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【テーマで読む】いま世界で何が起きているのか――政治・社会を見通すための34冊

「KUP立ち読みのススメ」のご紹介

 今回は、note同様、弊社の本を知っていただいたり、身近に感じていただいたりするきっかけになればと立ち上げた「KUP立ち読みのススメ」をご紹介したいと思います。

 コロナ下の生活で書店に足を運ぶ機会が減ってしまった方、また近場に書店がなくてなかなか直接本を手にとる機会がないという方にも、一度弊社の本を読んでみていただきたい――。そういった想いから、本の一部がお読みいただけるウェブサイト「KUP立ち読みのススメ」を開設しました。このサイトでは、「立ち読み(試し読み)」を公開している書籍や雑誌をまとめて紹介しており、随時新刊を追加しています。
(余談ではありますが、KUPとはKeio University Press(慶應義塾大学出版会)の略称で、サイト名は、福澤諭吉先生の『学問のすゝめ』にあやかっています。)

 また、このサイトの中には、【テーマで読む】として、それぞれのテーマに沿って編集者と営業担当がセレクトした本を紹介するページも設けています。

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 これらのページ内では、入門書や比較的読みやすいものを中心に、それぞれコメント付きでとり上げていますので、「何を手にとればいいかわからない!」という初心者の方にも、「これらのテーマについてもっと深く知りたい!」という読書好きの方にもブックガイドや読書案内としてご活用いただけます。ここでとり上げている本も、もちろんその一部をお読みいただけますので、もし気になったものがあれば、ぜひ【本書を立ち読みする】をクリックしてみてください。

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【テーマで読む】では、今後も様々なテーマを追加していきますので、ぜひお楽しみに! noteでも随時とり上げていきます。


「【テーマで読む】いま世界で何が起きているのか――政治・社会を見通すための34冊」について


 さて前置きが長くなりましたが、今回は最近追加されました「【テーマで読む】いま世界で何が起きているのか――政治・社会を見通すための34冊」 についてです。

 グローバル化は人々に多くの恩恵をもたらした一方で、格差や社会分断を生みました。各国で権威主義が台頭、移民・難民排斥の動きも強まっています。また国際関係も変化を迎えています。国内問題に追われるアメリカ。近隣地域と対立を強める中国。アジア台頭と存在感を弱める欧州。そして人の移動を阻む新型コロナウイルス流行。今まさに民主主義は挑戦を受けています。
 ここでは10のテーマから、私たちが生きる激動の時代を見通すヒントとなる本をご紹介します。

 しばしば、先行きが見えない不透明な時代にあるといわれる現代。そんな時代にあって、将来に不安を感じている人々が少なくないのか、昨今のテレビや新聞、書籍などでとり上げられる話題も、未来を見極めようとするトピックのものが多く見受けられます。
 そこでこのページでは、現代社会や政治にまつわる問題を10のテーマから考え、それらを読み解くヒントとなる弊社書籍を紹介していきます。とり上げるテーマは、いずれも近年ニュースや新聞などでキーワードになっているものばかりです。

1. 民主主義の危機と権威主義の台頭
2. 内向化するアメリカと人種問題
3. 台頭する中国と東アジア
4. 混迷するヨーロッパ
5. アジアのなかの日本
6. 戦争と安全保障を考える
7. メディア、世論とフェイクニュース
8. 分断化する世界と格差社会
9. 移民・難民をどう捉えるか
10. 感染症と国際政治

 一例として、「1. 民主主義の危機と権威主義の台頭」をご覧いただければと思います。(直接ページを見るにはこちらをクリック)

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 最初にテーマと、そのテーマがどのような背景をもった社会問題かを解説。その後、テーマに関連した書籍をコメント付きで案内しています。

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 セレクトした書籍の掲載順も、比較的読みやすい本や入門書から先に、より理論的で一歩先の読書ができる専門書を後にするようにしています。例えば、ここでいうと『暴政――20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン』が最初に手にとりやすい入門書で、より深く読みたい人には『失われた民主主義――メンバーシップからマネージメントへ』がおすすめといった具合です。
 また関連性が高い書籍は、できる限り並びで掲載するようにしています。
例えば、『自由なき世界――フェイクデモクラシーと新たなファシズム』と『プーチンのユートピア――21世紀ロシアとプロパガンダ』はいずれもプーチン露大統領の権威主義体制をあつかっており、近しいトピックを扱っています。

 その他にも「2. 内向化するアメリカと人種問題」ではBLM運動、「5. アジアのなかの日本」では歴史認識問題、「10. 感染症と国際政治」では感染症の流行――といったように、いま世界で起きている事柄や事件をあらためて考えてみるきっかけとなる書籍を選んでおります。
ぜひ気になった方は、秋の夜長の読書案内として【テーマで読む】いま世界で何が起きているのか をチェックいただけましたら幸いです!

この記事で紹介したウェブサイト・ページはこちら

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