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精神と時の部屋①

 皆様。精神と時の部屋をご存知でしょうか?かの名作『ドラゴンボール』に登場する孫悟空達を鍛えるためのトレーニングルームです。精神と時の部屋の中では、現実世界の1日で1年分の時が流れます。 空気は地上の4分の1の薄さ、気温は50度から-40度まで変化。重力は地球の10倍。過酷な環境で1年間自分を磨いていたと思って外に出てみると、実際には1日しか経っていなかったという驚きの展開です。精神と時の部屋に1ヶ月みっちりトレーニングしても、外に出たら2時間しか経っていないという事です。実際にこんな部屋があったら最高でしょうね。

 良く健康診断の数日前だけお酒を飲まずに過ごすなど、健康的な生活をする人がいますが、この部屋があったら、健康診断を受ける4時間前に精神と時の部屋に入り、2ヶ月分過酷なトレーニングを積んで外に出て健康診断を受ける事を繰り返していると常に最強のビジネスマンです。意中の相手とデートする前日にみっちり鍛える事ができれば、願いが成就する確率も上がります。その前に一気に風貌が変わりすぎて「誰?」と言われる可能性が高そうですが…

 私はいくつかの勉強習慣を継続しています。アプリを自作して自慢してみたい!英語をスムーズに話せるようになって外国人女性にBARで話しかけてみたい!資格をたくさん取得したい!と邪まな動機も含めて色んな勉強に着手しています。英語は1日15分程度、資格勉強は10分程度、アプリ勉強も10分程度。これを毎朝やっていったらどうなるのか?を実験しているわけですが、本当は勉強というのはまとめてグッと勉強するタイミングが必要なのだろうなと、宅建の勉強を思って感じました。でも全部を1時間程度やるとなると1日の時間が無くなります。夜の時間勉強するためにお酒を飲まなければいいのでしょうか?それは「呼吸をするな」と言われるのと同じくらいの苦しみを伴うので私には難しいでしょう。

 そんな悶々とした時に思いついたのが、「精神と時の部屋」です。これがあったら、最高です。1日で1年分とは言わないまでも、10分で1時間分の学びが得られる事が出来たら最高です。そこで、私の最近の新たな興味対象として、学習効率というテーマを掘り下げています。学習効率というのを定義すると、勉強に費やした時間に対して、忘れずに定着している知識の総量になります。2時間3時間勉強したとしても、1週間後に大半を忘れるような勉強は、学習効率が低くなります。10分の勉強で、1か月後も覚えているような勉強方法は、学習効率が高くなります。次回以降、自分なりに習得した学習効率の方法を検証しながら皆様に共有していきたいと思います。

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