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洗脳からの解放 その2

こんばんは!

ケミオです。


前にも書いたのですが、洗脳が解けてきているのを感じます。


冗談抜きに、「俺は一体、何を考えていたんだ?」という感覚があります。

永い眠りから覚めては、まだ現実に適応できずボーっとしているような。


これと同時発生的に、起きたこともあります。


他人が、自分と変わらない人のような感覚が生まれてきました。

みんな、自分と変わらない「人」なんだと思うようになったというか。


今振り返ると、これまでの感覚がまるでおかしかったような気もするのですが。

周りの誰も彼も皆、自分と違ってすごい人、立派な人のような意識を持っていました。


私はそういう人達からははるかに遅れた、みっともない人間。

裏にはそういう意識もあり、です。


それが、自分も他人も同じ「人」になった。

すると、打って変わって今度は、なんだか自分も結構いいところがあるじゃないかと思えてくる。


このあたりの変化は、かなり劇的と言っていいかもしれません。

私自身、なんか不思議な感じがします。


その上で、だんだんだんだん、実感が強くなっているところですが…。

心を取り戻した私は、アダルトチルドレンの私とは、まるで正反対の人間のような気がしています。


いや、正反対というのは、ちょっと違うかもしれません。

そう言いたくなるくらい、異なる思考回路ができた感じがするという意味では、正しいと思いますが。


アダルトチルドレンの私というのは、ほぼ毒親とイコールです。

小さい頃から思考回路を毒親に合わせていなければならなかったために、それがまるで同じになってしまったわけです。


言ってみれば、これが毒親による洗脳状態ということですが。

この洗脳が外れたら、今度はまるっきし子供じみた毒親=アダルトチルドレンだった自分が、とてもよく見える。


かくして、この洗脳状態の前後両方が、自分ではよくわかるゆえに。

その違いの大きさを、本当に驚くほど大きく感じる。

そういうことだと思います。


と、ごちゃごちゃ書いてしまいましたが。

今の私が感じるのは、要は対立する「正反対の人」みたいなことではなく。

子どもの状態から、一気に大人になってしまったことによって感じる、まるで次元の異なる人間の感覚と言うのが、正しい気がします。


現に、「まるで正反対の気がする」と書いた、私に今ある人間性と言うか性格というかは。

全然初めて覚えるものではありません。


むしろ、とても懐かしいんです。

アダルトチルドレンへの歩みを始める前には、確かに持っていたものでした。


おぼろげながら。

「やっぱり俺は、一人の人間なんだな」

そう思ったりもします。


読んで頂いてありがとうございます!

今日もお疲れさまでした!

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