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早いスピードで動くかぎは情報収集力と段取力

若いころの羽柴(豊臣)秀吉は本当に早いスピードで動ける人でした。一夜で墨俣城をたてた一夜城のほか、本能寺の変のあとの中国大返しでは200キロの工程をわずか1週間程度で3万人に軍勢が移動しました。また、柴田勝家と戦った賤ヶ岳の戦いでは「美濃大返し」といって、52キロの工程を5時間程度で1万5千人で移動しています。
 
こうした早いスピードで動けた理由として、「①勝つためのチャンスを見つける情報収集力」と「②無理なく進めるための段取力」があったのではないかと考えています。本能寺の変など、いち早く大事な情報をつかんだからこそ、早いスピードで動くことができました。また、中国大返しや美濃大返しでは工程途上で食糧を準備するなど、無理なく早く動ける段取りをしています。
 
この2つは、現代のビジネスでも早いスピードで動くために活きてきます。ビジネスが成長するチャンスをつかめる情報を早く収集できれば早く動くことができます。また、ゴールに向けて必要なタスクを明確にしていれば、無理なく早いスピードで実現できます。早いスピードで動くためには情報収集力と段取力を磨くことが大事です。

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