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脳と体のストレスを睡眠で回復させましょう!

こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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日々押し寄せてくるさまざまなストレスにより、皆さんは脳も体も疲労困憊になっていませんでしょうか。

そんなストレスによる疲労から回復させる睡眠についてお話していきます。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

1、疲労の原因

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脳とからだのどちらにおいても、疲労の原因の多くはストレスにより交感神経が過度に活動することで、「活性酸素」が過剰に発生してしまうことにあります。

活性酸素により脳や体の細胞が傷つくと、細胞から疲労物質が発生することが分かっています。

この疲労物質が脳に伝わることで、私達は「疲れたなぁ」と感じるメカニズムになっています。

活性酸素が増える原因として、脳の場合は現代ならではであるスマホやパソコンの長時間の使用などにより脳の緊張状態が続くこと、また情報過多により起こります。

体の場合は激しい運動紫外線を長時間浴びるなどで活性酸素が増えます。

このような疲労の多くは、体の疲労よりも脳の疲労が大半を締めています。

慢性的な脳疲労は集中力や判断力を鈍らせるほか、前頭前野の働きまでも低下させ、感情的になったり理性を働かせることが上手くできなくなると考えられています。

2、睡眠がもたらすさまざまなメリット

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私達は睡眠不足になると元気がなくなったり、集中力や判断力、記憶力などが低下し、イライラしやすくなったりします。

また、眠いはずなのに眠れない、早く寝ようとベッドに入ったのに結局のところなかなか寝付けないという、経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これらは自律神経の乱れやバランスの崩れ、何よりも脳が疲れている証拠です。

私達が睡眠をとる目的は、脳や体を休めるだけでなく、脳内の情報整理記憶の定着や消去感情の整理、更には脳や体の活性酸素の除去にも深く関わっています。

眠気を誘発するホルモンの「メラトニン」には、高い抗酸化作用があるため、活性酸素の働きを抑え疲労回復を促してくれます。

つまり、私達は日々、膨大な量の情報やストレスに晒されていますが、睡眠によって頭の中を整理し、疲労物質の蓄積を防ぐことができるのです。

3、脳と体を回復させるレム睡眠、ノンレム睡眠

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体を回復させる「レム睡眠」とは

レム睡眠は「浅い睡眠」とも呼ばれ、体を回復させている時間であり、夢を見るのはこの時だと言われています。

レム睡眠は、その日に記憶した出来事や、学習した内容などの記憶の整理を行っています。

この記憶した情報を頭の中で整理するのが神経伝達物質の「アセチルコリン」です。

レム睡眠のときに、アセチルコリンが活性化され、神経細胞同士が連携しやすくなり、バラバラとしていた記憶が関連付けられて整理されるため記憶の定着が促進されます。

一方で、不要な記憶は抹消されます。

またこの時、脳ではたくさんの情報処理をするために、脳内の血流量が増し、脳での熱生産量が多くなり脳温度が高くなってしまいます。

そこで再び注目したいのがメラトニンです。

メラトニンは、体内部の深部体温を下げ眠気を誘発するだけでなく、脳の温度を下げる働きもあるため、脳がオーバーヒート状態になってしまわぬようにしています。

脳を回復させる「ノンレム睡眠」

ノンレム睡眠は「深い睡眠」と呼ばれ、主に脳を回復させている時間です。

人類の脳の発達に従い、ノンレム睡眠が睡眠時間に占める割合が増えてきていると言われています。

この時、成長ホルモンがきちんと分泌されることによって体の成長や、皮膚や細胞の修復が行われます。

また、成長ホルモンは就寝後、最初のノンレム睡眠のときに最も分泌量が多いといわれています。

最後に睡眠の質を高めるポイントについてです。

1、朝起床時に太陽の光を浴びる

2、真っ暗な部屋での睡眠

3、メラトニンの分泌を促す栄養素の摂取

4、適度な運動

5、ぬるめの温度で入浴する

いかがでしょうか。今日からでも実践できる内容ばかりですので、質の良い睡眠を毎日心掛けて、健康的な日常を送れるようにしていきましょう。

4、最後に

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いかがでしたでしょうか?

今回は「脳と体のストレスを睡眠で回復させましょう!」についてお話しをしました。

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
Instagramも頑張っていますので、ぜひ御覧ください。

TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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