Keitaroast

LiLo Coffee Factory ヘッドロースター。 コーヒーと笑いが好き。とに…

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LiLo Coffee Factory ヘッドロースター。 コーヒーと笑いが好き。とにかく楽しくいきたい。 noteでは、考えずに書く、という発信を試していきたい。 2021/6/16

マガジン

  • keitasanbun

    考えずに書く という文章たちです。 10分で書き終える、という縛りのみで、自分の頭の中を吐き出していきます。

  • LiLoのコーヒーのこと

    LiLo Coffee Roastersやリロコーヒー喫茶で取り扱っているコーヒーのことについて書いています。

  • Keitaroast Registry

    自分の仕事に対する考え方や姿勢、 コーヒーに対する向き合い方を備忘録として記録していってます。

  • LiLo Coffee History

    LiLo Coffee Roastersのこれまでの歴史を振り返ることが出来る様に、今に至った色んな経緯を記録していきます。

最近の記事

7年の重なり

例のごとくこのnoteでは、【考えずに書く】という練習として、大枠で何のことを書くかだけ決めて、その後は思いつくままに10分間筆を走らせるという内容になっています。読みづらい点も多々ありますが、その言い訳を事前にしていますのでいいですよね。 間も無くLiLo Coffee Roastersが7周年を迎える。周年を迎えるにあたって色々なことを準備しているのだが、今年は自分の中でも特別チャレンジ度が高いことを進めていて、もちろんその軸は焙煎にある。僕のライフワークだ。 本当に

    • 考えずに書き出すことを考える

      文章を書く時に一筆書きでガーッと書く機会が本当に減った。減ったというか、今まで意識してそれをした事が果たしてあったのか。読む人のことを考えたり、立ち止まって何を書こうか考えたり、考えてから書く、という癖がいつからかついていて、何も考えず思いつくままに書くという事から距離を置いていた。そうすると、感情を言語化することのスピードが遅くなってきている。歳を重ねているから尚のこと。なんかそれがイヤだなーと思っていて、ちょっと実験的ではあるが、自分のために自分のためだけに、何も考えずま

      • リロの豆はリロの豆

        ※2018年12月18日の投稿 有難いことに連日、 老若男女国籍問わず 沢山のお客様にお越し頂いている。 今日も朝から 豆購入やグッズの問い合わせで ご年配の方、 声が非常に若い方、 大阪観光中ペルー人、 ほとんど聞き取れない英語のドバイ人、 などなど電話が多数。 とにかくたくさん 豆をご購入頂く。 オープンしてから4年と4ヶ月だが、 初期のころの量からすると ありがたいことにケタ違いに 増えていて嬉しいなと思う。 そんな中、 ウチの豆を何度も リピ

        • コーヒーを一過性のものにしたくない

          ※2018年12月11日の投稿。 朝起きて布団を上げ 掃除機をかけて ゴミをまとめて コーヒーを淹れて コーヒーを飲む。 身支度を整えて 自転車で店まで行き 焙煎機に火を灯して コーヒーを淹れて コーヒーを飲む。 焙煎を数バッチ行い 販売豆梱包の為に ハンドピック。 その時の為の コーヒーを淹れて コーヒーを飲み、 業者様からの電話や 様々な方のメールに応対しつつ コーヒーを淹れて コーヒーを飲む。 そこからお店に立って いろんなお客様とお話ししながら コーヒーを淹れ

        7年の重なり

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        記事

          決して恵まれていない立地

          ※2019.11.29 の記事 【LiLo Coffee Roasters History ①】 今回はLiLo Coffee Roastersの立地について。 おかげさまで今は外国人観光客の方々に たくさんご利用頂いており、 よく立地が良い立地が良いと 言われますが、 元々5年前より以前は アメリカ村のはずれという事もあり 前の道路は三角公園周辺と比較しても 圧倒的に人通りが少なく閑散としておりました。 ホステルやホテルも今でこそ アメ村のそこら中に建っ

          決して恵まれていない立地

          ガイドラインとルール

          ※2018年12月に記載 コーヒーにはルールがない。 世界には 色んな焙煎方法があり 色んな抽出法があり 色んな飲み方があって 色んな好みがある。 最新鋭の何千万円もする焙煎機で焙煎された Cup Of Excellence受賞の豆もコーヒーだし、 コーヒー豆生産国であるエチオピアで 1000年以上前から伝統的に今も行われている カリオモンというコーヒーセレモニーでは、 鉄鍋で生豆をかなりの深煎りまで煎り 湯で煮立たせて飲む。 どちらも紛れも無いコーヒー。

          ガイドラインとルール

          好き変わり

          僕は20年以上前から 元々コーヒーが好きだったが、 今の好きとはまるで違う 「好き」だった。 コーヒーはガツンとした苦味があって チョコレートやミルクと相性良く オトナの味というイメージがあり、 背のびして飲んでいたかもしれない。 苦味のおかげで 目が冴えた気がしていたから 勉強する時のお供だったけれど、 大体2杯も飲むと 胃もたれしてくるから ちびちび飲んでやり過ごしていた。 ビックリする量 加糖されたコーヒーを ドカドカ飲んで コーヒーおいしい と感じようとしていた

