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書籍紹介: 静かなリーダーシップ

こんにちわ!

コンディショニングコーチの寺田です。

今日は水曜日なので書籍の紹介♪

相変わらず、
・トレーニング
・子供のスポーツ
などには関係ない著書になっております(汗)

静かなリーダーシップ
ジョセフ・L・バダラッコ著
高木晴夫 監修/ 渡邊有貴 解説/ 夏里尚子 訳 

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『静かなリーダー』と『ヒーロー型リーダー』

まず、タイトルの『静かなリーダーシップ』とは何なのか?という事を先に結論として書いておくと

・『静かなリーダー』によって取られる、小さな努力、忍耐強い行動、勇気ある発言 

などです。
・・・といっても『何のこっちゃ』『静かなリーダーって何やねん』となりますよね(笑)。

本著が定義する『静かなリーダー』とは大衆から支持を集めたり、
企業を自分で一から立ち上げて大企業に育てたり、
社会を変革したりするような人(ヒーロー型リーダー)ではありません

『静かなリーダー』とは

忍耐強くて慎重で、一歩一歩行動する人、犠牲を出さずに、自分の組織、周りの人々、自分自身にとって正しいと思われる事を、目立たずに実践している人

と本著では定義されています。

要は『地味だけど、特別な能力も無いけど、頑張っている人』という事ですね。

本著ではそんな『静かなリーダー』の事例がたくさん紹介されていて、

『静かなリーダーシップ』とは何なのか?

という事について考察されている内容になっています。

日常の問題に対処する

ヒーロー型のリーダーシップでは無いと少し書きましたが、
本著に出てくる静かなリーダーシップを持って活躍する人はごく普通の人々。

組織の問題に直面する中間管理職の人が、

自分の
・論理感
・利益と不利益
・人間関係 
などに挟まれて、慎重に考えて、決断をする様子が描かれています

具体的な事例がその人のストーリーとして書かれているのですが、
『ややこしいけど、実際にありそう。。。』
と感じるものばかり。

登場人物の対応を読んでいて、参考になる方も多いと思います。

ヒーローにはなかなかなれない

本著には『もしこの人がヒーロー型のリーダーシップをもって対応していたら』と書かれている部分もあるのですが(上手くいかなかっただろうという形で…)、

『正直、そんな人はなかなか居ないよなぁー。』

と思ってしまいます(笑)。 

特に日本は良くも悪くも『皆んな同じ』を尊びますからね。

裏を返せば本著は『ヒーロー』になれなくても『リーダー』になる方法はあると書いているという事。

私もどちらかというと本著の定義にある様な

『忍耐強くて慎重で、一歩一歩行動する人、犠牲を出さずに、自分の組織、周りの人々、自分自身にとって正しいと思われる事を、目立たずに実践している人』

になりたいなぁと思っています♪

まだまだほど遠いですが。。。

まとめ

『静かなリーダー』になるには特別でなくても良い。

崇高な使命感も持たなくて良い。

時には打算で動いても良い。と具体的な事例と共に教えてくれる本著。

私は細かい事例のストーリーはすっ飛ばして読んでしまいましたが(笑)、
色々なタイプのリーダーシップスタイルを学びたい人は是非チェックしてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:

ついに12月になりました!アスレティックトレーナーの資格更新に勉強に追われています。。。

サポートして頂けると、とても嬉しいです! サポートして頂いたものはありがたく活動の資金として使わせていただきます!