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考えずに書き出すことを考える

文章を書く時に一筆書きでガーッと書く機会が本当に減った。減ったというか、今まで意識してそれをした事が果たしてあったのか。読む人のことを考えたり、立ち止まって何を書こうか考えたり、考えてから書く、という癖がいつからかついていて、何も考えず思いつくままに書くという事から距離を置いていた。そうすると、感情を言語化することのスピードが遅くなってきている。歳を重ねているから尚のこと。なんかそれがイヤだなーと思っていて、ちょっと実験的ではあるが、自分のために自分のためだけに、何も考えずまず書いてみるという訓練を定期的にしていこうと思う。今、ここまで何も考えずに書いた。249文字か。2分で書けてる。内容があるのか無いのかすらもわからない。こうやって書き続けていると、ずいぶんと自分が、何かを考えながらこれでイイのかアレがイイのかということを考えながら文章を書いているのがわかる。今、何書いているかもわかってない。おもしろい。後から振り替えって読んでみて、こんなこと書いてたんだって思うのかな。5分後に。こういうことかー。たのしい。

一旦、一呼吸おいてみた。

いい訓練だ。そんなこと、一人で勝手にやっていればいいと思われるだろうが、この文章を誰か一人でも読んでくれている、と考えることこそが書くモチベーションに繋がる。そう考えると、やっぱり僕は、他人のことを気にしている。自分のことを考える人間だが、他人のことも考える。自分のことを考えるから他人のことも考えられると信じている。あとで構成整えるのだろうか。この場では、その時間も特に必要ないものにしたい。何かこうやって何も考えずに書き始めて文章にしていくという行為が、自分の中にたまっている老廃物を吐き出しまくっている感じがしていて心地よい。こうやって書くことを繰り返していると、人に伝えられる言葉を紡ぐことが出来てくるのだろうか。753文字。5分。

特に内容は無いなやっぱり。

重ねていくと、こんな短時間でも伝わる文章を書ける様になるのだろうか。

コーヒーのことを伝える時も、発信する前に、かなり考える時間を作ってから発信するクセがついている。それは別に悪いことではないけれども、そればかりだと面白く無いし、人間味が薄れていってる様な感覚になる時もある。それはそれで心地良かったりもするのだが、それはきっと、僕が心地良いだけで僕以外の人たちは心地よく無かったりするわけで。

とにかく、ただ勢いに任せて言葉を連ねていく、ということを始めようとおもう。1000文字超えた10分。そうか、こういう文章なら1000文字もそんな短時間でかけるのか。これまで1000文字書こうと思ったら、とんでも無く時間をかけて書いていたと思う。かと言って、今のこの文章と差があるのかと言えばそんなに差がないかもしれない。むしろこっちの方が良かったりするのか。

次からはテーマは何となく決めた方がいいかな。休みの日の最後にまたひとつ、自分の楽しみが増えた。


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