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【書評に出た本】2023年5月
『女性兵士という難問――ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』(佐藤文香 著)が第15回 昭和女子大学女性文化研究賞を受賞しました!
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■『女性兵士という難問――ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』
そのほか、5月に書評掲載された本を紹介します。
■クラウディア・ゴールディン【著】/鹿田昌美【訳】『なぜ男女の賃金に格差があるのか――女性の生き方の経済学』
「男女平等」の先進国アメリカでも、男女の間に残る格差。これは決して人ごとではない――
女性たちはどのように「家族」と「仕事」を選択してきたのか。
ウーマンリブ、「静かな革命」、リリー・レッドベター公平賃金法など、20世紀以降を振り返りながら、各職業のデータを経済分析し、女性の賃金の上昇を阻む原因を抉り出す。
アメリカのみならず世界の先進国の男女の「働き方」を見直すきっかけとなる一冊。
▶『朝日新聞』 2023年5月6日(12面・読書面) に書評が掲載されました。評者は、神林龍氏(武蔵大学教授・労働経済学)です。本文はこちら
▶『週刊東洋経済』 2023年5月27日号(p.92)「Book Review」に書評が掲載されました。評者は、安田洋祐氏(大阪大学教授)です。
▶『下野新聞』『大分合同新聞』『琉球新報』『福島民報』『沖縄タイムス』『山陰中央新報』に書評が掲載されました。評者は、堀越英美氏(文筆家)です。
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■阿久澤武史【著】『キャンパスの戦争――慶應日吉 1934ー1949』
このキャンパスは戦場とつながっていた――。
目映い光に溢れる「理想的新学園」はやがて、アジア・太平洋戦争へと巻き込まれていく。青春を謳歌していた慶應義塾大学の予科生たちが学ぶモダンな校舎はいかにして兵士たちが行き交う空間となったのか。連合艦隊司令部地下壕で知られる日吉キャンパスの誕生より米軍からの返還までを描く「戦争とキャンパス」の昭和史。
▶『毎日新聞』 2023年5月20日(web版)、2023年5月24日夕刊文化面(4面)に「慶應義塾日吉キャンパス 現職校長が掘り起こした激動の歴史」としてご紹介いただきました。本文はこちら
▶『読売新聞』 2023年5月21日(13面・文化面 本よみうり堂)に書評が掲載されました。評者は、牧野邦昭氏(経済学者・慶應義塾大学教授)です。本文はこちら
▶『週刊ポスト』 2023年5月26日号に書評が掲載されました。評者は平山周吉氏です。本文はこちら
▶『毎日新聞』 2023年5月28日(神奈川県版)「日吉校舎から見た戦争 慶応高校長、歴史書を出版 学生らの手記たどり、8年かけ活写」にてご紹介いただきました。本文はこちら
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■阿部卓也【著】『杉浦康平と写植の時代――光学技術と日本語のデザイン』
宇宙としてのブックデザイン――
戦後日本のグラフィックデザインを牽引したデザイナー、杉浦康平。
彼は写植という新たな技術といかに向きあい、日本語のデザインといかに格闘したのか。
杉浦康平が日本語のレイアウトやブックデザインに与えた決定的な影響を明らかにする。
▶『毎日新聞』2023年5月13日(15面・読書面/今週の本棚)に書評が掲載されました。評者は、鹿島茂氏(仏文学者)です。
▶『東京新聞』2023年5月13日(10面)、『中日新聞』2023年5月14日(12面)で紹介されました。
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■北條 雅一【著】『少人数学級の経済学――エビデンスに基づく教育政策へのビジョン』
未来を担う子どもたちを育む学校教育。本書は経済学をベースに社会学・心理学・認知科学等からの知見を取り入れ、少人数学級がもたらす学力・非認知能力の向上、学校教員の過重労働の軽減、教員不足解消への採用方策、教員のウェルビーイング、政策のコスト・パフォーマンス分析などの論点を、エビデンスを重視して検証する。教育経済学の新地平。
▶『毎日新聞』 2023年5月13日(14面・読書面/今週の本棚)に書評が掲載されました。評者は、大竹文雄氏(大阪大特任教授・経済学)です。
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■島田真琴【著】『アート・ローの事件簿 盗品・贋作と「芸術の本質」篇/美術品取引と権利のドラマ篇』
小説より面白い 名画・美術品の裁判!
アートマーケットが盛況のいま、比例して美術品に関する裁判事件も増加している。ダ・ヴィンチ、エゴン・シーレ作品といった著名な絵画の真贋や盗品に関する事件や、アートと著作権、外国の美術館からの取り戻し、環境保全に関する事件など、アートにかかわる数々の裁判事件を紹介する。
美術品にまつわる事件の「面白さ」に加え、アート法の世界を楽しむことができる。
▶『週刊読書人』2023年5月26日号5面に書評が掲載されました。評者は浅間哲平氏(明治大学講師)です。
↓著者による紹介文はこちら
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