接触確認アプリ「COCOA」について
今回は新型コロナウィルス蔓延を防ぐため、感染者との接触などを把握することができるアプリ「COCOA」について執筆したいと思います。
接触確認アプリとは
世界ではすでに接触確認アプリはどんどん導入されています。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、今、世界で導入が進む「接触確認アプリ」。感染者に濃厚接触した可能性のある人をスマートフォンの通信機能を使って把握するアプリだ。シンガボールやインド、オーストラリアなど、少なくとも40の国や地域が導入し、日本でも6月中旬の導入が検討されている。しかし、政府による個人情報の収集につながるという懸念から、その機能やプライバシー対策などについて議論が続いている。
オーストラリアでは「コヴィド セーフ(COVIDSafe)」、アメリカのユタ州では「ヘルシー トゥギャザー(Healthy Together)」、シンガポールでは「トレイス トゥギャザー(TraceTogether)」など、数々の接触確認アプリがリリースされています。
今後の課題としては、「利用者をいかに増やせるか?」。また現状国民から受け入れられていない理由は認知度と個人情報保護の意識から来るアプリの安全度の不透明性と言えます。
「接触確認アプリ」は国ごとにさまざまで、主に3つに分類することができる。まず、データを国が管理し、個人が特定できるタイプだ。例えばカタールは位置情報により個人の移動を追跡できるようになっている。また、シンガポールなども携帯電話番号を登録する必要があるため政府が利用者を特定できるという。
また、イギリスやフランスのアプリは、国がデータを管理するが、匿名で登録ができる。しかし、そのデータは、国がサーバーで一括して管理しているため、サーバー攻撃のリスクが高いと指摘されている。
こうしたさまざまな問題を解消しようというのが、ドイツやスイスなどが導入を進めるアプリだ。個人情報は提供する必要がない。接触データは国のサーバーではなく、それぞれのスマホで管理されている。また、接触データは時間がたつと自動的に削除されるようになっている。
日本が導入したのはドイツやスイスと同じく、個人情報の提供のいらないアプリケーションです。
COCOAについて
「COCOA」に関しては、アプリの基盤は有志で集まったエンジニア集団「COVID-19 Radar Japan」が無償で開発したものです。
開発者の想いや考えはこちらに載っておりますので、是非お読みください。無償で開発したってのが驚きです…!
では、実際どういうシステムなのでしょうか?利用規約を見ると下記のような文章が書かれています。
第2条3、「接触確認アプリケーション」及び「本アプリ」とは、スマートフォンの近接通信機能(Bluetooth)を利用し、人と人との接触を検知及び記録し、あるアプリ利用者について陽性者であることが判明した場合に、当該陽性者同意のもと、当該陽性者との間で過去14日以内に接触を確認された他のアプリの利用者が、当該陽性者について個人として識別可能な情報を受け取ることなく、自らが過去14日以内に陽性者と接触したことがある旨の情報について通知を受け取ることができるアプリケーションをいいます。
個人情報に関しても
氏名・電話番号・メールアドレスなど個人の特定につながる情報は入手しないと言われており、位置情報の記録もないそうです。
実際の画面
▼トップページ
▼注意事項
本日12時のダウンロード状況です。
日本の6割がDLしないと意味をなさないとも書かれており、一人でも多くの人にダウンロードをしていただき、感染予防に努めましょう!
今回記事抜粋ばかりですが、僕が説明するより読んでいただいた方が速いと思い、こういう形にしました。大切な人を守るために、陽性者となってしまった自分が周りの誰かを不幸にしないために、一人ひとりの意識をかえていきましょう。
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