精神と時の部屋については、Vol51の精神の時の部屋①をご覧ください。学習効率について書いていきたいと思います。このコラムで何度か書いておりますが、私は自動ドアが開く前に入ろうとして肩をぶつけるほどせっかちです。なので、昔からいかに少ない時間で、効率よくテストの点数を取るかについてはこだわってきました。 そういった性分だったので、小学校時代の漢字の書き取りなどの宿題は本当に苦痛の所業でした。例えば「夢」という文字をジャポニカ学習帳にビッちり埋めるという宿題。「そこまで書
皆様。精神と時の部屋をご存知でしょうか?かの名作『ドラゴンボール』に登場する孫悟空達を鍛えるためのトレーニングルームです。精神と時の部屋の中では、現実世界の1日で1年分の時が流れます。 空気は地上の4分の1の薄さ、気温は50度から-40度まで変化。重力は地球の10倍。過酷な環境で1年間自分を磨いていたと思って外に出てみると、実際には1日しか経っていなかったという驚きの展開です。精神と時の部屋に1ヶ月みっちりトレーニングしても、外に出たら2時間しか経っていないという事です。実
このコラムもようやく50回に到達しました。習慣にハマり、習慣に恋をし、習慣に裏切られ、習慣にまた恋をする。そんな生活を繰り返して私自身も1年半が経過しました。今や習慣無しでは生きていけないほどの体になっております。そしてこれからも習慣を信じて、習慣を想い続けるのでしょう。今回は、そんな習慣依存症の私が、習慣について最近思ったことを書き綴りたいと思います。 習慣をどうやったら世の中に広められるのか?を私は毎日考えています。「習慣、習慣、習慣…」と呟いている時すらあるほどで
私の一番最初の習慣は「1日1回体重計に乗る」でした。2019年の4月から、出張などで体重計が無い場合を除き、基本的に毎日体重計に乗ってきました。おかげで体重は半年ほどでピーク時から8キロくらい落ちて、そのまま横ばいの状況が続いていました。当然、体重計に乗るだけでは体重は落ちません。体重計に乗り、自分の体重を直視する事で、昨日の食べ過ぎや飲み過ぎを反省し、一日の摂取カロリーを意識的に抑えるようになります。また、定期的な筋力トレーニングやランニングなどを通じて基礎代謝も少しづつ
宅建の試験で久々に徹夜してみたら、そこから体の調子を崩してしまいました。疲れているのに寝られない体になってしまったのです。夜ご飯を食べて、いつものようにお酒を飲んで、ほろ酔い加減で布団に入り、いつもだったら野比のび太級のスピードで寝付くこの私が、ぜんぜん寝られないのです。12時に布団に入って、眼をつぶり、何も考えないようにして、深い呼吸をして、静かに落ちるのを待っているのですが、・・・寝られない。気づけば夜の1時です。 こうなったらと、昔ながらの必睡法「羊を数える」という
さて、前回の続きです。残り1ヶ月半になって、過去問暗記野郎だけだった私は、基礎の無さに愕然としましたが、ここで諦めては習慣の体現者として示しが付かないので、今一度、テキストを読みなおす事にしました。これが良かった。一回目はテキストで分からないながらも、全体を掴む感覚で聞き流し、読み流しをしておりました。そして過去問で問題を解く感覚を覚えました。そこでもう1回テキストを見直すと、おぼろげながら自分の頭の中に「知識の棚」のようなものが出来上がっていったのです。 ちょうど、部屋
自分を実験台として習慣について体験記を書くのが、この「けいぞうくんコラム」の目的ですが、ここ数回は、タイプ別や年代別の習慣について書くのみで、自分の体験記ではありませんでした。”他人のふんどし”で相撲を取るようなコラムばっかりだったことをお詫びします。今回は、ひさしぶりに自分の体験記です。 リンクアカデミーさんの講座のひとつでもあります宅建試験というものにチャレンジしてみました。大学の友人仲間が不動産屋で宅建の勉強をするということで、その彼の勉強習慣をサポートする建前で
昔のテレビだったかラジオだったか、こんなハンコ屋さんが居たというネタを話している芸人さんがいました。「ハンコ屋さんが幸せになる方法を教えてあげましょうか?と声をかけてきました。『1日だけ幸せになりたいなら床屋に行きなさい。そうすればさっぱりして1日を過ごせるでしょう。1週間だけ幸せになりたいなら旅行に行きなさい。気分がリフレッシュするでしょう。1ヶ月幸せになりたいなら車を買いなさい。行動範囲が広がって優越感に浸れるでしょう。1年だけ幸せになりたいのなら家を買いなさい。自分の
