商空間LAB

空間とお客様とのエンゲージメントの「データ化」が事業テーマ リアルな空間がお客様の気…

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空間とお客様とのエンゲージメントの「データ化」が事業テーマ リアルな空間がお客様の気持ちに変化を与える仕組みを探求しています

最近の記事

10月、11月のコミュニケーションと考察

この10月、11月の2ヶ月間は、色々な方(ファッションブランド様や商業施設の店舗様)を相手に講演会やワークショップのご依頼を頂くことが多かった2ヶ月間でした。 講演会やワークショップをするために、ご依頼頂いた方が「どんなことを伝えたいのか」を理解し、大切な時間を講演への参加につかってくれた方に「実践や行動変容につながる価値」を提供することを沢山考える機会を頂きました。 このnoteでは、そんな2020年の10月、11月に仕事でのコミュニケーションを通して感じたことをお伝えして

    • Talking with Store Mgrs ①

      ファッション、リテール業界のお店の方と話すのが大好きです。 それは、自分たちの取り扱っている商品を通して、 お客様へワクワクを届けようとしている姿にいつも感動してしまうから。 店頭での接客に絶対的な愛をもっている新井が、 お店の方と話したことをシェアさせてもらいます。 今回お話をさせてもらったのは、セレクトショップ店長のYさん。面積が広く、スタッフ数も多いYさんにお話をお伺いしました。 ①スタッフのモチベーションファッション&コスメ店舗のスタッフのモチベーションが6月の営

      • しなやかな強さがニューノーマルを制する

        2020年8月14日のマッキンゼーのレポートの要約と考察になります。 今回のコロナ禍のような出来事を経験したとき、かなり多くの共通点を見出さない限り、私たちは「経験をしたことがないことを今、目にしている」と捉える傾向があると僕自身は思っています。 確かに、全く同じ体験をしたことはないということは事実である一方、「今起きていること」と「過去に起きたこと」をリンクさせ、深掘りすることで小売業界にとって何が必要なのか?について道筋を照らしてくれるレポートでした。 超要約コロナウ

        • ポストコロナの消費行動(後編)

          前編のテーマは、コロナ禍の影響によって、裁量支出(買うか買わないかの判断を自分でする買い物)に対する消費者心理にどのような変化があったのか?についてでした。 後編では、その変化をどのようにビジネスに活かしていくべきかというという視点での分析になります。 ポストコロナの世界を勝ち抜くためのキーワードは「顧客との関係性」かもしれない。 ビフォーコロナと大きく異なる消費者の行動様式にフィットする市場戦略/事業戦略をもつことが未だかつてないほど重要になっていくことが考えられる。 こ

        10月、11月のコミュニケーションと考察

          ポストコロナの消費行動(前編)

          マッキンゼーのレポートでアジアにおける裁量支出(買うか買わないかの判断を自分でする買い物)についてのレポートが上がっていました。これからの日本のウィズコロナの状況においても役に立つと思ったのでまとめます。 購買行動の変化における5つのポイント①.大きな買い物の回避 一回あたりの金額の大きな買い物である「宝飾品」「自動車」「家の購入/建て替え」などの購入を延期する人が多かった。 自動車については50%(中国)、61%(インドネシア)の人が、宝飾品については59%(中国)、39

          ポストコロナの消費行動(前編)

          ウィズコロナ×店舗のモチベーション

          6月に入って数日の間に、チームメンバーと500以上の店舗を視察しました。 視察を進める中で色々感じることがあったのですが、『ファッション店舗スタッフの大ファン』な自分が一番気になったのは、やはり店頭のモチベーションのこと。 仲良くさせてもらっているお店の方々とお話させてもらったのですが、感じ方の強さに違いはあるものの、皆さん不安を持ちながらも、前向きに接客に臨まれていました(拍手!) ウィズコロナの接客は、「来店客数の減少」「来店頻度の減少」「ウイルス対策による疲れ」「感

          ウィズコロナ×店舗のモチベーション