          好き変わり

          オモチャをつくる

          小さな頃、 シルバニアファミリーで 遊ぶのが好きで、それこそ 人形達の耳がちぎれるくらい 遊び倒した。 他にもガン消し等の人形を与えると、 その人形のフォルムに応じた 人物設計を綿密に行い、 各種の関係性や背景なども考えて ストーリーを作っていた。 粘土を与えても ずっと何かしらこねていたし ゲームを与えようものなら、 止めなければずっと寝ないで やっていたほど。 とにかくオモチャで遊ぶことが得意だった。 その後 オモチャを自分で作りたいな と思った時期もあり、 ゲー

          オモチャをつくる

          メンテナンス

          製造業において大切なのは 原料の品質管理、 製造工程、正確さと安定性。 後者を維持する為には 製造機械のメンテナンスが不可欠。 焙煎機はメンテナンスを怠ると 味に直結するのですぐわかります。 排気ダクトが汚れると排気が悪くなり 焙煎香が豆にまとわり付きやすくなり スモーキーな味わいに。 また、空気の抜けが悪いので 豆への熱の伝わり方が悪くなり 芯まで火が入らなかったり、 逆に表面が焦げやすかったりして 渋味や辛味、苦味の原因にもなる。 ベアリング

          メンテナンス

          思い出すツール

          近頃、初来店の外国人のお客様からも 「Oh! Keita!! Nice to meet you!!」 と、名前で呼ばれることが多くなった。 Instagramのアカウント名に 名前を記載していることも もちろんあるのだが、 それは4年前のオープンの時から ずっとコレなので、 ここ数ヶ月で格段に 名前を呼ばれることが増えた 理由にはならない。 原因はこれだ。 4周年の時からスタートした パーソナルカード。 トレーディングカードをモチーフとした ロースターやバリスタの

          思い出すツール

          アメリカーノ

          今でこそなかなか まとまった時間が取れず 回れていないが、 昔はよくコーヒーショップを巡って コーヒーを飲みまくっていた。 1日5店舗なんてざらだし、 多い時は10店舗、 LiLo Coffee Roasters グランドオープン前に 東京コーヒー視察に行った時は、 1日20店舗まわったこともある。 これはさすがに僕の目が まわってしまったが、 1日にまとめてしまった方が 違いもわかりやすいしよかった。 こういう複数店舗を 一気にまわる時に、 僕は必ず アイスアメリカー

          アメリカーノ

          アップデート

          iPhoneのOSやアプリのアップデート。 色んな人にどうしているか聞いてみると 三者三様面白くて、 とにかく何でもかんでもアップデートする人、 慎重に吟味してから自分で納得出来たら アップデートする人、 とにかくなかなかしない人。 どれもそれぞれ理由があって ちょっとそこにその人の 性格なんかも見え隠れして興味深い。 つい最近、 コーヒーの抽出法を 見直す機会があった。 これまでタブーとされていたことを 改めて試してみたり、 他の人たちが淹れている方法を そのまま真

          アップデート

          「毎日コーヒー飲みますか?」

          ふと何気ない会話の中で お客様から 「毎日コーヒー飲みますか?」 との言葉。 一瞬、不意をつかれた感じになったが もちろん毎日飲むので それを伝えると、 ものすごく驚かれたご様子。 「ええっ?!毎日飲むんですかっ?!」 そのことに驚きながらもそこから、 そのお客様のこれまでの コーヒーとの付き合い方を伺いつつ、 お互いのギャップを埋めていく会話。 お客様のコーヒーに対するイメージ、 僕がなぜ毎日飲む様になったか、 コーヒーの成分や効能の話、 メリットとデメリット、

          「毎日コーヒー飲みますか?」

          日常を綺麗に彩るために

          祝日。体育の日。 超快晴。ドピーカン。 気持ち良い天気の中 いつも駆け抜ける道から キンモクセイの香りがして 秋の訪れを感じる。 常連のお客様とバッタリ会い、 一緒にいたお子様から めちゃくちゃ元気にあいさつされて 嬉しい気分になる。 店に着くと リナちゃんから 「ニュークロップのエチオピア めちゃくちゃ良い香りですー!」 と幸せそうな声。 僕も嬉しくなってLabに向かい 新しい生豆の香りを感じてみる。 まず感じたマスクメロンの香り。 ずっと鼻を近づけている

          日常を綺麗に彩るために

          やりたいことやって生活すると。

          10/1。 コーヒーの日。 世界中で10/1はコーヒーの日だ と定められているから この日の前後は世界各国いたる所で コーヒーのイベントが開催されている。 たのしい時期。 僕たちも今年は特に 色んなイベントに 関わっているし、 僕自身色んな所で 焙煎したり抽出したり。 うれしい時間を過ごしている。 よく、勘違いされるのだが、 特に最近過密スケジュールで 睡眠時間も少なくなってはいて、 ご心配くださる方も多いのだけれど、 もちろんツライわけなんてなく ましてやオレ長

          やりたいことやって生活すると。

          思い入れのある豆

          4年前のオープン以来、 ずっと使い続けている 【ドミニカ ハラバコア アルフレッドディアス プリンセサワイニー ナチュラル】 LiLo Coffee Roastersグランドオープン前 コーヒーの初期ラインナップを検討する中、 100種類以上の豆を試して 最も衝撃を受けたコーヒー。 アポロチョコを溶かしたホットワイン というのが僕のこのコーヒーに対する 第一印象で、その後ハーブや熟した苺が 複雑に絡み合った味わいが続き、 煮詰めたジャムの様な甘さの余韻が ずっと続くゴー

          思い入れのある豆