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こんにちは。パーソナルトレーナー助政桂多です。

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ボクシングと聞くと皆さんは怖いとか痛そうキツそうというイメージを持っている方が多いと思います。

ダイエットにも良いって聞くし、実際ボクササイズってどんな感じなのか、詳しくお話していきます。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。一人でも多くの方にこの記事がお役に立つことを願っております。

1、ボクシングの歴史

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まず始めに、なぜボクササイズのすすめを書こうと思ったかと言いますと、今から10年以上前になりますが、実際にボクシングを経験してプロライセンスまで取りました。

後楽園ホールで2試合程試合も経験し、ボクシングの楽しさ、難しさ、ダイエットの効果など一般の方よりも熟知していると思っています。

そこで、ボクササイズのやり方どのくらいの効果があるのかを、詳しくお話できたらと思っております。

始めの章ではボクシングの歴史を簡単に記していきます。

ボクシングの起源

いろいろな諸説がありますが、遅くとも紀元前600年代の古代ギリシャで行われていたオリンピックには、ボクシングの原型が見られることから、2600年以上前には存在していたということです。

日本ボクシングは東京・下目黒に「日本拳闘倶楽部」を設立した1921年(大正10年)12月25日を始まりとするのが定説なようです。

翌年1922年(大正11年)には本格的なボクシング興行である「日米拳闘大試合」を開催し、プロスポーツとしてのボクシングを日本に定着させていきます。

戦後1976年(昭和51年)には現代の形に近い「全日本ボクシング協会」が確立され、2000年(平成12年)に現在の「日本プロボクシング協会」に改称しています。

ではいつ頃スポーツとしてのボクシングがダイエットなどのボクササイズに発展したのでしょうか。

ボクササイズというワードが世に出回ったのが1990年頃で、雑誌の特集ページで「グラマラスに、やせる時代です。」があり、ダイエットに効果的な運動・食事、主な食品のカロリー一覧などが掲載されています。

また、その中で「ボクササイズ」を取り上げ、ボクササイズとは何か、ダイエットとしての効果、ボクササイズを体験できるジムのリストなどが書かれています。

その後、皆さんも知っている人が多いのではないかと思いますが、音楽に合わせてサンドバックを叩きながらダイエットする「暗闇ボクシング」が2016年頃から流行っています。

いかがでしたでしょうか、ここまでボクシングの誕生から、現在のダイエットとして楽しまれているボクササイズについてお話させて頂きました。

次の章では、ダイエットとしてどのくらいの効果があるのかをお話していきます。

2、ダイエットとしてのボクシング

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続いて、ダイエットとしてのボクシングはどのような種目や効果があるのかをお伝えします。

皆さんはボクササイズと聞いてどんな動きをイメージするでしょうか。

ボクシング特有の動きとしてはシャドー、縄跳び、サンドバック打ち、ミット打ち、マスボクシング、スパーリング、その他、ウエイトトレーニング、自重トレーニング、ランニング、ダッシュ、など。

この中で器具などなしでかつ一人でできるものとなると、「シャドー」「縄跳び」「ウエイトトレーニング」「自重トレーニング」「ランニング」「ダッシュ」ぐらいですね。

その中でも、まずはシャドーボクシング縄跳びそれぞれの消費カロリーなどを計算してみましょう。

シャドーボクシングの消費カロリー

体重60㎏の人がシャドーボクシングを10分行った場合の消費カロリーは約10kcal。

縄跳びの消費カロリー

体重60㎏の人が縄跳びを毎分100回未満のペースで10分行った場合の消費カロリーは約87kcal。

つまり、シャドーボクシングは体に動きを覚えさせるためにやるものであって、決してダイエットに向いているとは言えません。

それなら、体幹・下半身の引き締めや心肺機能アップで疲れにくく痩せやすい身体になる効果のある、縄跳びを取り入れるほうが良いでしょう。

さらにウエイトトレーニングであれば、同じく体重60㎏の人がウエイトを10分行った場合の消費カロリーは約63kcalランニングであれば同条件で約95kcal程です。

ではボクシング特有のサンドバック打ちやミット打ちはどのくらいでしょうか。

答えは同条件で約55kcalです。

ですので、ボクササイズを取り入れたダイエットをお考えの場合は、ランニング後、シャドーボクシングをして、縄跳びを行い、ミット打ちもしくはサンドバック打ちができれば、トータルのカロリー消費は大きくなりそうです。

ちなみに私はミット打ちを受けることができますので、パーソナルトレーニングを受けていただき、希望があればボクササイズもできます。

ミット打ちはストレス発散にも効果がありますので、ぜひ一緒にやりましょう!

3、ボクササイズを取り入れましょう

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ここまでボクシングの歴史やボクササイズを取り入れた場合の消費カロリーを見てきました。

実際ご自身のトレーニングに入れた場合のメリットやデメリットについてお話していきます。

メリットはやはり全身運動であり消費カロリーが高いことです。

一見ボクササイズというと上半身だけの運動に誤解されがちですが、ステップワークや重心の移動、前後のステップ、ガードする際にしゃがみ込む動作があります。

そもそもパンチは手だけではなく下半身から腰を回して打つものなので、意外と強度の高い全身運動で、高いエネルギー消費が見込めるエクササイズなんですね。

そこにミット打ちやサンドバッグ打ちを取り入れられれば、有酸素運動と、筋力トレーニングの無酸素運動を組み合わせたプログラムなので、脂肪燃焼効果が非常に高いです。

いわゆるHIITと同じような効果を出し、短時間でもアフターバーン効果や成長ホルモンの分泌を促し、ダイエットや体力向上に極めて有効です。

もう一つのメリットは楽しくストレス発散できるということでしょうか。

非日常的な動きですし、サンドバックやミットを殴ることで、めちゃくちゃ気持ちいいですし、嫌なことや思い出したくないことなど全て忘れて運動することができるからです。

どうですか、やりたくなってきませんか。

続いてデメリットですが、体への負担が高いことが挙げられます。

特にサンドバックやミット打ちなどを力任せにメチャクチャなフォームで殴ったりすると、手首を痛めます

また、初めのうちはHIITと同じぐらいの心拍数の上昇や呼吸の苦しさがあります。

有酸素と無酸素のあわせ技なので仕方ありませんが、このしんどさをクリアできれば脂肪燃焼効果も高く、運動神経の能力向上もできるので、私はとてもおすすめなトレーニングだと思います。

ぜひ、今の生活にボクササイズも取り入れて、ダイエットとストレス発散を同時にやりませんか。

4、最後に

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いかがでしたでしょうか?

今回は「ボクササイズのすすめ」についてお話しをしました。

今回も最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
Instagramも頑張っていますので、ぜひ御覧ください。

TRAINER'S GYM(トレーナーズジム) 曙橋店
オーナー兼トレーナーをしています。ホームページはこちら。

パーソナルトレーナー
助政桂多

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