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暑い日の運動はWBGTをチェック

皆さん、こんにちは。

近鉄ライナーズでコンディショニングコーチをしている寺田です。

今日は土曜日という事でチーム活動はお休みだったのですが、

私は朝からもうすぐ練習に復帰する選手の

復帰テスト兼リハビリの為にグラウンドへ。

朝からかなり天気が良く、

めちゃくちゃ暑い日でした。。。


暑くなると熱中症の危険は高まるのでかなり気をつけないといけません!

(8月の東京だけで170人の方がお亡くなりになっている)

ただ、熱中症は適切な処置をすれば100%助かるとされていて、

アメリカではKSI (Korey Stinger Institute)という

熱中症で亡くなったNFL選手の名前を冠した

スポーツの突然死を防ぐ為の研究機関

が、多数の論文を発表したり、啓蒙活動をしています。

興味がある方は英語ですがチェックしてみてください

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そんな熱中症の危険度を示す『暑さ指数』が

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature 湿球黒球温度)

詳しくは環境省の熱中症予防情報サイトが教えてくれますが、

簡単に言うと

『気温だけでなく、湿度と、周りのモノの温度も計算に入れた暑さ指数』

になります。

特に湿度の影響を重視している指数になっていて、その理由としては

空気中に水分が多いと汗が蒸発せず

身体の中に熱がこもってしまうから

チームでもこのWBGTをチェックするためにタニタの黒球式熱中症指数計

というのを使用しています。

ただ、昨年からあったもののなかなかトレーニングの内容や時間などに

反映されていなかったのでまだまだ手探りの感はあるのですが、

WBGTが高い時はこまめに水分補給の時間をとったり、

室内に移動して扇風機とアイスバッグで身体を冷やしたりして対処する様に

現在はなっています。

あと数日で9月になるものの、まだまだ暑い日が続きそうなので、

外で運動をされる方や家族に高齢者がいらっしゃる方は

十分にご注意ください。

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