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Bear Witness Day 🇨🇦 5月10日

今日のテディベアニュ〜ス🧸📰 
は、こちら「Bear Witness Day

カナダでは5月10日は
先住民族の子どもたちが他の子どもたちと同じ水準の社会、保健、教育サービスを受けられるようにするために制定された日。
ジョーダン・リバー・アンダーソン君を讃えてBear Witness dayと名付けられました。

ジョーダン・リバー・アンダーソン君はマニトバ州ノルウェー・ハウス・クリー・ネイション出身の少年で1999年に生まれ、会話や呼吸、運動に影響を与える重度の障害を抱えていました。
そんな中、先住民児童家族介護協会によると、特別なケアが必要だったにも関わらず、在宅介護費と治療費を誰が負担するかをめぐって連邦政府と州政府の間で意見の相違に巻き込まれ、一切のサポートを受けることなく2005年にわずか5歳で亡くなりました。

ジョーダン君の死は、先住民族のすべての子どもたちの人権を守る運動に火をつけました。「もしアンダーソンが先住民族でなかったら、即座に介護費用が支払われただろう」と、彼らは連邦政府に改正を要求し、カナダに住むすべての先住民族の子供たちが、必要なときに必要な製品、サービス、サポートに確実にアクセスできるようにと制定されました(ジョーダンの原則)


ジョーダン君がテディベアが好きだったのでBear Witness dayと名付けられたそうです【Witness : 証人,証明,目撃者】

“ジョーダンの原則”のロゴマーク



毎年この日はジョーダン君を讃えて、学校や職場などにテディベアを持ってパーティをしたり、テディベアピクニックなどが開催されるそうです。
“ジョーダンの原則”についてや、誰もが当たり前に持っている“人権”について話し合ったりするんじゃないかな🧸☺️

CBC KIDS NEWS
iHeartRADIO



最後に、先住民児童家族ケア協会事務局長のシンディ・ブラックストック氏の言葉をシェアしますね⇩

Jordan could not talk, yet people around the world heard his message. Jordan could not breathe on his own and yet he has given the breath of life to other children. Jordan could not walk but he has taken steps that governments are now just learning to follow.”

ジョーダンは話すことができなかったのに、世界中の人々が彼のメッセージを聞いた。
ジョーダンは自分で呼吸することができなかったのに、他の子どもたちに命の息吹を与えてきた。
ジョーダンは歩けませんでしたが、彼は一歩を踏み出し、現在、各国政府がその歩みを学んでいるところです。

First Nations Child & Family Caring Society


それではまた〜🐻🍀

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