見出し画像

飛行機は好きですか?

突然ですが、飛行機は好きですか?
あーさんは飛行機が大好きです。
現在、コロナウイルスの影響で各国の航空会社が経営破綻の危機に陥っているのはご存じでしょうか?
この記事では、あーさんなりにこれからの航空業界を考えてみます。
※あくまでも個人的な意見です

航空業界の現状

航空業界に興味がある方ならご存じかもしれませんが、現在航空業界はかなりのダメージを受けています。
既に海外では破綻申請をした航空会社があるのも事実です。

また、多くの路線で大幅な減便や運休が世界各国で発生しており、これまで大型の機材(飛行機)で運行していた路線を小型機材で運用するなど、できるだけロスを抑える対策が取られています。

小型機材を持っていた航空会社はこの方法である程度食いつないでいけるのですが、大型機材しか導入していない航空会社は座席を外し、需要が急激に増加している郵便物等の、貨物を運べるようにしています。

無乗客なのに飛行機を飛ばしている!?

現在、乗客がいないのに飛行機を飛ばしている路線が数多く存在します。
数人の乗客がいるのであれば、飛ばす理由は分かるのですが、乗客が0で飛ばす、いわゆる”ゴーストフライト”には何か飛ばす理由があるのでしょうか。

ヨーロッパの空港ルール

ゴーストフライトが行われているのは主にヨーロッパ路線。
その理由はヨーロッパの空港における、発着枠数のルールがあるからなのです。
そもそも発着枠数とは、”この空港ではこの時間にあなたの会社の飛行機を着陸もしくは離陸させてもいいですよ”というもの。

ヨーロッパの一部の空港では、この与えられた発着枠数の8割以上を運航しないと、取り消されるというルールがあるのです。
この状況で日本からも毎日たくさんのヨーロッパへの飛行機が飛んでいるのは主にこれが理由です。
単に郵便物などの輸送を担っているということもありますが。

コロナ収束後の航空業界

フラッグキャリアと言われる、その国を代表する航空会社をはじめ、FSC(フルサービスキャリア-ANAやJAL)やLCC(ローコストキャリア-peachやエアアジア)はこれからどうなっていくのでしょうか。

FSCに関しては、航空業界以外にも子会社があったり、元々経営体力があるため、一定の需要さえ確保できれば、これまでと運賃等を含め、変わりはないのではないかと考えています。

しかしLCCは、効率良く機材を運用することで利益を得るため、満席での運用がFSCよりも重要視されます。
また、需要の変動で運賃の上下幅が激しくなるため、満席での運用が難しいとなった際には、LCCのメリットである低価格運賃が意味を成さなくなるのです。

つまり、LCCはFSCに比べ経営体力がなくコロナ禍(か)が長引けば、経営を維持するのが厳しくなる可能性が高いということです。
あーさんのように海外旅行に行く際、LCCを利用してできるだけ渡航費を抑えるということも難しくなるのです。
これにより海外旅行者の減少などの懸念が出てくると予想しています。
少なくともあーさんは航空運賃が高ければ、海外に行くことを躊躇します。

まとめ

・コロナウイルスの感染拡大は航空業界に甚大な影響を及ぼしている

・ヨーロッパの一部の空港に存在する発着枠数ルールが航空会社を圧迫

・ANAやJALなどのFSC(フルサービスキャリア)は経営体力があるがpeachやエアアジアのようなLCC(ローコストキャリア)は経営が厳しくなる可能性あり

・コロナ収束後も負の連鎖で海外旅行者の減少などが重なり、海外旅行に気  軽に行けるかは不安が残る(費用面で)

以上、あーさんなりの航空業界の考察でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

Instagramにも下記リンクから是非アクセスしてみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?