昔、テレビで食レポを見ていた時「ラーメンのスープを飲む時はレンゲを使わない!みそ汁やお吸い物はレンゲを使わないでしょ!味が変わるんですよ!」と器のままスープを飲むことを強要しているレポーターがいました。私は見ていてなるほど!と思い、それ以降はなるべく器から直接飲むようにしていましたし、誰かと一緒にラーメン屋に行った時には、したり顔でそのうんちくを語っていました。 そんなある日です。いつものようにラーメンを食べようとしたときに、器からスープを飲もうとしたときにむせてしまっ
定食屋でごはんを食べた時、隣の人が食べているメニューが妙に旨そうに見える時ありませんか?例えば自分で頼んだラーメンを食べている時に、遅れて入ってきた隣の客が頼んで届いたものが妙に美味しそうに見える時ありますよね。特に、その隣の客が常連気味に席に着くなり「タンメン一丁!」と小気味良く注文していた時には、「この店はタンメンが鉄板なのではないか?自分ははずれを引いてしまったのではないか?食事選びという大事な選択において大きな間違いを犯してしまったのではないか?」と疑心暗鬼に陥り、
現在i-Company CLUBでは多くの会員がいます。わたくし“けいぞうくん”は習慣カウンセラーとして、多くの年代の方に対して習慣定着に向けてアドバイスなどを生意気にもしておりますが、その中で年代毎に習慣の捉え方に特徴があるような気がしてなりません。以下、中年時代50代~60代半ばの特徴を書きます。 かつての同期で集まれば、恋愛の話はいわずもがな、仕事の話よりも健康の話で盛り上がる中年時代。かつては、40代後半から50代半ばまでが中年時代でしたが、最近の高齢化の中では50
現在i-Company CLUBでは多くの会員がいます。わたくし“けいぞうくん”は習慣カウンセラーとして、多くの年代の方に対して習慣定着に向けてアドバイスなどを生意気にもしておりますが、その中で年代毎に習慣の捉え方に特徴があるような気がしてなりません。以下30代~40代の特徴(内面)を書きます。 できない自分をなかなか受け入れられず、夜の街をさまよい歩きながら刹那的な喜びに身を包む。そんな甘酸っぱい20代を経て、ある人は結婚を経て子供を授かり家族ができ、またある人は役割が上
現在i-Company CLUBでは多くの会員がいます。わたくし“けいぞうくん”は習慣カウンセラーとして、多くの年代の方に対して習慣定着に向けてアドバイスなどを生意気にもしておりますが、その中で年代毎に習慣の捉え方に特徴があるような気がしてなりません。以下10代~20代の特徴を”極端に”書きます。 若い年代は、「俺は誰にも縛られたくない。」という気持ちが強いものです。たしかに私も10代の頃は、強制される事に無条件にいら立ちを覚えたものでした。親から「宿題しなさい!」と言われ
Vol.21で食事記録のススメについて書きましたが、その時は、自分が実践していないにもかかわらず勝手に皆様におススメしておりました。「けいぞうくん絶賛!」と宣伝しておいて、実はけいぞうくんが実践していないというのは悪徳商法であると反省し、2か月前より自分を使った人体実験の意味を込めて食事記録をつける習慣を取り入れてみました。 最近は食事記録アプリなるものがたくさんあり、メニューや食べたものを入れるとカロリーや栄養素まで表示してくれます。最近のアプリでは、コンビニメニューがほ
前回は天邪鬼(あまのじゃく)として、とにかく人とは違ったことをやろうとするフィーリングタイプが躓くポイントを取り上げました。「退屈」ハードルと「個性」ハードルです。興味が無い事に関しては全く体が動かないタイプの人なので、いかに自分のやりたい事と習慣を繋げて楽しく実行できるようになるかが大切です。 さて、今回はお人好しタイプです。(※Bridgeサーベイをご存じの方はレシーブタイプを想像してください)。周りのこういう人はいませんでしょうか?平和が好きで、とにかく聞き役に徹して
前回は研究者として、正しいかどうかにこだわるシンキングタイプが躓くポイントを取り上げました。「完璧」ハードルと「慎重」ハードルです。まるで学校のテストや試験のように、全てにおいて〇?をはっきりさせるのがシンキングタイプの特徴ではありますが、習慣創りにおいては自分に〇?をつけない事。このあたりがポイントになってきます。 さて、今回は芸術家タイプです。(※Bridgeサーベイをご存じの方はフィーリングタイプを想像してください)。周りのこういう人はいませんでしょうか?とにかく人と