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スポーツに重要なのは体幹なのか?下半身なのか?上半身なのか?

皆さん、こんにちは。

社会人ラグビーチームでコンディショニングコーチをしている寺田です。

さて、今日のタイトルを見て皆さんは何を思ったでしょうか?

①『体幹が大事ってテレビでも言ってるし体幹でしょ?

②『立って行うスポーツが殆どなんだから下半身でしょ?

③『まさかの上半身??

④『どこでも良いわ。どれも大事なんだろ?

④番目の意見の貴方/貴女、裏を読む鋭い視点をありがとうございます(笑)。
結論からいうと、私はどれも大事だと思っています。

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ただ、ここで終わってしまうと身も蓋もないので

『何故そう思うか』

について少し書いていきたいと思います。

どの意見もあながち間違いでは無いのです(全部大事なので)。

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①体幹が大事

まず①の『体幹が大事』という意見がそもそも広まったのは欧米のスポーツ界で注目されたからです。

トレーニングをしているのに腰痛が出る選手がいたり、
四肢の筋力が強いのに結果が出ない選手がいた事で

『普通の筋トレしてるだけじゃ何か足らないのでは?』
→ 『手や足がついている根元(胴体)が不安定だから力が逃げてるんじゃない?』
→ 『コア(体幹)を鍛えないといけないんじゃない!?』

という流れですね。

これは体幹に比べて他が強い選手、体幹のコントロール(いつ、どんな感じで力を入れるか)ができていない選手にはとても大事です!

②下半身が大事

②の答えはすごく本質をついた意見ですね。

殆どのスポーツは立って行い、走ったりジャンプをしたり、止まって切り返したりするのでそれを行う下半身の筋力はとても大事です。

また、上半身で何かを投げる、打つスポーツでもそのパワーは下半身から来るので下半身を鍛えるのは超重要です。

③上半身が大事

まさかの③もあながち間違いではありません。

ボールを投げる、打つスポーツは肩や肘に負担がかかる事が多いので、それに耐えうる筋力は絶対に必要です。

下半身が強く、体幹も強い選手がパワーをしっかり上半身に伝えられた時、そこが筋力不足であればパワーを受け止めきれません。。。

他にも、ランニングやジャンプなどでも腕の動きで身体の動きを邪魔する事も助ける事もできます。

上半身が弱い事が理由でパフォーマンスの低下や怪我に繋がる事もあるのです。

④全部大事

ここまで①から③について色々と理由を書いてきましたが、何故『全部大事』になるのかが分かりますよね(笑)。

では、あえて順番をつけるとすれば??

私は下半身→ 体幹&上半身 だと思っています。

下半身の筋力が伸びたり、パワーが伸びれば

足が速くなったり、高く飛べるようになったり、相手と当たった時に耐えられる様になったりします。

また、下半身のトレーニングで体幹も鍛えられる事が多いという事もあります(スクワットやデッドリフトなど)。

上半身はスポーツによって鍛えるべき部分や重要度が変わってきます。

ラグビーと卓球では求められる上半身の能力は全然違うでしょう。

なので、結論としては『全部大事』となるのですが、全部大事だからこそ自分で何が足りないかを考えるのが本当に大切です。

自分の身体でする自分がしたいスポーツなんですから自分でまずは考えないとですね。

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ただ、それには限界もあるので、トレーニングや動きの専門家に
『貴方/貴女にはこれが大切』
と考えてもらう事も大切
だと思っています。

今はチームの指導だけですが、今後は個人への指導やサポートもしていく事を計画しているので、興味がある方は引き続き読んで頂ければと思います!

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!

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