『陰謀論』の生まれる仕組み（２）

2021年3月5日 18:25

twitterより転載まとめ　
togetter　『陰謀論』の生まれる仕組み２　
　　　　『陰謀論』の生まれる仕組み１

#陰謀論 #歴史修正主義 #ヘイトスピーチ #認知的不協和 #依存症 #行動依存症 #否認の病気 #優越の錯覚 #共依存 #投影性同一視 #ドーパミン #ウイグル話法 #在日認定 #自己愛性パーソナリティ障害 #妄想性パーソナリティ障害 #ネトウヨ #リベラル

脳の[抑制機能]と思考的傾向について
一番よく現れてくるのは
その教育方針だろう

人は自分の『存在･価値観』を正当化したい生き物で
それを子孫に残そうとし
またその政権や(経済)政策を支持する

ネトウヨは「人権より国家＝集団主義＝膨張拡大」
リベラルは「国家より人権＝個人主義＝抑制均衡」

では
どうすればそのような価値観の人間を作れるのか？

いまはCTやMRIといった画像診断技術によって
脳の構造‐特に精神疾患の原因を解明する中で
神経伝達物質と情動の関係がわかってきている

脳はたくさんの伝達物質のバランスの上で情動が生まれ
外的刺激に対し
どう行動するかを選択決定している

それが過度なストレス等によってバランスが崩れ
分泌の制御が効かなくなり
精神疾患や人格障害や依存症が発症する

つまり脳の[抑制機能]とはその分泌量を調整することであり
それによって人は行動している

人間は無意識に
本能から湧き出る
『不安や恐怖や嫌悪』を避け
『安心や快楽や陶酔』を求める

そして理性が
その暴走＝『行き過ぎ』を制御･抑制する

そこに論理的･合理的思考が生まれてくる

⟦前頭前野⟧＝[抑制機能]の発達は何をもたらすか
自己肯定感(尊厳)
自立･想像･懐疑･反抗心
冒険･好奇心
自省=共感能力

リベラルや欧米は
前頭前野＝自己肯定感の発達を重視する教育を目標とする

それに対し
日本の権力者は
従順に動く兵士･労働者を作ろうと
前頭前野を破壊する軍国教育を目指す

親分･教祖
　⬇
(服従･隷属)
　⬇
自我(愛国心･正義)➡(攻撃･誹謗中傷)➡敵･批判者
　⬇
(強制･体罰)
　⬇
弱者･敗者

その構造の中で
[抑制機能]が崩壊し
支配権力欲の膨張を止められない
差別や公私混同や責任を認識できない
奴隷人間ができ上がる

その構造の中で
虐待･体罰･パワハラや
批判者への誹謗中傷が生まれる

自尊心のない
他者を尊重できない
距離感が掴めない人間ができる

常に上司や周りの目を気にし
承認欲求が暴走し下に厳しくあたる

抑制=自省=共感能力が崩壊し
客観的な視点がなくなる

矛盾やストレスが増大し
やがて爆発する

↓画像　[講師業]⑤ハラスメント防止を語るには脳内ホルモンを理解する必要があるのでは！？より

その中で陰謀論が生まれる

陰謀論で最もポピュラーなのが“在日認定”だろう

批判者を「日本人ではない」＝“在日”と決め付け
それが日本やマスコミを支配しているというもの

有名人が韓国ドラマ･アイドル･料理が好き
と言っただけで誹謗中傷し
名前･お辞儀･水の飲み方を見て“在日”と決め付ける

凶悪犯罪があれば“在日”と決め付け
沖縄等の住民運動は“在日”が操っていると喧騒する

一方で
その対極に『江戸しぐさ』『英雄伝説』『歴史修正主義』等の日本スゴイ論(妄想･幻想･空想)がある

どちらも脳をワクワクドキドキ興奮させる

ドーパミンを大量放出し
万能感･優越感･多幸感に包まれる

“陰謀論”と“歴史修正主義”は同じ脳の構造が生み出す

1つのデマ･事実誤認･妄想から

陰謀論　→全体を「陰謀だ」と決め付け
修正主義→全体を「無かった」と決め付ける

全体を冷静に見れない

同じことは　
森の「○○は✕✕だ」という蔑視発言にも言え

とくに
政権の不正を指摘する人は
「反日だ」と決め付ける

その裏にあるのは
自分の依存を正当化すること

1.優越の錯覚･否認の病気
(日本人=自分は正義･神･間違わない)
⇅
2.被害妄想
(悪魔が自分を狙っている=不安･恐怖)
⇅
3.批判者への侮蔑罵倒･誹謗中傷

この3つは同じ目的から起こる

それはカルト宗教と同じ
ピラミッド構造をより強固にすること