅で積んだままにしている状態を意味する言葉である。】


本って読むのが目的ではあるけど

本屋さんへ行って買う行為も楽しい

読みたい本を自分の部屋の本棚に並べ

ミニ本屋さんを演出して眺める行為も楽しい

そうすると必然的に読んでいない本が溜まってしまう

たまに積読100冊突破という呟きを見かけることがある

『わかるなぁ〜』と共感もしてしまうが

自分の積読ルールは10冊までと決めている

本棚に読んでいない本が10冊以上ある場合は買うのを我慢する

積読をし過ぎると結局は

買っただけで読まない本が出てきてしまうからだ

買うことが目的にならないように気をつけています


古本屋さん問題』


出版業界や執筆した作家さんのことを考えると

古本屋で本を買ったり売る行為はよくないことである

その理由は作り手にお金が渡らないからだ

図書館は利用しませんが図書館も同じですよね

しかし、出版業界によくないとわかっていても

安いブックオフなどで本を購入してしまうし

読まなくなった本はブックオフへ売ってしまう

出版業界のことを考えたら良くない行為ですよね

なので作家さんにせめてもの感謝の意を込めて

好きな作家さんの本は新品で買うようにしています



本を汚す


誰が言ったか忘れてましたが

本はページを折ったりボールペンで書き込んだり

自分の感じたことに線を引いたり感想を書いて

どんどん汚した方がいいと聞いたことがある

なるほど!と思い試しに一年ほど実践してみた

するとビックリ!

『本を汚す』のが本当に良い行為だという事に驚いた

読み返すときに過去の自分と対峙できたり

自分の考えの変化や成長も感じられたりするのも面白い

かなりオススメの行為なので

本を汚す習慣のない人はやってみてはいかがでしょうか


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自分の本のマイルールはこんな感じです

さまざまな娯楽で溢れた令和の現代

読書離れも加速していっているみたいですが

その中で読書というものを選んでいる人には

強い親近感が湧いてしまう

これからも宜しくお願いします

すべての読書好きに幸あれ♪


それではまたCiao!

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