にしおか@ケアラー支援カウンセラー

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にしおか@ケアラー支援カウンセラー

メンタルケアラー(精神疾患患者を支える人)のための専門カウンセラー。 ケアラーが日々抱く問題や悩みを解決するための情報を発信しています。 私もケアラーです(20年)。ケアラーの成長が家族の未来を明るくします。 完全オンライン対応、個別無料相談会実施中です!

マガジン

  • 働く人のメンタルヘルスのために

    毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしくお願いします!

  • 頑張る大人の休憩所

    大人は毎日たくさん頑張らなきゃいけなくて大変です。 でも「大人だから頑張らなきゃ」と休むことも躊躇います。 大人だって疲れたら休みましょう。 心を休めるときのコラムを集めました。

  • うつ病家族の知恵袋

    家族がうつ病になると、思いがけない出来事や悩みと次々に直面します。 そんな時どうやって取り組むか、立ち向かうのか、あえて逃げるのか。 経験者+カウンセラー+精神保健福祉士がアドバイスします

  • 有料コンテンツ集

    メンタルヘルス、家族のケア、福祉制度に関する、有料コンテンツをまとめました。 ※マガジン自体は無料です。個別コンテンツが有料記事となっています。

  • うつを知って戦わない方法

    うつ病は、「戦って勝とう」とすると疲弊します。それが自分以外のうつ病相手なら尚更です。 うつ病とは、精神障害とはどんなものかを知り、戦わずに躱す・宥める・共存する方法を知りましょう。

最近の記事

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何故カウンセリングを受けるのか

カウンセリングとは何でしょうか。 と、カウンセラー自身が言うのもおかしく思われるかもしれませんが。 こちら側が提供できるものと、ご相談者側が感じるメリットは微妙に違うと思っています。 病院のように薬や注射があるわけでもない、医療保険が使える場も限られていて、1回で1万円近くかかる場合もある。 それでも、カウンセリングには特有のメリットがあります。 メリット① カウンセリングを受けるまでの過程ほとんどの人は、何か辛いことがあったり悩みがある時は、まずは自分の中で解決しようと

    • 戦うだけが全てじゃない:心の逃げ場を活用する

      ~逃げることで得られる心の安定と回復力~ 人は悩みや問題が起きると「逃げるか、戦うか」の2つで悩みます。大抵の人は戦う方を選んでいるのではないでしょうか。 そんなことない、という方も、その場で耐え続けていると思います。それも戦い方の一つです。 でもそれだけでは長期間を乗り越えることは難しいです。もう一つの「逃げる」を選ぶことも必要です。 今回は心の逃げ場の作り方と効果、メンタルヘルスを向上させる流れをご紹介します。 1.心の逃げ場、持っていますか?①心の逃げ場とは 正式

      • 思考パターンの見える化:自分を理解する3つのテクニック

        自分の思考パターン、つまり何かあったときにどう解釈して何を感じてどう行動するか、って、意外と分かっていません。 それを俯瞰したり分析する時間も無いくらい、あっという間に使っているからです。 しかし「どうして自分はいつも…」と悩むのは、その思考パターンが定着して変える手がかりがないからと言えます。 自分のストレス対処スキルを上げるために、他者に自分を理解してもらうためにも、思考パターンを知りましょう。 1.自分の思考パターン、知っていますか?①自己紹介で「私の思考パターン」を

        • ✅いくら考えても解決しない ✅いつまで経っても辛いまま という悩みがあるなら、もしかしたらそれは キャパ超え・領域越えをしているのかもしれません 線引きは大事です

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        • 働く人のメンタルヘルスのために
          101本
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          55本
        • うつ病家族の知恵袋
          96本
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        • うつを知って戦わない方法
          23本
        • 精神障害者保健福祉手帳 徹底解説
          13本
          ¥1,000

        記事

          周りみんなが敵に見える

          周りが敵に見えるとき、それは同時に自分のことも責めてしまう辛い体験です。 ただ、原因や事実確認をしようとしても、それを正しく受け入れられない精神状態である可能性が高いです。 まずは先に自分を楽にしてあげましょう 【Howto①】心身の健康を取り戻す自覚が無いだけで身体も心も疲れ切って病気一歩手前である可能性があります ✅毎日7時間熟睡出来ていますか? ✅毎回の食事は美味しいと感じますか? ✅今日は何回笑いましたか? これに対して「うーん…」となってしまうなら黄色信号です

          うつ病になった人への接し方として『そっとしておく』がありまが 同居家族には限界があります 一生懸命な家族ほど何もかも自分一人で抱え込み続けるようになってしまいます では、どうすればいいでしょうか? 私の経験を含めてお話しています https://amzn.asia/d/0gHCxLuh

          うつ病になった人への接し方として『そっとしておく』がありまが 同居家族には限界があります 一生懸命な家族ほど何もかも自分一人で抱え込み続けるようになってしまいます では、どうすればいいでしょうか? 私の経験を含めてお話しています https://amzn.asia/d/0gHCxLuh

          充実感を手に入れる方法:自分軸で描く理想の人生

          「充実感に満ちた人生」って、いいな、と思いますよね。でもじゃあ充実感って何だろう、とも考えます。 そして「今の自分の生活は充実してないかもしれない」と考えて、気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。 充実感は向き合い方によって感じ方も感じるものも内容も変わってきます。そのために自分軸が役に立ちます。 今回は自分軸を持つことで充実感を高めていくプロセスについて解説いたします。 1.自分軸を見つけるためのステップ①自分の価値観を理解する 自分軸とは、自分の中心に据えられている

