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25歳になった今、小3で父親を、高3で母親を亡くした当時を振り返る。

こんばんは!けいしょーです。


慣れませんが、粛々と更新します。

両親の生死をテーマにnoteを書こうと思っているのですが、別にライターが本職では無いため、何から書き進めていいのやら・・考えても分かりません。笑


ですので今回は両親が亡くなった当時のことを振り返って今後書くことのヒント作りでもしていこうかと思いました。



私の両親について

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私の両親について書きます。


私の両親は本当に平凡で優しさ溢れる人たちでした。

自らの欲を抑えて子どもを第一優先に考える人たちでした。

正直、両親に関する記憶って鮮明ではないです。

だからこそ、今思い起こせる範囲でnoteに残して見たいと思いました。


タイトルにある通り私は小3の時に父親を、高3の時に母親を亡くしています。彼らに関して、今ある記憶を元に振り返ってみます。


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私は恥ずかしながら父親がなんの仕事していたかはっきりと覚えていません。

ただただ家の帰りが遅く、休みの日だけ会える人、そんな感覚です。


私は完全にお母さん子だったので、記憶の薄さに拍車がかかっています。

驚くほどに覚えていない・・お父さんごめんなさい。


お父さんのことで残っている記憶は、亡くなるきっかけとなった、

くも膜下出血で倒れてから亡くなるまでの一部始終。それだけは覚えてるんですよね。不思議と。

その以前に何があったかほとんど覚えていないのに。

記事を書きながら振り返って本当に驚いています。

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あの日は小学校のキックベース大会に行く朝の出来事でした。

いつも通り朝食を取り、台所から移動している父親が突然倒れました。


小3で幼かった私にとって"倒れる"が何を意味しているのかがわかりませんでした。"転んだのか?"とくらいにしか思えなかったのです。その瞬間、目の前にいた母親が大慌てで父親の元に駆け寄りました。


"大丈夫?大丈夫?どうしたの?"大慌てで母親が父親に声をかけます。

どうしていいか分からない私はなんとなく受話器をとってみますが、救急車の番号も分からなかったので、子機を母親に渡しました。

すぐに救急隊員が駆けつけ、父親を救急車に入れていきました。

その時の母親の顔はこれまでにみたことがないくらい焦燥感に駆られていました。そんな母をみたことがありません。


それでも私は事態を察することができていませんでした。

"何が起きたかよく分からない"それが本音です。


どうしていいか分からず兄(実は兄がいます)と二人で家で待っていました。

救急車が出発して2時間ほどたった後に、母親から連絡。

"病院に来て欲しい。"そんな感じのことを言われた気がします。


その時どうやって病院に行ったかは忘れましたが、着いて1時間ほど待たされました。


すると母親がやって来ました。かなり焦った顔。悲しい目つき。


それでも私にはどういうことかが分からない。


"パパは早ければ今日死んじゃうかもしれないんだって"

母親は私と兄に言いました。

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"死んじゃう"が当時の私にどういうことかは完全には分からなかったけど、父親がいなくなってしまうことを意味することくらいは分かりました。


それが分かるとなんだか涙が止まらなかった。

けれども9歳で幼かった私は何をして良いのかが本気でわかりませんでした。


ただただ、神様に祈るだけでした。


その間、母は父につきっきり。

私と兄は親戚に連れられ一旦家に帰りました。


その晩、兄は寝付けずずっとため息をしていました。

父親が亡くなるかもしれないって思うと当然ですね。


私はというと"死んじゃう"が分からない。

悲しいけど"死んじゃう"が本当に意味することが分からない。

悲しくはありましたが、どんな感情になれば良いのか分からなかったんですよね。


その次の日、父の容体は良くはなりませんでした。


そして父親が倒れてから2日後の朝、父は亡くなりました。

その日の朝の記憶はあります。

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普段あまり夢をみない私が夢をみて、背広を来た父が笑顔でこちらを見ています。そして"行って来ます"と言いました。いつもどおりの日常の風景です。この光景は毎日見ていました。

夢の中でいつも通り、手を振ったら祖母に起こされました。

ものすごく心地よい夢でした。しかしながら、祖母の顔は暗い。

どういうことなのかが分からず、急いで病院に向かいました。


集中治療室の前で涙を浮かべた母が待っていました。

"パパは天国に行っちゃったよ"


父は亡くなりました。


分からないけどなんだか悲しい。涙が溢れてきた。


"ママが頑張るから。ママがパパの代わりになるから。ごめんね。"


私と兄を抱き寄せ泣きながら母が言っていました。本当は自分が一番悲しくて辛くてどうしようもない時なのに。


思い出しながら、書きながら、当時を振り返るといたたまれない気持ちになります。物心が着いてない頃に父が亡くなる、あの時それによって深く悲しみに浸れないのです。物心が着く前ってこんなもんだと思います。


あの時感じれなかった気持ちって、物心着いた後に感じています。

あの当時を今思い出すことで、今の自分をあの時の自分に置くことができます。あの時感じれなかった気持ちを大人になった私が感じています。そうすることで少し楽になるんですよね。

人間って不思議ですよね・・


ただ、自分に父がいたらどんな人生になっていたか、そういったことも考えてしまいます。今の人生、父親がいた場合の人生はおそらく違うでしょうね。そんな気持ちも今後noteにしていこうと思います。


ちょっとまとまってないですね・・。

思ってたより長文になってしまいました。

続きは別日に書きます。



けいしょー


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