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7年の重なり

例のごとくこのnoteでは、【考えずに書く】という練習として、大枠で何のことを書くかだけ決めて、その後は思いつくままに10分間筆を走らせるという内容になっています。読みづらい点も多々ありますが、その言い訳を事前にしていますのでいいですよね。

間も無くLiLo Coffee Roastersが7周年を迎える。周年を迎えるにあたって色々なことを準備しているのだが、今年は自分の中でも特別チャレンジ度が高いことを進めていて、もちろんその軸は焙煎にある。僕のライフワークだ。

本当にLiLoでは貴重な体験をさせてもらえているなと感じる日々なのだが、ここ最近の焙煎に関しては特にそうだ。”セオリーを作る”という事と”セオリーを覆す”という事を同時に並行して行っている。最新鋭の焙煎環境と素材が揃えられる状況にやっとなって、感覚に依る所が多分にあった焙煎プロファイルが完全可視化されベースプロファイルが出来つつある。そのベースを元にもっともっと広く焙煎が出来る状態をつくっていくのだが、それを根本からぶち壊して別アプローチで素晴らしいコーヒーをつくるということも同時に行っている。

もちろん、めっちゃ大変。何やってんだろうって思うこともザラだ。せっかくコツコツ自分で作ったマニュアルを出来た途端に自分でぶち壊していくのだから、最初は途方に暮れた。でも、その過程で見えてくるものがあって、その見えたものは、やっぱり今の環境じゃなかったら気付かず通り過ぎていたことで、それに気付けた時に初めて環境に感謝する。ゲンキンなものだ。初めから気づけたらどんなに楽か。初めから感謝出来たらどんなに素敵な人間か。でも、それが出来ないからこそ人間であって自分なんだなとも感じる。プロとは何か。毎日それを考えないことはない。答えは無数にあるが、一見相反することを同じ人間が同じ感覚で並行して行うことで、物事をクリティカルに捉えられる様になる。という事は確かなことっぽい。

いよいよ1ヶ月を切った。僕の仕事の価値を1人でも多くの人に感じてもらえる様にもっと頑張ろう。

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