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関節可動域とダイエットの関係性について

こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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何故ダイエットにおいて関節可動域を広げることが重要なのかをまとめてみました。

関節可動域の重要性を知らないと、ダイエットの時に、効率よく最短で理想の体になる事が出来ません。

また、思わぬ怪我や身体バランスの崩れにも繋がりかねません。これでは本末転倒ですよね。しかし、もう安心して下さい。

この記事を読めば、きっと解決できます。一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

それでは早速参りましょう。

1、関節可動域とダイエットの関係性

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まず可動域とはなんのことかご存知でしょうか。わかりやすく説明しますと、肩や股関節などの「動く範囲」のことを指します。

この動く範囲が狭い人広い人、どちらの人が運動効率の良い痩せやすい体だと思いますか。

もうおわかりだと思いますが、後者の関節可動域が広い人です。

可動域が広い人は別の言い方で表すと、体の良く動く人と言えます。

可動域は柔軟性とも直結しています。つまり、関節可動域を広げることは、しなやかで柔らかい身体に近づくことができるということです。

ダイエットで言えば、怪我の防止になりますし、同じ種目を行うにしても、可動域が大きいと運動単位あたりのエネルギー量が多くなります。

エネルギー消費が高まれば、脂肪燃焼にも良い効果であることは想像に難くないでしょう。

例えば毎回のセットごとに※1RMの消費エネルギー分の差があれば、1週間、1ヶ月、1年単位ではかなりの消費エネルギーの差が生まれます。

※RMとはレペティション・マキシマム【repetition maximum】の略で、頭文字からRMと呼ばれ、ある決まった重さに対して何回反復して関節運動を行うことができるかによって運動強度(重さ)を決める方法です。1回が限界の負荷を1RM最高5回繰り返せる負荷を5RMというように表します。

塵も積もれば山となるとはこのことですね。可動域の低下は、他にもさまざまな悪影響を与えます。

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まず筋肉が固くなっているので、血管が圧迫されて血流が悪くなります。続いてリンパ管にも影響が及び、リンパの流れも悪くなります。

さらには神経が圧迫されて神経伝達が悪くなる、という負のループに陥ります。

血管やリンパ管、神経が圧迫され循環が阻害されると、以下の項目のようになってしまいます。

①脂肪燃焼が促されず太りやすい体質になります。
②老廃物が詰まり循環器系が停滞して、パンパンにむくみます。
③末端まで血流が行かずに冷え性になります。

こうならないためにも、日頃から運動習慣を身に付け、運動前には可動域を広げる動的ストレッチを行い、運動後疲労回復や柔軟性向上にも寄与する、静的ストレッチを行う習慣を付けましょう。

また、関節可動域が狭く、関節周りの筋肉が上手く使えないと、姿勢の歪みにも繋がってしまいます。

それに付随して内臓の位置や機能に影響を与え、胃腸の調子が悪くなり、鈍くなることで代謝が下がって太りやすくなります。

余計な贅肉がついてスタイルが悪くなるなんて嫌ですよね。体の柔軟性を高めることで、関節の可動域が広がり、痩せやすい、美肌、むくみにくいスレンダーな美脚、疲れにくい、などといった良い効能が得られ、私生活でも元気に過ごすことが可能です。

関節可動域を広げることが、ダイエットのスピードを上げることに繋がるということが、おわかり頂けたのではないでしょうか。

柔軟性を高めるストレッチをする事ももちろん大切ですが、実はトレーニングをすることでも、可動域を高める事が出来ます。

トレーニングは、一般的に筋力向上や筋肥大を主な目的としていますが、柔軟性を高める効果もあるとの研究報告も出ています。

トレーニングにおいて可動域をフルに使って行うことで、柔軟性が高まったことを示唆しています。

反対に可動域を狭めて行えば、柔軟性が低下するという報告もあります。ですので、可能な範囲で大きな可動域で行うことが重要です。

2、ガチガチ関節は不健康のもと!?

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関節がガチガチですと、その周辺の筋肉までもが硬くこわばってしまいます。

運動時に怪我をしやすくなるだけでなく、疲れやすくなり血液循環も悪くなります。

血液循環が滞ると、むくみや冷えを生じ、基礎代謝も下がってしまい、肥満に繋がるのです。

それだけではなく、体全体に疲労が溜まり、腰痛や肩こり膝の関節痛が起こり、酷くなると心筋梗塞や動脈硬化などの疾患にも繋がってしまいます。

ですから「最近、体のあちこちに痛みを感じる」「血圧が上がりやすい」という方は、実は関節の可動域が低下しているのかもしれません。

以下の項目に当てはまる方は、健康予防のために、関節の可動域を上げるストレッチや、レジスタンストレーニングを取り入れていきましょう。

前屈時に腰の硬さを感じる(爪を切る、紐を結ぶなど)

股関節の硬さを感じる(体育座り、あぐらをかく、しゃがむ姿勢がきつい)

足首の硬さを感じる(和式のトイレ座りができない)・膝の柔軟性に不安を感じる(正座や屈伸が苦手)

太もも前面の硬さを感じる(寝転がった姿勢で足首をつかめない)

背骨の硬さを感じる(巻き肩・猫背・反り腰など)

肩甲骨周辺の硬さを感じる(背中のファスナーがしづらい、手を背中で対角線上に組めない)

このように関節が硬いことによる日常生活への弊害があります。

筋肉は使わなければ衰えますし、関節は動かさなければ硬くなり、可動域が低下します。

ストレッチだけや筋トレだけではなくどちらも重要ですし、並行して実施することで、疲れにくく丈夫で怪我のしづらい、高いパフォーマンス能力を身に付ける事が可能です。

パーソナルトレーニングを通じて、正しいフォームや知識を身に付けながら、関節可動域を広げることができます。

人間が本来持っている身体能力を最大限いかすために、そして何より健康維持のために、一緒にトレーニングを始めてみませんか。

3、まとめ

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いかがでしたでしょうか?

今回は「関節可動域とダイエットの関係性について」についてお話しをしました。

関節が硬い(柔らかい)ことによるメリットとデメリットをまとめてみました。
たかが関節されど関節です。ご自身がデメリットにいくつ該当するか、確認してみましょう。

<デメリット>
・太りやすい
・足がむくみやすい
・下半身の血流が悪くなる
・体全体に歪みが生じやすい
・疲れやすい
・猫背になりやすい
・怪我をしやすい
・腰痛やひざ痛を起こしやすい
・間違った歩き方の癖がつきやすい

逆に、関節を柔らかくすると、どのようなメリットがあるのかを挙げてみます。健康にとってどちらが良いかは明白ですね。

<メリット>
・血行が良くなる
・リンパの流れが良くなる
・冷えが軽減する
・代謝が良くなる
・姿勢が良くなる
・むくみが改善され美脚になれる
・ヒップアップ効果がある
・腰痛・ひざ痛の予防改善

関節の柔軟性を高めることで、ダイエットや美容に多くのメリットがあるだけでなく、転倒防止など、健康な生活を送るうえでも大きなメリットが得られるでしょう。

ストレッチや運動を習慣化して、いつまでも健康的で明朗な生活を送れるように、今からでも遅くありませんので、一緒にトレーニングをしませんか^ ^

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
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TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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