青春時代と習慣 ~俺はまだ本気でしてないだけ~
現在i-Company CLUBでは多くの会員がいます。わたくし“けいぞうくん”は習慣カウンセラーとして、多くの年代の方に対して習慣定着に向けてアドバイスなどを生意気にもしておりますが、その中で年代毎に習慣の捉え方に特徴があるような気がしてなりません。以下10代~20代の特徴を”極端に”書きます。
若い年代は、「俺は誰にも縛られたくない。」という気持ちが強いものです。たしかに私も10代の頃は、強制される事に無条件にいら立ちを覚えたものでした。親から「宿題しなさい!」と言われようものなら「今からやろうと思っていたのに、言われたからやる気なくした!」と訳の分からない駄々をこねていたのを思い出します。これに近い感覚なのかもしれません。でも、優秀なアスリートや20代から活躍している人たちは、必ず自分の習慣を確実に実行していますし、私も若い頃から習慣定着の方法を学んでおけばよかったと後悔しています。みんなに若いうちから習慣のダイナミズムを感じて欲しいと思っているのですがなかなか難しいですね。
また、この年代は「自分はやろうと思えばいつでもやれる!」と思い込んで習慣に着手しない人がいます。私が習慣のアドバイスで「習慣大事ですよ。小さなことからコツコツ積み重ねれば必ず大きな成果に繋がりますよ。」と伝えても、「?習慣?そんな年寄りのラジオ体操みたいなことできないっすよ。そんなことより手っ取り早く成果上げるには、どうすれば良いかその方法を教えてくださいよ。俺が本気出せば瞬殺なんで。ってか本気を出すなんてかっこ悪くてできないっすけどwww」という心の声が聞こえてきそうな反応をする人もいます。これが30代の反応だったら、もはや“イタイ人間”の部類です。「習慣」って堅苦しく言うからダサいと感じるのでしょうか?マイブームみたいに、マイルーチンとか可愛く言った方が、気分が乗るのかもしれませんね。「最近のマイルーチンなに?」と合コン(古い?)で交わされるくらいになってくれればイメージも変わるかもしれません。
さらにはこの年代は「俺の将来はまだまだこれから。時間は無限にあるからいつでも大丈夫。」という反応をする人もいます。人生を1日に例えるなら、10代~20代は午前8時から10時くらい。まだまだ一日がある!と思ってスマホやゲームに明け暮れたら、本当に’アッ’と言う間に夕暮れが来るように年を取っていく物なのですが。。。その割には、時間に関する忍耐力は無く、1週間や長くて1ヶ月続けても成果が出ない習慣には、すぐに「自分には向いていない」の烙印を押します。
というかこれって全部自分のこと。失敗を重ねてきた自分なのであんまり説教じみた事を言いたくないですが、「人生は短い眼で、習慣は長い眼で」の気持ちが大事ですな。合掌。