旅と犬とお茶

1991年生まれ、女性。 仕事のストレスに悩んでいるときにお茶に出会い、魅入られ、沼に…

旅と犬とお茶

1991年生まれ、女性。 仕事のストレスに悩んでいるときにお茶に出会い、魅入られ、沼にズブズブ邁進中。 私も自分の好きを発信していく人になりたい。お茶の世界の素敵なところも、楽しい映画や本も、日々の気持ちも、たくさん共有できれば嬉しいです。

最近の記事

琴線に触れる演奏

ピアノコンサートが好き。 最近ハマっているのは“かてぃん”こと角野隼斗さん。 今日はファンクラブ限定のコンサートへ。 弦楽器とピアノの演奏。少し遠い席からの鑑賞だったので目を閉じて、音を感じる癒しの時間に。 波立った海面を飛び抜けていく鳥のように、または煌めく静かな水面に広がる波紋のように、様々な表情を見せてくれる、素晴らしい演奏会でした。 ふと思う。なぜこんなに彼に惹かれるのか? ただ単純に「楽しいから」、かな。 どんなに有名になっても、目の前のファンから目を離さずに

    • 夏の一服

      煎茶道のお茶会では、亭主とお客の間に結界を設けるそうで、鮎が泳ぐ小川が隔てている部屋の中で、玉露を2煎いただきました。 目に涼しいガラス茶器が部屋の中央に鎮座しており、手に持つ器の透けた景色を楽しみながら涼に癒される時間でした。 和菓子は自由が丘にある蜂の家の「夏姿」で、水色の浴衣をモチーフにオリジナルで作っていただいたのこと。 お抹茶の茶道とは変わって、煎茶道はもっと打ち解けていて、で「みなさんと一緒にお茶を楽しむもの」という意識がある印象。 席主の先生の柔らかな物腰

      • 舞台「正三角関係」

        タイトルが意味するところは、正直掴み切れていない。 この舞台は複数回見てようやく腑に落ちるパターンかも。 野田秀樹さんの舞台はいつも余韻が長い。 劇中はコミカルな動きにあっちやこっちや惑わされててんわやんわ。 クライマックスにかけてまじめな雰囲気にどんどん飲み込まれ、最後は息をのむ一瞬がくる。 この一瞬のために今までの二時間があったのかと納得するほどの、切実な心の叫びが劇場を切り裂き、そしてその余韻が何度も波のように押し寄せる。 セリフのひとつひとつが時間差でじんわり心に届

        • 通る声の出し方

          ざわざわした店内や開けた場所では、 「店員さんすみません〜」とか 「おーい◯◯ちゃーん」とか 声を遠くに届ける必要がある。 そんな時の発声のコツ(流れ)を教えてもらった。 ・下っ腹から息を押し出す練習をする(はっはっとテンポよく) ・上顎の方向に声を出すようにイメージして、息は出さないようにして音をだす ・口角をあげて声のトーンを上げる ・喉に引っかからないように遠くを意識する 自然の中でやまびこや大声を出す時にはこれが使えると最高かもー。。 使いこなせるようになりたい!

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          5月のお稽古

          あくびで緩める

          仕事帰りにボイトレ。 一日の体力を使い切った後のトレーニングは、すでにコンディションが低空飛行。 先生もそんな私をみてテーマチェンジ。 今日のテーマは「喉を開くこと」 喉が疲れてしまっている原因は、きっと喉を狭くしているから。 そんな時はあくびして喉の奥を開いてあげると良いって。舌が舌奥に下がって、上顎の後方部分が少し上に広がる。そうすることで口の中に空間が生まれて、喉から多くの息が出て大きめの声が出せる。喉も疲れない。 そうでないときは喉がぎゅっと閉まって、息が十分に出

          あくびで緩める

          あっという間に春が終わる

          あっという間に春が終わる

          ヒソヒソ声のカラクリ

          それは、母音を発さずに子音だけを発音すること。そうすると自然と小声になるらしい。 映画上映中など大きい声で話せない時を思い返してみると、確かに口の中で舌を叩く程度で余韻が全くでていない気がする。 今日のボイトレのテーマは「無声音」 す/し/ち、などの音が語中や語尾にある場合に母音が消えて、舌だけの軽いタッチになることをそう言うらしい。 例えば、「おつかれさまです」の最後の「す」は母音(「う」)を省略するため、無声音に該当する。 文章の全ての音の母音をはっきり言いすぎると抑

          ヒソヒソ声のカラクリ

          人前で話せるって素晴らしい

          って思う。 私自身それが苦手なので、話術を巧みに操るパフォーマーのような人を見ると尊敬心を刺激される。 話術が繰り広げられる舞台を見てみたいと思っていた折、その機会が巡ってきた。銀座の1日限りで開催された「よってたかって 春のらくご’23」へいざ参戦。 元々落語や講談に興味はあったのだけど、あまり詳しくなくて、知っている人といえばTVで見たことのある、立川志の輔さん、桂歌丸さん、笑福亭鶴瓶さんくらい。講談師でいえば神田伯山さん。その神田さんが出ると知ってチケットを購入。即

          人前で話せるって素晴らしい

          ワクワクしてる?

