挙上が苦手なら伸展させよ!肩の治療に活かすピラティスメソッド(画像3枚、2930文字)

拘縮して挙上が難しい方の治療で、運動療法はなにをしていくのか。
挙上が難しくなるため、挙上に必要な要素ばかり切り取って抽出して鍛えていましたが。

今回はピラティスメソッドに習っていいところを治療に結び付けていこうという話です。

といっても、解剖や病期については教科書を見た方が確実だと思うので。。
ここからは教科書的ではないけど、ピラティスに学んだ治療に有効そうな知識やアイデアを書いていこうと思います。

・挙上できない人こそ伸展方向へのエクササイズ

挙上時に邪魔になる筋の1つに大胸筋がすぐ思い浮かんでします僕ですが。
前胸部の緊張をとる必要があり、かつエクササイズで痛みを出さない必要があります。
四つ這いでの肩伸展運動や、ハンドレッドなどのマットエクササイズがそれにあたります。
相反抑制を用いるのが肝のようです。

画像1

ここから先は

2,579字 / 3画像

¥ 100

よろしければサポートをお願いします! しっかり投稿に還元していきます!