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コーヒーを一過性のものにしたくない

※2018年12月11日の投稿。

朝起きて布団を上げ
掃除機をかけて
ゴミをまとめて
コーヒーを淹れて
コーヒーを飲む。

身支度を整えて
自転車で店まで行き
焙煎機に火を灯して
コーヒーを淹れて
コーヒーを飲む。

焙煎を数バッチ行い
販売豆梱包の為に
ハンドピック。
その時の為の
コーヒーを淹れて
コーヒーを飲み、
業者様からの電話や
様々な方のメールに応対しつつ
コーヒーを淹れて
コーヒーを飲む。

そこからお店に立って
いろんなお客様とお話ししながら
コーヒーを淹れて、
僕も味を見るため
何杯も何杯も
コーヒーを飲む。

少し遅めのランチ休憩の後は
コーヒーを淹れて
コーヒーを飲む。

そのまま閉店まで
コーヒーを飲みながら営業し、
締め作業をしながら
コーヒーを飲んで、
家路につく。

家でゆっくり読みたい本があって
寝る準備をあらかた終えたら
コーヒーを飲みながら
ちょっと読む。


ある僕の1日の過ごし方。


常に何をするにしても
コーヒーがそばにあるのだが、
実はそれぞれ用途が違う。


気分切り替えてリセットする時、
考えごとをする時、
気持ちを落ち着ける時、
とにかく口さみしい時。
エンジンかける時。


特に僕にとっては
考えごとをする時に
コーヒーがあると
格段にはかどるので
欠かせないものになっている。


こうやって1日で
コーヒーに関わっている時間を
振り返ってみると、
コーヒーが無い生活が
もう考えられないのだが、

かといってじゃあ普段から
コーヒーのことばっかりで
アタマの中が埋めつくされているかというと
そういうわけでもなくて、
振り返ると


「わっ、コーヒーばっか。」


という感じ。


コレが日常に溶け込んでいる
ということなんだろうけれども、
コーヒーはそうなりやすいもの。
で、あってほしいなと思う。


添えものとして
抜群のパフォーマンスを発揮する
最強のスーパーサブ
という僕の中での位置づけ。


もちろんコーヒーパーソンとして
コーヒーが主軸だという必要はあるのだが、
ずっとずっと持続して
ライフスタイルとして
溶け込んでいくものになる為には、
肩肘張らないアプローチがいいなあと思う。


生産国ではスペシャルティコーヒーにおいて
サステナビリティという言葉がもてはやされるが、
言葉が一人歩きして肝心の消費する人達が、
コーヒーを一過性のものにしてしまわない様な
ライフスタイルの提案をしていきたい。


コーヒー飲みながら
よくそういうことを考えている。

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