          仕事の傍ら、趣味で手を広げすぎて色々中途半端になって結果に結びついていない。 そんな状況で何を手放すとしたら、ワクワクするかどうかで決めるのってどうだろう。 始めたきっかけを遡れば、「楽しそう!」と思う気持ちがあったから。その気持ちをまだ持っているかどうかは大きいよね。 ワクワクが消えていて義務感になっていたら、もう潔く辞めましょ。もし他にワクワクしたものが見つかったなら、それを優先させればいい。いつか役にたつだろうとか、こうあるべきと思いこんで、プレッシャーを感じ始めたら

          ワクワクしてる?

          母音を意識して発音

          するとよい。 母音は「あいえうお」のこと。 母音を発音するときの口の形は、 あ→口を大きく開けて舌は平たく い→口を横に開いて歯を閉じて舌は平たく う→口を窄めて舌は少し丸める え→歯の間を開けて口を横に開き舌は丸く お→口が卵の形になるように窄め、舌は若干丸く それらを「か」以降に当てはめてみると、 口が自然と開くようになって 声が大きく通るようになる あと、鼻にかけた言い方にすると声が通るようになる。鼻に抜けるとは、口を閉じて「んー」とハミングする感じ。 そこから口

          母音を意識して発音

          愛を渇望する女性の物語

          2023年3月11日鑑賞 「アンナ・カレーニナ」 @シアターコクーン(渋谷) 主演:宮沢りえ 「舞台」は、その作品の主人公や家族や友人や恋人、それぞれの人生を追体験するのためにあるのではないかと思う。 舞台はセリフが主役。 この人物が選んだ生き方やそれによって周りが受けた影響に対して、私たちは疑問を抱いたり好奇心を駆り立てられる。もしかしたら、舞台の上の人物は自分を投影した影かもしれない。そんな考えがよぎって背筋が凍ることもある。 追体験できる位のリアルさと真剣さがそこ

          愛を渇望する女性の物語

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          茶道お稽古日記(3月)

          茶道お稽古日記(3月)

          長いセリフを読み上げる

          というのが、発声トレーニング2回目のテーマ。 前回のレッスンで、声の出し方の課題が分かってきたので、今日は最初から発声練習。 渡された原稿は「外郎売 (ういろううり) 」という発声練習によく使われるという劇中のセリフ。最初から最後まで読んで早くて6分というくらい長文で、(「ういろう」という薬を飲めばこんなに舌が早く回るよという紹介の後に)舌がまわないようなセリフが長々と続く。。。 つっかえながらも少しずつ読み進めていって、今日は半分まで。これをスラスラ言えるようになった

          長いセリフを読み上げる

          声量を上げたい

          と思って発声レッスンを開始! 元々声が通りづらいことが悩みの一つで、お腹に力を入れていないと、声が小さくなったり、こもったりしてしまう。 私の理想とする女性の方々は、柔らかい雰囲気を持ちつつもはっきりした気持ちの良い話し方をするので、声の出し方や話し方を改善したい!と思ったのがことの発端。 でも発声なんてやったことないし、何からやればいいかわからない。手探りでやるよりもプロに改善点を聞くことが一番の近道。ということで、今月から都内にあるミュージックスクールのボイスレッスン

          声量を上げたい

          仕事と好きな事を絡ませる

          最近、仕事のモチベーションについて悩むことが多いので、これを機にもやもやを言語化してみようと思う。 1. 想定よりも低かった評価と、揺れる私の心社会人になって今年で8年目。コンサル業界で前線の一員として日々業務にあたっている。管理職になる同期も出てきているけれど、私はこのまま昇格できなくても、ワークライフバランスを保ちながら仕事ができればいいなと思っている…はずだった。前年度の年次評価で「現場の一員としては良いけれど、管理職になるにはまだ力不足。よって評価は少し下げます」と

          仕事と好きな事を絡ませる