マウスピースの話・ジャズとクラシック
こんにちは♬
昨日はコンサート無事に終了いたしまして、打ち上げに参加し・・・そうだった、ラッパ吹きの飲み会ってこんなだった・・・と思い出し笑
とても楽しく充実した時間を過ごしまして、
今朝は寝坊しました笑
寝坊したって言ってもお弁当を作る時間なんですけどね。
こういうときホントに家族に感謝でございまする。。。(自主的にやってくれます)
演奏会明けはいつも家族がそっと寝かせてくれるので助かりますぅ〜。。。
(ダメ母)
先日Twitterを見てましたら、素敵な動画を発見。
ジャズトランペット奏者の牧原正洋さんのTwitterです。
普段あまり動画出されない方なんですが、マウスピース選定の際の動画を出してくださってました。
動画内でも仰ってますが、Bachアルティザン3Cを使用されてるようです。
クラシックを演奏されている方(ここを見てくださってる方はおそらくそっちの方のほうが多いと思うんですけど)ではお馴染みのマウスピースだと思います。
素敵な音色ですよねえ〜。
私はクラシックもジャズも両方演奏するので、よくマウスピースに関しての相談をいただきます。
一番多いのが、
「ジャズ用のマウスピースでおすすめありますか?」
「ジャズとクラシックの吹き分けするためのマウスピースってどうしてますか?」という内容です。
ちなみに、私はビッグバンドだけは浅めで音の輪郭がパリッとするものを使用していますが(サイズが市販のものではないので明記できないのですが)、コンボジャズなどではクラシックの時に使っているマウスピースと全く同じものを使っていますし、楽器も同じものを使っています。
大きさはおよそBachの6Cです。
そう、ジャズとクラシックの吹き分けのために楽器やマウスピースのセッティングを全く変えていないのです。
そして最初の動画に戻るのですが、クラシックではお馴染みの深めのマウスピースも、ジャズの現場でも普通に使われているのです。
シンフォニックなマウスピースでも、ジャズはできるのです。
つまり、「道具による吹き分け」ではないということなのです。
では、何が違うのかというと、それはニュアンス。
発音の仕方や、息の入れ方などのニュアンスの違いなのです。
もちろん、出したいニュアンスの違いによってマウスピースを替えることも必要だと思います〜。
コンボとビッグバンドでは音の立ち上がりのニュアンスや音のイメージも変わりますから、私はビッグバンドやロックなんかは浅めのマウスピースを使って使い分けをしています。より出したいニュアンスが表現できるマウスピースです。
ちなみに、私はどのマウスピースもほぼリムの口当たり、大きさは同じです。
持ち替えの時に大きさや形が違うとストレスを感じるタイプなので。
そうじゃない人も勿論います。
大きさや形が変わることで頭の中の切り替えができる方もたくさんいらっしゃるので、同じ大きさにするかどうかは、色々吹いて経験してみないとわからないかもしれません。
私もここ数年で気づいたので笑
でも、一概にジャンルが違うからマウスピースを替える、ということは言えないということなんです。
クラシック用、ジャズ用ではなく、「自分の表現したいものがより簡単にできるもの」を選ぶのがポイントになるんだと思います。
マウスピースも色々吹いてみないとわかりません。
そこに散財するのはある意味仕方のないことなのかなあって気もします笑
経験してみないとわからないですからね〜。
素敵なマウスピースとの出会いがありますように!
ではまた。ばいば〜い!
トランペット奏者、作編曲家の岩田恵子と申します。 お仕事の話やトランペットの奏法などについて色々と発信していきます♬