          充実感を手に入れる方法:自分軸で描く理想の人生

          家族が知っておきたい「障害者雇用」基礎知識

          —障害者雇用について知り、将来への不安を減らそう— うつ病など精神疾患で仕事を休職・退職した家族を見ていると、 『今後仕事はどうすればいいんだろう、どうすることが出来るんだろう』 と考えるでしょう。 もちろん本人の考えが第一ですが、それ以外でも「どういう働き方・リハビリテーションがあるのか」を知っておくことは、家族にとって大きな安心材料になります。 そしてもし本人が想定していた復帰プランがとん挫したときに、アドバイスすることも出来ます。 今回の講座では、以下の内容につい

          家族が知っておきたい「障害者雇用」基礎知識

          家族のうつ病を受け入れる心構えと対処法

          ~困難を乗り越える方法~ 家族がうつ病になった時、それをすぐに受け入れてサポート体制に入ることは現実的には難しいです。 家族の病気はどんなものでもショックですが、精神疾患特有の問題があるからです。それは家族と言えど同じです。 受け入れることが難しい問題と向き合わなければいけないのは辛いです。簡単ではありません。 それでも向き合わざるを得ないのが家族です。ではどんな向き合い方があるのか、を考えました。 1.うつ病の人に必要なのは、周囲からの理解①辛さへの無理解からうつ病になる

          家族のうつ病を受け入れる心構えと対処法

          自己肯定感は高めようとしなくていい

          「自己肯定感」って、最近のメンタル系の中も結構大きなキーワードですよね。 自己肯定感を高めることで色んな事がうまく行く、ということを説明している記事や書籍がたくさんあります。 自己肯定感の高め方、で検索すると色んな情報がヒットします。 自己肯定感はあるに越したことはないです。 ただ、これを高くすることを目標にする、っていうのは、ちょっとやめといたほうがいいいんじゃないかな、というお話をしたいと思います。 ◆自己肯定感とは何か?そもそも自己肯定感って何でしょうか。 「自己」

          自己肯定感は高めようとしなくていい

          うつ病患者家族が突き当たる3つの壁

          ~家族のうつ病に直面したとき、あなたにできること~ 家族がうつ病になると、問題は病気だけではないことに次第に気づいていきます。 病気だけなら主治医に任せておくほかありません。しかし家族が向き合わなければいけない問題はそこではありません。 不安が強いと力が入り過ぎて選択肢が狭くなってしまいます。でもそれは家族なら当然のことです。 家族だからこそ突き当たる壁とその克服方法を伝授いたします。 1.家族が病気になると、今までの常識が通用しなくなる①自己認識 まず最初に突き当たる壁

          うつ病患者家族が突き当たる3つの壁

          「諦める」メリット

          諦める、って、良くないイメージのほうが強いですよね。 「Give up」みたいな、白旗上げて逃げる感じかもしれません。 それ自体も個人的には全然アリだと思っていますが、「諦める」は尚更悪いこととは思いません。 要は「諦める」ことを前向きに活用すればいいのです。 メリット①:執着や思い込みから解放される何かを諦められずにいる状態とは、モノや状況、人、未来に執着してこだわっている状態です。 拘り、ではなく「目指している」と言える状態なら問題ありません。 しかしそこだけを見て視野

          【出版のご案内】家族のうつ病を支える人へ

          何度かnoteでもお話しておりましたが、この度Galaxybooks社より本を出版いたしました。 『家族のうつ病を支える人へ』~共倒れしないために、今、出来ること~ 一人で抱え込まないで甘えよう【本の概要】価格:¥1,485(税込) ページ数:134ページ 出版社:Galaxybooks 寸法:13 x 0.79 x 18.8 cm ジャンル:自己啓発/メンタルヘルス/精神疾患/家族ケア 【目次】まえがき うつ×支える人「らしさ」を中心とした自立支援 第1章 「助けて

          【出版のご案内】家族のうつ病を支える人へ

          「諦める」とは前進の一歩:新たな道を開く方法

          何かを諦めた経験は、大人なら何度かあると思います。その時はもしかしたら落ち込んだり自信を失ったりしたかもしれません。 何かを長く目指し続けていたり、ずっと執着していたことを諦めると少なからず喪失感を覚えます。 どちらかと言えばネガティブに捉えられがちな「諦める」という選択は、実はポジティブ志向と直結しています。 今が辛いなら諦めるほうが得策です。諦めることのメリットと方法、ネガティブな諦めとの違いについて解説します。 1.諦める、とは①仏教の「諦観」 仏教には「諦観」とい

          「諦める」とは前進の一歩:新たな道を開く方法

          「すみません」の使い方

          「すみません」、って、1日に何回くらい使ってますか? 便利な言葉ですよね。謝罪にも、感謝にも、声かけにも使えます。 とりあえず言っておけば間違いない万能薬です。 しかしこの用途の中で、1つだけあまり使わないほうがいいものがあります。 「感謝」するときです。 ①感謝やお礼で「すみません」を使うのを減らそう例えば何かを譲ってもらったとき、配慮してもらったときなど、咄嗟に「すみません」が出てしまいませんか? お互い日本人同士なら、その「すみません」がお礼を示していることは伝わり

          プラス思考で行こう!解決志向の実践ガイド

          プラス思考になろう、と強引に意思の力で変えようとしてもなかなか上手くいきません。 そもそもプラス思考って何?って思いませんか? プラス思考とは、具体的な行動へつながる思考と前向きなモチベーションを意図的に喚起できることです。 今回は「解決志向」をベースに、困難な状況でプラス思考に転換する方法をご案内します。 1.プラス思考への手がかりになる「解決志向」①解決志向とは ソリューション・フォーカスト・アプローチとも呼びます。ソリューションとは「解決」や、解決するための「方法」

          プラス思考で行こう!解決志向の実践ガイド