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【第12回】企業の成長可能性に関する説明資料を読もう ~株式会社スペースマーケット~

こんにちは。株式会社ホロックスの鷲尾です。

今回は、あらゆるスペースを時間単位で貸し借りできるシェアリングプラットフォーム『スペースマーケット』を運営している企業、株式会社スペースマーケットの成長可能性に関する説明資料について解説していきます。

2014年に設立された株式会社スペースマーケットは、スペースシェアリングプラットフォームの運営・スペースプロデュース事業・イベントプロデュース事業・リアルマーケティング支援事業を展開、大きく成長を遂げ、2019年12月には東証マザーズにIPOを果たしています。

株式会社スペースマーケットについて

株式会社スペースマーケットのコア事業は、スペースを借りたい「ゲスト」と、スペースを貸したい「ホスト」をマッチングし、双方から手数料を受け取るスペースシェアリングプラットフォーム『スペースマーケット』の運営です。

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画像出展:株式会社スペースマーケット 成長可能性に関する説明資料

『スペースマーケット』内の掲載スペースは全国47都道府県12,000箇所にも及び、会議室や飲食店だけでなく、スポーツ施設や観光施設など、通常のレンタルスペースとは少し異なる特徴を持ったスペースも掲載されています。

そして、『スペースマーケット』においては、さまざまなユースケースに対応することで新たな体験を創造しています。

お寺内で社員総会を行ったり、さくらで彩られたレンタルスペースを活用することで、室内でお花見を行ったりと、多くのユニークな活用事例が見られます。

また、誰でも簡単にスペースの貸し借りが行えるようになったことで、空間に新たな価値が付与された事例も多くみられます。

莫大な維持費がネックになっていた古民家においては、『スペースマーケット』に掲載することで、想定していなかったコスプレイヤーの撮影等で利用され収益が上がることで、サステイナビリティが担保されました。

株式会社スペースマーケットの強み

株式会社スペースマーケットの強みとしては、今までのC2C間レンタルスペース事業などにおいてみられた利用者の不安や課題を解決するスキームを確立し、またそれら利用者がレンタルスペースの貸し借りする際に付加的に発生するニーズをしっかりとキャッチしてサービス化している点です。

『スペースマーケット』においては、レンタルスペースの貸し借りにおけるゲスト・ホストが抱える不安を解決するためにクオリティ担保体制を確立し、さまざまな取り組みがなされています。

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画像出展:株式会社スペースマーケット 成長可能性に関する説明資料

また、借り手側の視点に立ってレンタルスペース利用の際に発生する付加的なニーズに対応するべく、レンタルスペース内で行われるイベントの運営支援サービスも展開しています。

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画像出展:スペースマーケット株式会社 成長可能性に関する説明資料

これらによって、ホスト・ゲストの数を拡大し、それに伴ってGMVが拡大、プラットフォームとしての価値を高めることを実現しています。

株式会社スペースマーケットの今後

株式会社スペースマーケットは今後、利用者にとって価値のあるスペースの掲載数を増やすとともに、同じく利用者にとって価値のある付加的なサービスを拡大することで顧客体験を高め、新たなスペース利用の可能性を創造、スペースシェアのモデルを確立していきます。

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画像出展:株式会社スペースマーケット 成長可能性に関する説明資料

まとめ

・株式会社スペースマーケットのコア事業は、スペースを借りたい「ゲスト」と、スペースを貸したい「ホスト」をマッチングし、双方から手数料を受け取るスペースシェアリングプラットフォーム『スペースマーケット』の運営

・『スペースマーケット』においては、さまざまなユースケースに対応することで新たな体験を創造

・誰でも簡単にスペースの貸し借りが行えるようになったことで、空間に新たな価値を付与

・今までのC2C間レンタルスペース事業などにおいてみられた利用者の不安や課題を解決するスキームを確立し、またそれら利用者がレンタルスペースの貸し借りする際に付加的に発生するニーズをしっかりとキャッチしてサービス化

・今後は利用者にとって価値のあるスペースの掲載数を増やすとともに、同じく利用者にとって価値のある付加的なサービスを拡大することで顧客体験を高め、新たなスペース利用の可能性を創造、スペースシェアのモデルを確立

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