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「ありのままでいられることこそが社会を素晴らしいものにしていくんだ」業務サポーター/日向 通絵のインタビュー

こんにちは!
「障がいを特別なものにしない会社」KEIPE(ケイプ)株式会社です。
KEIPEでは、何らかの障がいを抱えて就労が困難になった方の社会復帰を支援する福祉サービスを展開しています。

連載「KEIPEople」(KEIPE + people)では、KEIPEで働く仲間たちをインタビュー形式でご紹介!今回紹介するのは、業務サポーターの日向 通絵(ヒナタ ミチエ)です。

職業指導員/日向のキャリアと仕事

日向 通絵
1983年生まれ・長野県長野市出身。
人と接する仕事がしたいとホテルマンを志し上京。専門学校を経て、都内のホテルに入社。その後結婚して山梨で3人の子育てと日々奮闘している中、飲食店やコンビニ、家電量販店など主に接客業を経験。様々な課題にも直面し「私はこのままでいいのか?」と考えていたとき、KEIPEと出会い障害者の就労支援の存在を初めて知りました。
人や社会に貢献しワクワクする未来を手に入れるため2021年9月にKEIPEに入社。

ーKEIPEではどのような業務をしていますか?

現在は、障害を持つメンバーの事業所内外での業務のサポートを行っています。

日々の業務を進めていく中で、メンバーが悩んだり困ったりしていることを聞き、スムーズに業務を進められるようにサポートしています。

共に悩み、成長していくこと。

メンバーの悩みや困りごとはすぐに解決できるものばかりではありません。だからこそメンバーに寄り添い、これまで以上に働きやすい環境を作ることが大切だと思っています。

共に考え行動することで、メンバーが「今日も一日頑張った!」「成長した!」と思ってもらえるように、メンバーの気持ちを大切に真摯に関わることを心がけています。

会社理念「心が満たされる場働く喜びを伝える人を創る」に衝撃を受けた


―KEIPEで働こうと思った理由を教えてください。

「自分の働き方はこのままでいいのか」

このように考え転職を考えていた頃、KEIPEの求人サイトに出会いました。そのとき、働いている皆さんがとても輝いて見えたんです。

また、会社の理念「心が満たされる場働く喜びを伝える人を創る」に衝撃を受けたのを覚えています。これこそが自分が目指している働き方、人生だとその時感じました。

前職でも障害者雇用のスタッフがおり、愛想がよくいつもニコニコしながら、不器用ではありますが個性を生かし働いていました。

ありのままの自分でいていいんだよ。

自分の人生に悩んでいるとき、KEIPEの会社理念が私を肯定してくれているように思えました。
苦手な部分はフォローし合い、得意を生かす。それが普通になる社会になってほしいなと。

KEIPEへの入社は、この「障がいを特別なものにせず誰もがそこに居ていい社会」という会社理念、その言葉に共感と衝撃を受けたことがきっかけとなりました。

その後面接でスタッフの奥野さんと木原さんのお話を聞き、その人柄と会社の雰囲気が居心地よく、「一緒に働きたい!」と熱望し今に至ります。


メンバーさんが笑顔で報告してくれるのが嬉しい

ーKEIPEで働き始めてから、印象的なエピソードがあれば教えてください。

まだまだ入社したばかりなので、経験が浅く業務や覚えることで手一杯の毎日です。そんな中でも一番嬉しいことは、一日の業務終了時にメンバーからの業務報告をいただけることです。

仕事が終わって疲れているはずなのに、笑顔で「今日は頑張ったよ。」「こんなところが上手くいかなかったけれど、相談したり工夫したりしてできた。」と笑顔で報告してくださることが本当に嬉しいです。

ありのままでいられることこそが
社会を素晴らしいものにしていくんだ

これは、私がKEIPEで働いている中でより強く感じたことです。

これまで色々仕事をしてきましたが、あらためて今KEIPEで働く中で感じたことは、障がいがあるから、この人はうちの会社には向いていないと、真剣に本人と向き合わず線引きをしている企業(人)があるということ。

そんな言葉を以前聞いたことがあり、私はその時は言い返すことができず、もやもやした気持ちを引きずっていました。でも、本来人間は皆そのままでいいはず。私はそう思うんです。

そこで、KEIPEが掲げる「障がいを特別なものにせず、誰もがそこにいていい社会。」という思いをしっかり握りしめ、今後もメンバーの皆さんと共に頑張っていこうと思います。

KEIPEではありがとうという言葉が飛び交っている


―この仕事をしていて良かったと思う瞬間はどんな時ですか?

私は人と接することが好きで、ずっと接客業を選択してきました。仕事をしていて何よりも嬉しいことは「ありがとう」という言葉です。

KEIPEでは、この「ありがとう」という言葉が飛び交っています。

「こんな素敵な職場はない」

メンバーさんからの「ありがとう」「話せてよかった」「聞けて良かったなど」の声をもらえたときは、本当に良かったと感じました。

「ありがとう」が飛び交う空間にいられること、自分が関わって何らかの形で喜んでもらえること。そんな毎日が幸せで、これからもみんなで「ありがとう」の輪を繋げていけたらいいなと思います。

メンバーさんから教えてもらうことも多く、これからも一緒に学び成長していけることを楽しみにしています。


人生の可能性に蓋をしないように、精いっぱい一度きりの人生楽しみたい


ー今後のご自身の目標や展望を教えてください。

今後は、人と関わって得られる喜びを感じてもらえるような仕事(接客、販売とか)をメンバーさんと一緒にできるといいなと思っています。

私も苦手なことはたくさんありますが、今までやってこなかったからとか、経歴がどうとかで諦めたくはありません。メンバーにも苦手なことや何かしらのハンディキャップを理由に、挑戦を諦めてほしくないんです。

「自分の人生の可能性に蓋をしないように、
精いっぱい一度きりの人生楽しみたい」

きれい事ではありません。そのためには努力もします。メンバーも同じように、人それぞれ違うのは当たり前。様々なことにチャレンジして自分のできることややりたいことを探し、仕事や人との関わり、挑戦を通して豊かな人生を送ってほしいと思っています。

一筋縄ではいかないこともあると思いますが、一緒に自分らしく素晴らしい可能性を見つけていけたらいいなと思います。

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連載「KEIPEople」では、今後もKEIPEで働く仲間たちを紹介していきます。
KEIPEをもっと詳しく知りたい方はぜひHPをご覧ください!


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