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『共感』と『客観』

こんにちわ!
社会人ラグビーチームでヘッドS&CコーチをしているKeithです。

このnoteでは
・スポーツ現場で働きたい学生
・スポーツ現場で働いている専門家
向けに記事を書いています♪

今日はスポーツ現場で働くならどちらも必要だと感じている
『共感』と『客観』
という事についてつらつらと書いていきたいと思います♪

二つの『スキル』

さて、いきなりですが、貴方は『共感』と『客観』であれば
どちらの方が得意でしょうか?

1.困っている人の話を聞いて、決して同情する訳では無く、その人が置かれている立場に共感する事ができる。

2.もしくは、解決策を探している人に対して問題を客観的に示してあげて、解決に繋がる糸口を与えてあげる。


どうでしょうか?
ちなみに太文字にしてある所は今日の本題とはズレますが、個人的に大切だと思っている点なので太文字になりました(笑)。

世の中には『共感する』ふりをしながら『同情してるだけの人』が多いですし、
『解決策を探していない人』に『解決策を教えてあげる人』は客観的に見れていませんからね(笑)。

本題からズレましたが、人によってどちらが得意かはあると思いますが、
この2つはかなり特殊な職場である『スポーツ現場』では必要なスキルであると感じています。

AT/治療家は『共感』

これはかなり個人的な見解ではありますが、
選手のケガを治したり、リハビリを担当するATや治療家の方は『共感』に長けている方が多い印象です。

怪我で落ち込んでいる選手、
私生活のいざこざからリハビリに身が入らない選手、
仕事のストレスを抱えて練習に来ている選手などの話を聞いて、
『共感する』
その上で時には励まし、時には厳しく接して選手をサポートする


私がチームで働きながら見ているAT/治療家(ライナーズではメディカルスタッフと呼びます) の印象はそんな感じです。

読んでいるだけで良い人達ですよね(笑)。
持ち上げ過ぎかもしれません(笑)。

コーチは『客観』

それに対して私の仕事であるS&Cコーチを含む
コーチが得意な事は『客観』

何が問題なのか?
何が解決策なのか?
どうすればその『解決策』を実行する事ができるのか?
それで『解決できない時』はどういった事が問題なのか?
などなど。

目の前に起こっている事を客観的に捉えていくという事が得意な人が多い印象です。
もちろん、『何となく』という主観的な感覚も時には使います。
目の前にある事、起っている事の理由が全てわかる事の方が少ないですからね。

私もそこまで得意な方では無いですが、
『何故これが起こっているのか?』
『何が必要なのか?』
という事を客観的にみて、考える様に訓練をしています♪

どちらか欠けているとキツイ

では、何故、私がどちらもスポーツ現場で働くには必要なスキルだと感じているかというと、
『仕事で相手にしているのは人間』

『スポーツ現場がストレスフルな職場』
だからです。

ストレスフルな職場だからこそ、困っている選手や時には他のスタッフに共感する事は必要です。
ただ、それが行き過ぎてしまって問題点を客観的にみれなければ本質的な解決には繋がりません
逆に困っている選手や他のスタッフに共感も無しで客観的に見た問題点ばかり上げても聞く耳を持たないでしょう。。。

共感しながら話を聞いてあげて、
相手が客観的な視点を受け入れる準備ができているならそれを伝える。
個人の感情と問題を時には切り離して対応する。

スポーツ現場で働く専門職のスタッフには
そんな『共感』と『客観』という2つのスキルが必要だと感じています♪

まとめ

今回は
『共感』と『客観』
というタイトルで記事を書いてきましたが、如何だったでしょうか?

リハビリをしている選手と話していて、自分の共感が足りないなぁと感じた事からの記事でした(笑)。

スポーツ現場以外でも『人間が相手』で『ストレスフルな現場』で働かれている方には必要なスキルかも知れないので、
良かったら少し意識してみて下さい♪

最後まで読んでいただきありがとうございました!
宜しければスキやフォローをお願い致します👐

編集後記:
リーグワンDivision1でのシーズンがスタートして開幕2連敗中ですが、
まだまだシーズンはスタートしたばかりなので引き続き頑張っていきます!


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